2006年11月アーカイブ

昼過ぎまで家で仕事。来週の学内FDをふまえてのアンケート作成と原稿書き。ふぅ。

その後、愛知県立大学へ。スペインとの遠隔ゼミを見せていただくためだ。藤が丘で石川先生と立岩先生と合流し、リニモに初乗車。この沿線には大学が多いみたい。学生の利用が多いのかなぁ。

キャンパスはとてもきれい。数年前に移転したようで、そう言えば過去に行った公立大学と似ている部分もあるような気がする。授業は、日本側はスペイン語教育法を受講している学生7名、スペイン側はスペイン語を外国語として教えることに興味のある学生が4名、ということで、Skypeを利用しての遠隔ゼミであった。基本的に1回ローカルで準備して、遠隔ゼミに望むとのこと。今回は日本の風習についての紹介を基本としたもので、正月とかバレンタインとかそういったものを紹介していた。学生のスペイン語の流暢さ(って雰囲気しか分からんけど(笑))にも感心したが、両者の関係が非常に良好で驚いた。3回目の遠隔だったそうだが、スタッフとの信頼関係、学生同士の信頼関係がしっかりしているからだろうか。とても参考になった。

Skypeでこれだけできるということは、人数が少なければさくっと遠隔授業ができるということだ。まあ、そのための(いろんな意味での)準備は大変だけどね。また、授業デザインの重要性を再認識した。

帰りには味噌煮込みうどんをいただいて帰洛。名古屋ってなぜか行く機会が少ないので、一度はゆっくりしたいですね。

夜型脱却?

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疲れもたまっているので、朝は少しゆっくりした。役所などを回って、京大へ。来週や来年度の授業の打ち合わせなど。

台湾との遠隔講義。今日は、グループ課題の中間報告。台湾は2大学あって、京大生が若干少ないので、グループのバランスが悪いところもあるのだが、その中でみんな頑張ってくれているようだ。発表内容は把握できるが、時によっていい質問が思いつかずに落ち込むが。

そのまま院生指導。質問紙を早く完成させて実験に移らないといけないが、焦ってもだめなので、並行して前半部分の修論を書きはじめてもらうように指示しておく。その後、図書館行って論文コピー、先生と打ち合わせ、など。

最近は、夜帰ってからなかなか仕事が進まない。体が疲れてるからなのかなぁ。今年は、無理して睡眠不足にならないようにはしているので、そういう時は早く寝てしまう。これで朝型になれたらいいんだけどなぁ。そうもいかないのが、なんとも。

午前中は授業準備。「言語と平和」の学生スタッフが議論をやっていた。順調のようだ。自分も作業を進めなければ、、、。

午後から授業3コマ。「視聴覚教育」。レポートの書き方、久々に3色ボールペン読書の説明。「言語と平和Ⅱ」でも、レポートの書き方、プレゼンの構成について30分ほど説明。その後グループ作業。グループによって作業過程が違うのも面白い。進みがちょっと遅いところには、なるべくSAに見てもらうようにした。そういうグループは、往々にして教員には本音を言いにくいところもあるようだし。「資格情報処理B」。業務改善、情報の整理。早く終わった。たまにはいいわね。

夜は、土曜日の科研打ち合わせの準備。結局直前か、、、。他にも仕事がたまってきている。週末は出張続きでなかなか仕事できないし、合間を縫ってがんばらなければ。

3日間の出張といえども、月曜日は普通にやってくる。もう1日日曜日だったらいいのに(笑)。

午前中は勉強会。院生がダウンしたので、学部生と若手の会の振り返り。今後の予定を決定。翻訳予定の文献を一緒に読んでみることにした。学部生の勉強というよりも、自分に対するプレッシャーにしようという目的が強い(苦笑)。

