2009年1月アーカイブ

新宿のビックカメラで細かい買い物とか、予算消化のリストアップをしてから、京都に戻る。

いったん家に戻ってから、大学へ。採点作業。そうです、採点の祭典(笑)。今学期は1月の間に出席チェックをしたり、少しずつ採点したいたりしたので、結構終わっている。現時点で5クラス終了。あと2クラス。明日で、なんとかなりそうだ。FD関係の調整を少し。

ここ最近、言えることはなるべく言うことにしている。言わずに後悔よりも、言って後悔、の方がいい。Win-Winになるように物事をすすめていきたいけど、その前段階でいろいろ大変。少しずつ進んでいければいいかなぁ、と思う。


東京へ。はじめてICOCAを使ってどきどきする(笑)。

青山学院大学へ。ヒューマンイノベーションセンター(HiRC)現代GPフォーラム「-ICT活用教育を推進するFD/SDプログラム」に参加。

佐伯先生らの挨拶、清水先生@NIMEの基調講演のあと、松田さん、佐藤さん、松本さんのお話を聞く。FD・SDのための教材を作成しており、学内外に公開していくとのこと。青学が作った、ということもあるし、ナレーターもプロで、教材自体もしっかりしているので、注目は集まりそう。ただ、やはりFDなので、対面研修との組み合わせが重要になりそうだ。今後に注目。

情報交換会を青学会館で。無料だって。すごーい。美味しい料理をいただきつつ、福本さん@NICER、江本さん@岩手大、末本さん@金沢大らとお話。また、くだらない話をしてしまった気が(笑)。すべらない話をしようとすることがメインになりつつあるな、最近。鈴木先生@熊本大も来られていたのでご挨拶。参考になる、というか、考えさせられるお話をしてもらった。

その後、渡辺君@東工大に案内してもらい、御園君@東工大と合流して昭和テイストなお店で飲み。ウイスキーメインで、いろいろお話。いやー、楽しいね。

朝早くに歯医者。治療は短いし痛くないのだけど、掃除が長いし、痛い。。。まあ、これまで何もしてないんだから、仕方ないんだけどねぇ。。。がりがりいってるよ。

採点とか事務作業とかして、広報委員会。時間限定なので、てきぱき進む。ホームページ、学内広報誌の改善について。全体的な状況把握、弱点認識、についてはよくできていて、その通りだと思った。これをどう実行していけばいいのか、というところ。最近あちこちで言ってるけれど、評論家ではなく、実践者がほしい。自分の感覚とか経験だけで意見言う人が多すぎる。もちろん感覚や経験は重要なのだが、もっと相対化してから話してほしいし、実行するための方策も考えてほしいところ。もちろん、自分も他人事な評論家にならないように、実践力を身につけていかないといけないと思う。

教授会2つ。またもやつっこみどころ満載。。。もうつっこまなかったけど。


京大デー。午前中は少し作業したり、打ち合わせしたり。

昼食会、修論に関して打ち合わせ。とりあえず、引き続き頑張ってもらう。

共同研究の打ち合わせは、遠隔会議システムの不調により、延期に。まだ、あまり準備できてなかったので、2月上旬にがんばらんと。

しかし、めずらしく先週、今週とボスと何回かお話することになった。自分も結構忙しいと思っているが、ボスは私の何倍も仕事をこなしている。なので、今の自分の忙しさにも諦めはつく(苦笑)し、もっと能力を上げなければ、と思う。でも、20年後にはもしかするとボスくらい忙しくなってたりするのかなぁ、、、と思うと心配だ。大丈夫なのかなぁ、私。。。

授業終了!