センター会議、時間割の調整、「情リテⅣ-2」。なかばほったらかしだが、そこそこ順調にできている感じ。非常勤が休みだったので助かった。

金沢21世紀美術館

教育システム若手の会3日目。やや寝不足だが、5時間寝たのでまし。昨年は4時半まで起きてたし。5時くらいまで議論していた人もいるらしい。さすがだ、、、。

奨励賞の表彰と、種々の広報。「家に着くまでが若手の会です」と昨年の幹事の言葉をいただいて、終了。本当に長谷川さん@JAISTの会場幹事のサポートに感謝である。

さて、ここからは観光。車で1時間ほど行って金沢着。名大組とともに行動、というか連れて行ってもらった(笑)。金沢21世紀美術館へ。授業ではよく扱うこの美術館も行くのは初めて。まずは地上のプール?から、下を眺める。透けて見えるのよね。よく出来てるし、中に行きたくなるわな。その後、中を見てまわる。広い展示場に作品が数個、といった贅沢なスペース利用でとてもゆったり見られたし、体験型のアートや、仕掛けもあって、大人でも純粋にすごいなぁ、と思わせるつくりであった。

その後、近江町市場にて海鮮丼をいただく。満喫。時間が無くなり、残念ながら兼六園にはいかず。名大組と別れ、金沢駅でお土産を買い、帰洛。

まあ、疲れた。これで、あらゆる幹事から解放されほっと一息。陰から見守ります(笑)。

教育システム若手の会2日目。メインの日である。今年はプログラム幹事を仰せつかっており、テーマを「教育システム研究は教育の役に立つのか!?」というものにした。実践研究とシステム研究の垣根をとっぱらって議論できればという思いがあった。もちろん両方の合間にいる自分の立ち位置によるものでもある。

午前中はライトニングセッションで5分間の研究紹介。時間の読み間違いで9時から12時、昼食はさんで1時から2時、の合計4時間もかかってしまった。みんな疲れモードで申し訳なかった。でも、皆さんの研究を把握できて、昨年同様とても勉強になった。うちの学生たちは手前味噌ではあるけれど、練習の甲斐あって、しっかり発表できていた。この8ヶ月間の成果は出たのではないだろうか。もちろん、内容としてはまだまだ深められるので、残り2ヶ月でもう少し勉強してもらおう。

午後はテーマセッション。第1クールでは似たような研究テーマを持つ人を5名程度集めて、自分たちの研究の長所をまとめる。ここは比較的うまく進んだようだ。そして、第2クールではいろんな研究テーマを持つ人たち10名程度で、システム研究と実践研究の連携や、教育システム研究が教育の役に立つかという点について議論してもらった。かなり投げっぱなしになってしまって申し訳なかったものの、参加者のお力を借りて有意義な議論になったのではないかと思う。「教育システム研究は教育の役に立つのか!?」という問いには、自信を持って「役に立つ」と答えたい。そのためには努力が必要になる。もちろん、研究としては即座に役に立つわけだが、実践に利用する枠組みを考えることが大事だ。今後実践とシステムの両者をつなぐ役割を担うことができれば、と思う。

時間が押し気味に進んでしまったことは大変申し訳なかった。幹事としての力不足を痛感した。来年度はもう少しうまくいくように考えていただきたいし、その辺の経験は伝えられればと思う。

懇親会、仮眠(さすがに疲れた、、、)、お風呂、エンドレスセッション。奨励賞の集計に時間がかかる、、、。メールはちゃんと読もう>自分(苦笑)。四方山話で盛り上がる。来年度の計画についても面白い意見が出たし、もっともっと楽しいものにしていければと思う。そろそろ若手ではなくなるので、側方から支援して、若手(学生)のお手伝いができればと思う。

こういう会に出ると、もっとがんばらないと、と思う。内輪でわーわー言うとってもしゃーない。気合や、気合。

教育システム若手の会に参加するために石川へ。学部生3名を引き連れてドライブ。途中、トラブルもあったものの、無事北陸先端技術科学大学院大学(JAIST)に到着。こちらでは、長谷川さん@JAISTにネットワーク施設やスタジオ、遠隔講義システム、講義収録システムなどのデモを見せていただく。すげー。スタジオは今後のことを考えると参考になりそう。

会場近くまで45分ほど車を走らせ、夕食を食べて、会場入り。去年とは違って(笑)、きれいな感じ。前夜祭。2時までいろんな人とお話。初参加、初対面の人も多く、ちょっと緊張気味なところもなんともいえない。学部生3名は、明日のプレゼンに向けて練習していた。きっと落ち着かなかったのだろうけど、よく頑張っていた。しかし、先生風にしゃべると、他大学の仲間たちからすると変な感じなんやろね(笑)。

入試2日目。昨日と同様、公募制推薦の入試監督。無事終了。

学生は5連休になるので、いろいろと予定を入れているようだ。ちょうどいいタイミングなのかもしれない。

午後は、事務仕事と京都研究プロジェクト関係の仕事。原稿が進まん、、、。帰宅後、がんばる。もうちょっと?教育システム若手の会の準備を少し。こちらも遅れ気味、、、。風邪も本格的になってきたっぽいし、うっとおしい。

「大学受験料:勉強します 立命大、2学科出願なら/早大、センター併願で1万円引き」(毎日新聞 '06/11/17)。入試でどのくらいの黒字を見込んでいるのか、というところもポイントになるんだろうし、大学財務のことはよく分からないが、受験料をサービスすることによって受験生が多数増えれば、という狙いは十分に考えられる。。まあ、さすがに大学入試と予備校の模試を比べてはスケールメリットが違いすぎるとは思うが。しかし、これから大学の経営感覚はもっともっと重要になるなぁ、と思わせる記事だった。

今日から入試第2弾。公募制推薦試験で、試験監督。滞りなく終了。多くの大学でこの前後に入試があるようだ。今のご時勢、どこもかしこも大変そう。

原稿書こうと思っていたのだが、なんやかんやと事務仕事に手間取る。体調もよくない。結局、とりかかったのは家に帰ってから。そんなに遅くまでできないので、途中で終了。

その途中で少し仮眠を取ろうと横になる。そうすると10分くらいで携帯に電話。誰かな?と思ったら、間違い電話で何も言わずに切られる。ぶーぶー。そして、起きようと思っていた10分くらい前にチャイム。誰?と思ったら宅急便。うーむ。よくこういうことが起こる。なんで、私はこんなにタイミングが悪いんだろう、、、(泣)。

〆切が迫ってきたので、再掲です。
第17回教育システム若手の会のお知らせです。

こちらは人工知能学会先進的学習科学と工学(ALST)研究会の
後援を受け、教育システム(開発系ですね)に関わる若手研究者が
集まって様々なテーマで議論しようではないか、という研究会です。

3、4回生から自称若手?まで、集まってわやわややります。
11月24日から26日(中心は25日です)、場所は石川は加賀です。
申し込みまであと少しになりました。

ぜひ多くのご参加お待ちしております!

------------------------------------------------
2006年度 第17回 教育システム若手の会 開催のお知らせ
(後援:人工知能学会 先進的学習科学と工学研究会)
  案内URL: http://lisbon.jaist.ac.jp/kagakaga/

*日程:平成18年11月24日(金)~11月26日(日)
*場所:セミナーハウス あいりす (石川県加賀市山田町リ243)
    http://www1.kagacable.ne.jp/~iris/index.html
*対象者:教育システム関連の若手研究者(自称も含む)及び学生
*目的:
  1. 若手研究者の交流を深める
  2. 研究の悩み・疑問点・位置づけの整理
  3. ディスカッション能力を養う
*幹事:
 プログラム担当:
  村上正行(京都外国語大学) masayuki@murakami-lab.org
 会場担当:
  長谷川忍(北陸先端科学技術大学院大学) hasegawa@jaist.ac.jp
*参加申込:Webで受け付け中(申し込み〆切:11月17日17時(金))
URL: http://lisbon.jaist.ac.jp/kagakaga/

*メインテーマ:「教育システム研究は教育の役に立つのか!?」
ICTの進歩,情報工学研究の発展などによって,教育システム
研究はますます進化しています.また,教育現場にもICTが活用
されるようになり,さまざまな実践が行われています.

しかしながら,新しい教育システム研究で開発されてきたシステムや
明らかにされた知見が,教育現場にどんどん活用されているか,
と言われると疑問が残るのではないでしょうか?

そこで,今回の若手の会では「教育システム研究は教育の役に立つ
のか!?」というテーマで,自分の研究を振り返って見つめなおした
上で,教育システム研究が教育においてどのような役割を果たして
いるのか,実際に使ってもらうためにはどうすればよいのか,教育
実践に望むものは何か,などを議論できればと計画しております.