今日は車で大学行こうと思ったら、車動かず、、、がーん。バッテリかしら。寿命かしら。仕方ないので、いつもどおり自転車で大学へ。

午前中、某企業の方が営業に。私では下っ端過ぎて、来てもらっても何もならないのだけど、せっかくなので、いろいろ仕事のお話とか大学教育のお話とかさせてもらう。LMSの導入については、どうもセクショナリズムによってうまくいってないのが現状。だれか全体的な絵が書ける人がいないとちょっとしんどい。

昼から3コマ。「ICTの活用Ⅱ」。プレゼン。来年度もこの形でいいのかなぁ。。。迷う。

「言語と平和Ⅱ」。グループプレゼン。こちらは指定質問制をとったので、みんな質問をひねりだしてがんばっていたのだけど、今日の質疑はなかなかよかった。回答者が自分なりに回答しようと試みていたからだ。もちろん、回答そのものにはかなりあやしいところはあるのだけど、相手にわかってもらおうという姿勢がいい。こういうのを積み重ねてもらえれば、いい成果が出てくるだろう。

「現代社会研究ゼミⅡ」。発表。6名なのでなかなか大変。コメントなどで、勉強と研究の違いについても説明した。勉強はみんなできていると思うけど、卒業論文はあくまで研究だから、新しいことを見つけようとしないといけないし、問題意識を持って勉強しないと、本などの理解するだけで終わってしまう。難しいけど頑張ってほしい。3月末までにミニ卒論として8000字の課題を課す。来年度は最低1つは学会に出席してもらう予定。発表できたらいいけどなー、そこまではしんどいかな。とはいえ、発表できそうなネタは2、3あるので、ちょっとがんばってもらおう。

とりあえず授業が終了。いつものことながら、乗り切った、という感じ。この学期はなるべく採点しながら進めたので、それほど負担はないはず。外大の授業分は2日あれば終わる予定。

気がつけば21時半。むむむ。帰りに王将でご飯食べたら、ニンニクくさい、、、。がーん。

整理できてない??

午前中、院ゼミ。英語のチェックなど。

センター会議、部署をまわって、広報委員会の打ち合わせ。なかなかよい感じではないでしょうか。

短大「数的理解」。2回目の小テスト。できのほうは、うーん、、、。まあ、これからも頑張って勉強してね。その後、性格診断テスト。なかなか面白かったようだ。

「マルチメディアの制作」。ずっと出席していた学生の作品を中心に、結構いい感じでできている。うむ。

木、金、土、日とイベントが続いて頭が整理できていないからか、どうも調子が出ない。明日で授業も終わりだし、がんばらんとな。その4日間の日記は記録だけしておく。

国際シンポジウム「日本のFDの未来」2日目。

朝、外大に行って、ちょこっと事務作業してから、京大知蘭会館へ。

京大高等教育センター主催の国際シンポジウム「日本のFDの未来」に参加。

JSiSE研究会@八王子

教育システム情報学会の研究会@八王子に参加。JSiSEの研究会は初参加だったりする。


SNS新技術創造委員会

新幹線で品川、調布へ行き、電通大に。教育システム情報学会のSNS新技術創造委員会に出席。

委員会というか、研究報告会みたいな感じで面白かった。

その後、アキバ探索。

長い1日

7時に起きて、体調が戻ったことに安心。ふぅ。質問紙の修正、授業準備。

京大デー。「情報社会と人間」。最後で、要約を見ていろいろしたかったが、事前にあまり見れず、教室でも診るのに時間がかかるので、さらっと眺めて、SecondLife、デジタルネイティブの話。その後、質問紙を実施。 要約、ちゃんと作ってくれているようなので、頑張って分析しなければ。

昼食会のあと、修論指導というかバトル。自分で言うものなんですが、私は優しいですが、かなりドライなので、さっくりいきます。

セカンドオーサーの論文の不採録通知が、、、。そうですか、そうですよね。まあ、がんばらんと。

「情報科学演習」。最後とはいえ、これまでの問題の解説して、あとは作業のみ。

その後、院生とミーティング。不採録になった投稿論文の修正プランを提案してから、博士論文の目次構成の相談など。がんばってもらいましょう。

その後、しばらく作業して、ボスにいろいろ報告。中堅どころ?の後輩数名に「長い1日でしたねー」とねぎらってもらう。 そうやねー、ながかったねー、濃密やったねー(苦笑)。 体調戻っててほんとよかった。