スケジュール(予定・概要):
11/24(金)
 17:00~ 北陸先端科学技術大学院大学
         遠隔教育研究センターデモセッション
 夜:前夜祭
11/25(土)
 午前:発表(ライトニングトーク)セッション
 午後:グループワークセッション
 夜:懇親会
11/26(日)
 朝:解散

若手の会では,毎年,教育システムに関する研究をしている(自称)
若手の研究者や学生が集まり,教育システム研究の発展向上を
目的に,様々なテーマについて議論しています.

本会は,自分達の研究に対して自由に幅広く意見交換をすると共に,
ディスカッション能力を養うことも目的にしています.
従って,通常の研究会などのように,研究発表が中心ではなく,
できるだけ議論をするようなプログラムを設定し,また全員が自分の
意見を自由に述べることができるような進行形態をとっています.

最後に,本会は(自称)若手研究者が中心であるため,同年代の
研究者と知り合うよい機会です.また,当日は服装も平服であり,
初めて参加しても気楽に溶け込める雰囲気となっています.
この会での経験は良い意味での刺激となり,今後の研究活動にも
影響を与えることと思います.

詳細,申込についてはホームページをご覧下さい.

風邪気味?

風邪気味なのか、のどが痛くてちょっとだるい。年内あまり休みのない日々が続くので、気をつけなければ。

京大デー。午前中は、外大の事務仕事。昼はルネで文献をチェックして、台湾との遠隔講義。今日は出張中の美濃先生が台湾大学から授業。出席システムと表情ログの獲得についてのお話。工学的な話で学生にとって分かりにくいところもあったようだが、技術の進歩に驚いていたようだ。しかし、あんな風にさらっと英語で講義ができるようになりたい、、、。

その後、学生とルネにてミーティング。

学生による授業改革

午前中に頑張って授業準備。ぎりぎりセーフ。

昼休みに「言語と平和」学生スタッフの集まりにオブザーバーとして参加。國安先生のご尽力により、17名の学生が参加。今日は顔見せで、これからまずは「言語と平和Ⅰ」についての議論をすることになっている。学生の意見を大学の授業に取り入れるのは初めての試みだと思うので、学生にもぜひがんばってほしいし、我々もがんばらなくてはならない。

「視聴覚教育」。日本語と脳の話。昨日と同じような感触。
「言語と平和Ⅱ」。グループ分けして2回目。図書館の使い方などを説明した後、グループ作業。みんな予想以上にがんばっている。まとめるのは学生にとってなかなか大変だと思うが、その辺の指導が教員の見せどころかな。まあ、経験が大事ですね。
「資格情報処理B」。20名ほど取り消したようだ。だからか、小テストの平均点もあがってた。減価償却やコスト削減の話。現実感がないので、なかなか難しいよね、、、。

早めの準備

午前は勉強会。4回生を3名連れて行くので、「教育システム若手の会」でのポジションペーパーの添削とライトニングセッションに関する指導。この間の教育工学会に連れて行って雰囲気はつかませているけれど、まだまだみんな心配のようだ。まあ、今から準備しておけば大丈夫だと思うけどね。自分も準備しなければ、、、。

午後、センター会議。その後、打ち合わせ。

「情リテⅣ-2」。グループ作業2回目。ぼちぼちかな。今回は途中で指導しつつ、できなさそうなことを減らしていくように気をつける。

同志社「教育工学」。予定を変えて、脳と日本語の話。先日もクローズアップ現代でやっていた日本語調査について話したのだけれど、思っていたほど「嫡流」「憂える」「懐柔する」は分かっていなかった。「憂える」は分かるような気もするけどなぁ。まあ、でも、これを読めるからどう、ということではないのだけどね。あとはいつものゲーム(テーマを決めて、前の人の言った単語に付け足していくもの)をやったりして、短期記憶の説明。来週はプレゼン。

スーパー銭湯

昼過ぎに京都に帰ってきて、買い物をした後、スーパー銭湯「五香湯」へ。あかすりがあるらしく、相方がやってみたいとのこと。実家で銭湯通いだった私は、ちょっと普通ではあったけど(笑)。でも、スーパー銭湯だけあって、広いし、サウナも充実、駐車場も完備。一方通行ありまくりで行きにくかったけど、まあ、街中だもんね。