8時間寝たのに、体調悪い、、、がーん。微熱。なんとかもってー。

午前中は授業準備、テスト作成。

昼休み、教育GPの日本語教員養成SNSのチュートリアル。みんな真面目にやっている。何とか盛り上げていかないと。

午後4コマ。「ICTの活用Ⅱ」。1グループドタキャン。困るなぁ。。。3グループが発表。

「言語と平和Ⅱ」。3グループが発表。途上国の貧困・教育、HIV、三大宗教。どこもなかなかよく調べている。プレゼン、となると、もう少し論理構成を明確にしてほしいな、と思うが、それは今後かな。

「資格情報処理Ⅱ」。3回目の小テスト。

「現代社会研究ゼミⅡ」。4人発表。みんな苦しみながらも頑張っている様子が垣間見えてよい。

教務部で四方山話。1ついい話があってよかった。たまにはそういうこともないとね。

22時半に何とか家にたどりつく。仕事はあるが、早く寝て、体調が戻っていることを願いつつ、明日の朝にすることに。

体調悪い。。。

体調悪い、、、。院ゼミ。院試対策など。もうちょっとだ、がんばれ。

午後、センター会議。久しぶりに梶川先生とお話。いろいろ聞いていただく。

短大「数的理解」。SPIの模擬試験。授業でやってない範囲の問題もあり、点数も取れなかったようだ。モチベーションを落とさないように、もう1回やってみよう。

「マルチメディアの制作」。課題作成。特に問題なし。3回生がほとんどなので、就活の話になったりする。

同志社「教育工学」。こちらは最終授業。ICTを活用した授業案のレポートをベースにしたグループディスカッション。盛り上がっていたと思う。司会が上手な学生がいて、面白かった。最後に総括。ほとんどの学生は教員にはならないけれど、一般企業でも有用な知識・知恵が多いので、ぜひうまく適用してほしい。

帰って、ちょこちょこ仕事やって、寝る。

みなさま

今週末の1/24、25に、京都大学高等教育研究開発推進センターが主催する
特別教育研究発足シンポジウムがあります。

申し込み〆切は過ぎていますが、もう少し残席があるようですので、
興味ある方、ぜひご参加下さい。
FDネットワークとか、ICT活用のFDとか、FDの推進主体とか、どれも興味深い内容ですよね。
私も両日参加します。

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京都大学高等教育研究開発推進センター特別教育研究発足シンポジウム開催のお知らせ

平成21年1月24日(土)、25日(日)の2日間、特別教育研究「大学教員教育研修のためのモデ
ル拠点形成」発足にあたり、京都大学芝蘭会館において、シンポジウム『日本のFDの未来-
Building the Core in Faculty Development-』 を 開催します。
どなたでもご参加いただけます。奮ってご参加下さい。

プログラム
第1日 1月24日(土)
13:00~受付開始

13:30~14:00 開会
 司会:溝上慎一(京都大学 高等教育研究開発推進センター)
 祝辞:久保公人(文部科学省)・松本 紘(京都大学 総長)

14:00~14:30 開会挨拶
 田中毎実(京都大学 高等教育研究開発推進センター)
  「大学教員教育研修のためのモデル拠点形成」
14:30~15:30 基調講演
Mary T. Huber(カーネギー教育振興財団)
「高等教育におけるTeaching Commonsの構築」

15:45~18:15 セッション1  FDネットワークの構築
    Jennifer M. Robinson(インディアナ大学ブルーミントン校 / ISSOTL会長) 
    小田隆治(山形大学 高等教育研究企画センター)
    松下佳代(京都大学 高等教育研究開発推進センター)
 司会:圓月勝博(同志社大学 文学部)

18:30~20:00 情報交換会

第2日 1月25日(日)
9:00~ 受付開始

9:30~12:00 セッション2  テクノロジー利用によるFD
    飯吉 透(MIT 教育イノベーション・テクノロジー局)
    Frank Prochaska(ノースカロライナ大学 チャペルヒル校 TLTC)
    酒井博之(京都大学 高等教育研究開発推進センター)
 司会:吉田 文(早稲田大学 教育学部)

12:00~13:30 昼食

13:30~16:00 セッション3  FDの推進主体を問う
    Mary T. Huber
    佐藤浩章(愛媛大学 教育企画室)
    大塚雄作(京都大学 高等教育研究開発推進センター)
 司会:夏目達也(名古屋大学 高等教育研究センター)

16:15~17:30 総括  各セッションのまとめ
      圓月勝博・吉田 文・夏目達也
 指定討論:田中毎実
 司  会:溝上慎一

17:30 閉会


詳細・お申込は
http://www.highedu.kyoto-u.ac.jp/fd/symp20090124-25.pdf
をご覧ください。

ゆったり日曜日

朝はゆっくり過ごして、昼から大学へ。研究室でゆっくり仕事できる。こういうのが日曜日だけ、っていうのはなんともいえないが、ありがたいことだ。シラバス書き、査読を終わらせて、授業の採点準備の作業。あとは研究準備しないとな。。。

帰ってから、採点準備を終わらせる。文献読み、読書。

センター試験ですね。試験監督がないので、何もない週末です。みなさん、すいません。

家にいて、たまっているビデオ(といってもHDDなんですよね。ついついビデオって言っちゃうけど)を見る。「THE THREE THEATER SP」、「トライアングル」、「あらびき団」、「デジタルネイティブ」など。「THE THREE THEATER」はいいよねー。こういう番組がもうちょっとほしいな。

合間にはシラバス書き。採点準備。読書。たまにはこういう日もないとね。あ、査読があった、、、。明日します。

英語の勉強はなんとか続いている。続けているのには、いろんな理由があるのだけど、その1つに年末に水村美苗「日本語が亡びるとき 英語の世紀の中で」を読んだこともある。ブログでは話題のようで、それで知ったのだが、とても興味深い内容だった。

ネット上にたくさん書評(梅田望夫氏@はてな、小飼弾氏など)もあるし、あまりうまく書けないので、ぜひ読んでもらいたいと思うのだが、言語を「普遍語」「現地語」「国語」の3つに分けて議論を進めている。知を伝えたり、求めるために普遍語が必要となったり、翻訳という作業が出てくる。文学者や人文科学研究者の場合は、また異なると思うが、この本を読んで、私のような分野の研究者の場合、「普遍語」を操れることが必須だ、と痛感した。自分の存在意義をずっと考えていた時だったこともあるだろう。

内容については賛否両論あると思うのだが、とくにうちの学生には読んでみてもらいたい。外国語大学の大学生として、なにかしら思うところがあってほしい。

北稜高校SELHi中間発表会に参加。今年でSELHi採択2年目で、その成果を報告することが目的で、研究授業、議論、講演といったプログラム。京都府以外にも関東や四国などから50名ほどの高校教員が参加されていた。その中に、京都外大の卒業生もいてびっくり。

午前中は研究授業。3限目は1年生のクラスで50分がっちり見学。比較級の文法の授業ながら、問題をまじえたリスニング、ペアワーク、並べ替え、グループワークなどさまざまな活動を組み合わせての授業。生徒も熱心に取り組んでいるし、先生もものすごくいい雰囲気で授業を進められていた。すごいなぁ。こういう授業だったら、今もうちょっと英語しゃべれてたかも。

4限目は2年生のクラス(2クラスを2つずつに分割していたので、合計4つの授業)をあちこち見てまわった。ネイティブの先生のディベートあり、インタビュー番組の設計あり、味のある先生によるニュース読解ありで、バラエティに富んだ内容。すごいなぁ。

昼食後、研究協議。50名以上の英語教員が参加されている中、前に座らされる、、、専門家たちを目の前にして、緊張。コメントも求められる、、、(汗)。1回目はぐだぐだ。あぁ、、、(泣)。2回目は自分の専門にひきつけてコメントしてみる。とりあえず。あー、へこんだ。。。