相方はあかすりがかなり満足だったらしく、ご機嫌であった。私にもやれと薦められる。めちゃめちゃあかが出そうで恐ろしい(苦笑)。

読書な時間

| コメント(3)

昼過ぎに実家。久々に本を読み漁る。本当は来週中に〆切の原稿があるのでやりたいのだけれど、実家に帰ると、書く仕事がどうものらない。うーむ。まあ、これは来週の半ばに頑張るとして、おもむろに本を読むか。しかし、読書日記も書かなくなってしまった。記録だけでもつけておきたいのだけど。

ちょっとだけ「たけしの現代教育白書」を見る。テイストがあまり好きではないし、石原さんもちょっとだめなので、後半は見ず。結局のところ、ユンソナが言っていた「親のわがまま」が多くの問題の原因になっていると思うし、それをどうしていくかというところが大きいと思う。給食費を払わない親がインタビューに答えていたが、もしこれが本当の意見だとすると、もはや学校の先生では対処できないだろう。親は誰が教育すればいいのか、、、。大体、学校に多くを求めすぎだし、メディアも結局のところ、学校や教育委員会たたきに従事してしまっている。小中学校の先生はめちゃめちゃ大変だろう。もっと待遇をよくしないといけないと思う。

週の後半は授業が少ないので、若干余裕ができる。毎日こんな感じだったらいいのだけど(笑)。

午前中は事務作業と京都研究プロジェクトに関する作業。午後「情リテⅢ-2」。グループ作業にはいったところなので、それほどやることはない。終わってから、部屋の整理を少しして、年末までのスケジュール調整。年内の土曜日は休みが無くなり、日曜日もかなり仕事が入ってる。休みが、、、。平日にどこかで休みが取れるだろうか。

第17回教育システム若手の会のお知らせです。

こちらは人工知能学会先進的学習科学と工学(ALST)研究会の
後援を受け、教育システム(開発系ですね)に関わる若手研究者が
集まって様々なテーマで議論しようではないか、という研究会です。

3、4回生から自称若手?まで、集まってわやわややります。
11月24日から26日(中心は25日です)、場所は石川は加賀です。
申し込みまであと1週間となりました。

ぜひ多くのご参加お待ちしております!

#これも幹事です。やりすぎという声も聞こえてきそうです(苦笑)。
#今年で幹事は全部終わるぞー(笑)。

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2006年度 第17回 教育システム若手の会 開催のお知らせ
(後援:人工知能学会 先進的学習科学と工学研究会)
  案内URL: http://lisbon.jaist.ac.jp/kagakaga/

*日程:平成18年11月24日(金)~11月26日(日)
*場所:セミナーハウス あいりす (石川県加賀市山田町リ243)
    http://www1.kagacable.ne.jp/~iris/index.html
*対象者:教育システム関連の若手研究者(自称も含む)及び学生
*目的:
  1. 若手研究者の交流を深める
  2. 研究の悩み・疑問点・位置づけの整理
  3. ディスカッション能力を養う
*幹事:
 プログラム担当:
  村上正行(京都外国語大学) masayuki@murakami-lab.org
 会場担当:
  長谷川忍(北陸先端科学技術大学院大学) hasegawa@jaist.ac.jp
*参加申込:Webで受け付け中(申し込み〆切:11月17日17時(金))
URL: http://lisbon.jaist.ac.jp/kagakaga/

*メインテーマ:「教育システム研究は教育の役に立つのか!?」
ICTの進歩,情報工学研究の発展などによって,教育システム
研究はますます進化しています.また,教育現場にもICTが活用
されるようになり,さまざまな実践が行われています.

しかしながら,新しい教育システム研究で開発されてきたシステムや
明らかにされた知見が,教育現場にどんどん活用されているか,
と言われると疑問が残るのではないでしょうか?

そこで,今回の若手の会では「教育システム研究は教育の役に立つ
のか!?」というテーマで,自分の研究を振り返って見つめなおした
上で,教育システム研究が教育においてどのような役割を果たして
いるのか,実際に使ってもらうためにはどうすればよいのか,教育
実践に望むものは何か,などを議論できればと計画しております.