休憩後、鈴木寿一先生@京都外大の講演。英語指導に関する勘違いについて。話を聞いて、すごい納得した。まずはアンケートに答えさせることで自分の指導について振りかえさせつつ、研究成果に基づいて、実践的な内容に砕いて説明していくところがすごい。あの展開なら現場の高校教員も腑に落ちるのではないだろうか。とても勉強になった。また、講演の最初の部分で、理論なき実践、実践なき理論、ともにだめ、ということを指摘されていた。当然だと思うし、自分でも気をつけないといけないと思う。

あと、研究会、学会の話もされたり、京都外大の話もされた。こういう場で大学のことを話すことが、熱心な教員が大学院に来てくれたり、教員が高校で大学の話をしてくれたりすることにつながるわけで、効率のいい広報になっていると思う。こういう活動こそ推奨されるべきだ、と思う。

運営委員を拝命して2年。授業を見せていただいたりして、ものすごく自分の勉強にはなっているけれど、ほとんど役に立っていない。。。少しでも役に立てるように、かかわりを考えたい。

北稜高校の特長は、英語教員全員がしっかりと関わっていること。これが大きい。また、普通の公立高校であることも大事だと思う。あと、こういう場に各地から50名以上の英語教師が集まって熱心に勉強しているということ。どうしても、問題点だけクローズアップされて報道されることが多いけれど、多くの教員は本当に熱心に活動しているということを知ってもらいたい、と切に願う。


「調査・統計の基礎」。レポート作り。みんな頑張って作っている感じ。

午後から教育GP打ち合わせ。システムは出来ているので、まずは3月までどうやって運用していくか。4月以降の授業での活用を中心にすえるべきではあるが、それでもSNSの活性化はなかなか難しい。その辺りをどうデザインしていくか、がポイントになる。

事務作業に従事。業績書いたり、まとめてもらったり。細かい、、、。大体でいいのにね。履歴書書いたり、写真撮ったり。大体でいいのにね(2回目(笑))。えらい時間をとられる。ただ、職員の方に業績をまとめてもらえて助かった。

帰ってから、いろいろ作業。仮眠とるつもりが、コタツでそのまま寝てしまう。。。あぁ。

山内太地氏の「下流大学に入ろう!」。発売直後に読んでいたのだけど、とても面白い。山内氏はライターで大学を巡っておられるそうで、この面白さは大量の一次情報によるものだと思う。

下流大学という言葉は、やはりあまり好きではないが、三浦展の「下流大学が日本を滅ぼす!」(感想を書いた以前の日記)に対してのタイトルなので仕方ないところ。三浦氏の本がデータに基づいていない分、この本はデータに基づいているところが
ぜんぜん違うところ。

タイトルはちょっと違和感もあるが、内容はしっかりしていて、ランク付けに一喜一憂せず、多くの大学はリベラルアーツを目指すべきである、と述べている。ICUが1つのモデルとして提唱される。その通りだと思う。18歳の60%近くが大学に進学するというユニバーサル段階になったわけで、研究系大学を目指せる大学は別として、多くの大学は学生に教養を身につけさせることを目指すべきだと思う。逆にあまり就職に役立つ能力だけを意識すると、その能力がすぐ使えなくなることもあるのだから、地に足つけてリベラルアーツを修得させるべきだろう。

本論では、いろんな大学の取組が紹介されており、興味深い。新学科のオープンキャンパスに閑古鳥が、、、という話題もあり、いい話ばかり出ないところも有用だと思う。

自分の大学の”売り”をどう捉えて、どうアピールしていくのか、が大事だ、ということを示してくれていると思う。本来、大学人が自分で理解すべきことだとは思うのだが、、、なかなかできていないのが現状だと思う。こういう本を使って、自大学の立ち位置を理解すると同時に、教職員の意識を変えていければなぁ、と思う。