スケジュール(予定・概要):
11/24(金)
 17:00~ 北陸先端科学技術大学院大学
         遠隔教育研究センターデモセッション
 夜:前夜祭
11/25(土)
 午前:発表(ライトニングトーク)セッション
 午後:グループワークセッション
 夜:懇親会
11/26(日)
 朝:解散

若手の会では,毎年,教育システムに関する研究をしている(自称)
若手の研究者や学生が集まり,教育システム研究の発展向上を
目的に,様々なテーマについて議論しています.

本会は,自分達の研究に対して自由に幅広く意見交換をすると共に,
ディスカッション能力を養うことも目的にしています.
従って,通常の研究会などのように,研究発表が中心ではなく,
できるだけ議論をするようなプログラムを設定し,また全員が自分の
意見を自由に述べることができるような進行形態をとっています.

最後に,本会は(自称)若手研究者が中心であるため,同年代の
研究者と知り合うよい機会です.また,当日は服装も平服であり,
初めて参加しても気楽に溶け込める雰囲気となっています.
この会での経験は良い意味での刺激となり,今後の研究活動にも
影響を与えることと思います.

詳細,申込についてはホームページをご覧下さい.

午前中、某出版社の方と打ち合わせ。いろんなことを教えていただき、いろんな可能性も見えてきた。大変なこともありそうだが、ぜひチャレンジしてみたい。

昼休み、学科会議。「言語と平和Ⅱ」に関する話題も。多少の問題はあるものの、基本的には順調に進んでいるよう。ありがたいことだ。

教授会。来週土曜日のスケジュールに問題が、、、。なんとかするしかない。

引越して、2年ぶりに自転車通勤に戻った。片道30分程度なので、なかなかいい運動。先日、健康診断の結果が返ってきたけれど、コレステロール値が若干高い。。。体重も増えてるし。これで運動不足解消といけばいいのだけど。

ARの教育利用

美濃研デー。午前中はたまっていたメールの返事など。

午後、遠隔講義。今日は国立中正大学のChen先生の講義。VRやAR(Augumented Reality)の教育利用に関するお話だった。Chen先生はワシントン大学で研究されてきたそうで、ホームページはこちら。博物館などでの利用などが紹介され、デジタルストーリーブックでは、HMD(ヘッドマウントディスプレイ)をつけて本をめくるとサムライや忍者がでてきたりする。なかなか楽しそうだ。ただ、学生にとっては、HMDをつけて見た状態がイメージしにくかったようで、その点に関する質問がいくつか出た。また、今後体験できる機会があれば、させてあげたいと思う。


その後、まったりして、角所先生と打ち合わせ。壮大なる研究計画を聞かせていただく。なかなか最後までいかないそうだけど(苦笑)、少しずつ実現していけると面白いなぁ。

おきあがれず

| コメント(2)

学会終わりで、ようやく科研も仕上げて、かなり疲れがたまっている。ドリンクに頼る日々。

昼から(怒涛に感じられる)3コマ。「視聴覚教育」。デジタルミュージアム2回目。東大と海外の博物館の事例を紹介。「言語と平和Ⅱ」。前回提出してもらった課題をもとに、8つにグルーピング。それで各グループに分かれてもらい、調べるテーマを決定してもらう。クラスをなるべくばらすようにグルーピングしたので最初はちょっと心配でもあったが、走り出したら大丈夫そう。「資格情報処理B」。取引、在庫管理、商業簿記など。なかなかピンと来ない話かも。

帰ってご飯食べたら、寝てしまいそのまま起き上がることもなかった。。。ちょっと一段落だったからなぁ。

日常です

日常が帰ってきた。水曜日は非常勤で、木曜日はもともと授業ない上に学会準備、金から日が学会、とまったく学祭休みの恩恵をうけることができず、休みなしで金曜日まで乗り切ることに。。。

午前中は勉強会。教育工学会についての総括をみんなにしてもらった。学会に参加するにあたり、1つの発表を紹介するように指示を出した。簡単に話してもらえればいいと思っていたのだが、みんな自主的にレジュメを作成してきて、聞いた発表に対しての自分の意見、疑問をちゃんと持っていたので、感心した。