しかし、うちの大学にも来てるんだよなぁ、、、どう思ったのかしら(笑)。

あと、同時期に「学歴ロンダリング」という本も出ていて、読んだのだけど、、、こちらはちょっと違和感。唯野さんが書いている部分を中心に「確かに」と思う部分もある反面、この本の意識のような形で進学されるとちょっと厳しいな、と思う。

 

京大デー。「情報社会と人間」。ロボットの話。資料の見直しが不十分で最初は少しおかしい感じになったが、後半石黒先生出演のビデオを見て盛り返す。さすがだ。課題にしていた映像の要約も結構やってくれていて、一安心。頑張って研究にするぞ。

昼食会、情報教育教材打ち合わせ。生協の方のお話を聞く。うーむ、面白いじゃないか。参考になった。3月に報告しないといけなくなったようで、、、仕事進めないと。

「情報科学演習」。配列の復習。単純ソートもやってみた。ソートの話とか入れてもいいのかも。どたばたしたものの、何とか乗り切る。学生は問題ないみたい。すごいなぁ。

しかし、ほんとにいろんなことやってるなぁ、と自分でも思う。根無し草になりそうなのが怖いですが。。。まあ、京大の総合人間学部に入ったんだから、仕方ないわね。めざせ、スーパー何でも屋。

授業、本格開始

朝からいろいろ巻き起こる(苦笑)。

本格的に外大の授業が開始。4コマ。

「ICTの活用Ⅱ」。グループプレゼン。ふむ。

「言語と平和Ⅱ」。こちらもグループプレゼン。ストリートチルドレン、沖縄問題、地球温暖化。沖縄問題は体感していないからか、私もあまり補足説明できなかった。学生にとっては、もっとピンときてない部分はあるのだろうな。もっと知識を持っておかねば、と思った。

「資格情報処理Ⅱ」。確率、図表化など。

「現代社会研究ゼミ」。発表は3クール目。どれもなかなか面白いと思う。ミニ卒論に向けてがんばれるかな。

研究室に戻った後、もう1回電話。いやー、まだまだ大変そうだな。


指導を通して

成人の日。といっても、月曜日なので、普通に仕事をする。

午後から、遠海さんの修論指導。考察をいかにねるか。ここがポイント。研究だからね。先生方を少しでも納得させられるように、あと数日頑張ってほしい。

その後、大山さんの英語指導。こちらもあともう少し。踏ん張りどころなので、落ち着いて丁寧に勉強していってほしい。

この2人には、とにもかくにも頑張ってもらわないと困る。私にとっても、指導することを通していろいろ考えることや見直すことが多い。私も今年は1年しっかりがんばり続けたい。

久々テニス&新年会

朝はたまっているお笑いのビデオ(「爆笑レッドカーペット」と「THE THREE THEATER」)を見る。まだまだ残ってるなぁ(笑)。

昼過ぎから京大吉田コートで同世代のOBが集まってテニス。久しぶり。面々も久しぶり。テニスの方はいまいち(苦笑)。あいかわらず後衛が少ないので、上げボーラーになる。

その後、「ちくわ」にて新年会。鍋をしてくれる。おばちゃんも元気そうで何より。8名と少し少なかったのが残念だけど、みんなと会えてうれしい。大学関係者(といっても、京大に勤めてる人ばっかりか)が多かったので、大学の近況についても話題に。いやー、これから大変よねぇ。

今年こそ少しは体を絞って、テニスの試合にも出たいなぁ。ただ、なかなか予定があわないのだけど。。。

少しだけ掃除

午前中は家を掃除。午後から大学へ。こちらでも研究室を少し整理して、事務作業。まだまだ散らかってるのだけど、、、。

帰りにジュンク堂によって、本を購入。かなり買ってしまった。。。

大阪にて

大阪にていろいろ用事を済ます。夕方に京都に戻る。いろいろ雑用。


今日は授業なし。新年会。宣誓し、理事長のお話を聞き、「一月一日」と学園歌を歌う。「とーしのはーじめのたーめーしーとてー」ってやつですね。毎年どうしても書いてしまうが、「一月一日」を歌うのはやっぱりなんとも不思議。新春かくし芸大会を思い出す。そういえば視聴率低かったみたいですねぇ。