午後、センター会議、打ち合わせ。授業準備して「情リテⅣ-2」。グループを作って作品の打ち合わせ。今回はいろいろ考えて3名をベースにグループにした。いいものができるといいな。

同志社「教育工学」。プレゼンに関する話と、ICTを活用した授業実践の紹介。社会科の実践だったので、そこから派生してGoogle Mapやルーブル美術館のサイトなどを紹介した。Google Mapなどはあまり知らなかったようだ。みんな興味深く見ていた。

夜、最後の科研申請書書き。3時だ、、、。夜な夜な作業もこれで終止符かなぁ。。。

教育工学会終了。

教育工学会3日目。前日は結局3時まで飲むことになり、やや寝不足。朝食は長崎大組とスタバ。

午前中は田口さんや徳島大の発表を中心に聞きまわる。田口さんの大学初任者に関する研究はこれからも続けてもらって、問題点を明らかにしていってほしいなぁ、と思う。

昼食後、課題研究。モバイルと迷ったけど、「e-Learningを用いた高等教育における実践的教育改善の取り組みとその評価」に出席。金西先生@徳島大はあいかわらずの面白トーク。でも、しっかり実践と評価をなされていて、自分の経験や考えと合致するものだった。学生に講義アーカイブを見てもらうのって難しいですよね。真嶋先生@大阪府大の実践がとても印象的だった。e-LearningWorldでブースを見ていたけれど、実践のみならず、これだけしっかりと広報やブランディングしているのはすごい。公立ではなかなか考えられないのではないだろうか。

学会ではいろんな発表を聞き、いろんな人と話し。とても刺激的で、やる気になる。この気持ちを以下に維持させるか、が問題だ。いろいろ考えたので、実践につなげていきたいと思う。

教育工学会全国大会2日目。今日は、語学教育、SNSを中心に聞きまわる。植野先生@電通大の発表はいつもながら勉強になる。今日は外大の院生さんも来て、語学教育の発表を聞いていた。幅広い発表内容なので、なにかの参考になると思うし、来年以降に機会があれば発表してほしいと思う。また、うちの学部生とも話してくれていたので、学部生にとっては参考になることもあったのではないかと思う。

昼休みを活用して、「教育システム若手の会」の方の打ち合わせ。こういう機会でないと、なかなか会えないですしね。そっちの準備も早くしなければ、、、。その後、関大ツアーで施設を見せていただく。外大の「情報リテラシーⅣ」は、関大総合情報学部の授業を参考にしているので、その授業を実際にしている部屋などもみれたし、学生が利用できる映像編集室やプロジェクト室などみれて、今後の参考になった。

懇親会で先生にご挨拶したり、仲間たちと話したりして楽しく過ごした後、「ワカモノタチの大宴会」会場へ。最初、ちょっとどたばたしたり、遅れたりしたけれど、9時から飲んでもらって、9時半前に司会として挨拶。なんとちょうど100名という予約どおりの人数が参加。おそるべし。幹事として活動していただいた皆様には広報、当日の支援などさまざな活動をしていただき、特に若手の皆様にはご尽力いただいた。坂田君@関大、渕君@関大は学会運営で大変な中、会場予約、案内で走り回ってもらい、渡邊君@東工大、大浦君@東工大には受付システムの運用、Webページの開発をして迅速な受付業務を支援していただき、三宅君@東大、館野君@東大、中澤さん@阪大、大山さん@立命には受付、会計で宴会中もお金の計算などしていただいた。心から感謝したい。

参加していただいたみなさま、ありがとうございました。いろんな分野の方に参加いただいたし、交流してもらえたのではないかと思います。中原君や望月君がやってきたこの会を、無事に運営して引き継げたかな。来年は山田君@東工大を中心に開催します。ぜひ皆様ご参加を!

私はみなさまと個別にはあまりゆっくりお話できなかったのが残念だったのですが、たくさんの方とはお話できたので、また学会内外の機会を見つけてお話できればと思います。お気軽に声をかけてください。ただ、こちらは顔と名前を覚えていない可能性があります、その辺はどうかお許し下さい。。。(苦笑)。

日本教育工学会第22回全国大会。今年は関西大学高槻キャンパス。総合情報学部のある、今や関西の教育工学の拠点と言える場所だろう。ただ、高槻までは便利だけど、そこからバスで20分強山に登るのはちょっと大変かも(苦笑)。今回は田口さんの弟子?の大山さん@立命M2と、外大生4回生3名の4名を連れてきた。朝から次々と仲間たちに久しぶりに出会い、ついついテンションが高くなる。

今回は朝1のセッションのトップバッターということで、(いいわけにはならないが)練習不足だったので、少し心配だったが、一応時間通りに発表は終了した。今回は京大-台湾の遠隔講義に関してで、授業をやるので精一杯で研究にまではまだいってないのが現状。藤木先生@長崎大から質問をいただいた。
その後の畑先生@梅花女子大の発表がとても興味深かった。Webベースの遠隔ゼミシステムを開発し、留学生の支援、指導や、遠隔教育(日本語教員を目指す日本の学生と、日本語を学んでいる韓国の大学生)実践に関するお話。非常に実践的だし、大学で必要としている支援を行っていると思った。うちの大学でもこのような支援を行えれば、と思っていたので、何かの機会で大学内に伝えたいと思う。また、遠隔教育も、開講時期のずれや、Win-Winになるカリキュラム作りなど実践を通して、よく考えられていると思った。

昼休みは階段で弁当やパンなどをみんなで食べて歓談。4回生にとっては難しかったようだが、熱心に聞こうとしていて、向上心もある。連れてきてよかった。他の大学の学生や院生の報告を聞いたり、話したりする機会はこれから研究に携わらないにしても何かの役に立つと思う。まあ、当の本人たちは知らんままに言うがままに連れてこられたような感じだろうけど(笑)。

シンポジウムはどちらにも出たかったけど、「社会人の学習環境を創る」の方に参加。企業内教育の現状や実践例、問題点を紹介していただき、就職活動を支援する立場としても、大学人そのものとしても参考になった。企業と大学の問題点は、結構共通しているのかも、という印象もあった。

北村先生@熊本大は、ご自身の経験をふまえつつ、eラーニングをどのように企業教育に活用しているのかをお話され、eラーニング教材について紹介された。eラーニングならではの学びを考えて人材育成の体系・システムに組み込む、というお話は、自分の考えている、遠隔教育ならではの学びを考えなければ、とか、大学の特徴を活かした教育をカリキュラムに組み込む、というのと同じ趣旨でとても心強く思えた。eラーニングでは産業能率大学で開発された「タラレバeラーニング」のデモをされた。作るのは大変そうだが、とても興味深そうな教材だった。

蒋先生@リクルートマネジメントソリューションがOJTの問題点について触れられた。顧客ニーズの多様化(パターン化できない)、知識スキルの流動化(ミドルクラスが経験していない)、場数が踏めない、というのはなるほど、と思った。現場で実践を積むとはいえ、多様化に対応するのは大変だ、ということらしい。これは組織の意思決定モデルにも関係してくるのかも、と思った。その後の妹尾先生@東工大の知識創造、SECIモデルとそれぞれの実践例はとても参考になった。聞く側としては、前の2人の話を理論化するようにまとめられたと思うし、3名の話の流れはとても聞きやすかった。さすが、堀田先生と中原君だなぁ、と感じる

午後のセッションでは、まずは大山さん@立命の発表。聞くほうが結構緊張したりする。私は2回練習をみてpptを修正したが、本番が一番よかったし、よくできていたと思う。あとは、質問対応をどうこなしていくか、という課題は残るけれど、初めての発表としては上出来だったのではないだろうか。これから修論にむけてもうひと踏ん張り。その後は坂田君@関大の発表などを聞きまわる。後藤田君@徳島大のSNSを用いたランニング支援システムはとても面白かった。さすが徳大、という感じ。

夜は、長崎大組、関大OB組、京都外大組で飲み。森田先生@長崎大とは初めてお会いできた。お互い名前は知ってたんだけどね。イメージと違い、とてもがっちりして体育会系。楽しくお話できてうれしかった。その後は同室の寺嶋君と少しお話。

 

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