教養教育会議。ゼミの振り分け。昨年度より早まったとはいえ、今年度も結局どたばたしている。大学として、スケジュールや人数配分のシミュレーションが出来ていなかったり、学生に対しての説明が不十分だったり。なんでこうなってるのだろう、、、。不思議。教養教育としては、対応しようもないので、仕方ないけども。

学生の質問対応をした後、先生方5名と西院近くで新年会。いろいろお話できてとても楽しかった。

終電近くで大阪に帰る。

「原点回帰」

今日から授業開始。回数調整のため、月曜日の授業。あと1ヶ月乗り切ろう。

午前中、修論指導。〆切まであと10日ほどなので、できる限りいいものになるように頑張ってほしい。

午後、授業準備や事務作業して、授業2コマ。短大「数的理解」。数列。1回目の授業なので、少し多めにおまけ問題で楽しむ。「マルチメディアの制作」。FLASHで少しトラブル。謎。。。

さて、もう1月も7日。基本的に年度単位で研究者としての目標を立てていますが、やはり新年には生活の目標を。

今年の目標は「原点回帰」。丑年生まれなので、今年は年男。12年前に大学を卒業して、大学院に入学し、超未熟ながらも研究者としてのスタートを切りました。12年がたって、まだまだ半人前ながらも、大学教員として生きています。ただ、仕事に追われ、言い訳を年々身にまとって生活を送っているような気がしています。12年前の気持ちを思い出して、研究に対する素直な情熱を持って、研究に取り組みたいと思ってます。あと、仕事に追われるのではなく、追いかけるように。仕事が増えるのは当然ですからね、、、(泣)。

「原点回帰」って書くと、なんかノムさんみたいだけど。アウトローにストレート、やろ(笑)。もちろん、私のような変化球ピッチャータイプの人間でも、それを磨くことは大事ですからねぇ。

試運転

時差ぼけ中。。。遅く起きて、家でたまっている事務作業をこなして、夕方に京大へ。明日行けないかわり。

論文関係の仕事をしたり、いろいろ話をしたり。まずは試運転、という感じ。帰宅後、修論読んだり、査読したり。

本格的な仕事始めは明日から。いよいよ日常です。

時差の関係で1月5日は10時間しかないですよね。すごーい(笑)。

成田に15時前に着。バスで羽田行って、伊丹に飛んで、バスで京都駅に行って、帰宅。

この途中、レッツW7の液晶にひびが、、、。前から調子悪いと思ってたけど、、、なぜなんだ。正月早々、ついてない。

飛行機で映画

午前4時に家をでて、タクシーで空港に。めちゃめちゃ並ぶ。。。ぎりぎりで6時発シカゴ行きの飛行機に乗って3時間。シカゴでの乗り換えて続きは瞬時に終了、、逆だったらいいのに。3時間待って成田行きの飛行機に乗る。13時間、、、長い。なかなか寝れず、読書もずっとはできないので、映画を2本見た。映画はめったに見ないので新鮮。

「ハッピーフライト」。飛行機で飛行機に関する映画を見るのは変な感じ。ANA協力だから当然だけども。飛行機を飛ばすのにとても多くの人が関わっていることが分かるし、(トラブルがあるのだけど)楽しい感じで気楽に見れる。この後、キャビンアテンダントさんの仕事ぶりをみてしまうようになってしまった(笑)。

「おくりびと」。納棺師のお話。うーむ、とてもよかった。本木雅弘、山崎努、余貴美子、吉行和子、笹野高史、だものねぇ。広末涼子、昔アイドルだった?頃はあんまりかわいいと思わなかったけれど、最近かわいいと思うなぁ。話としては一部無理やりな感じのところもあったけれど、本質的なところはしっかりしていてとてもいい。ついつい涙ぐんでしまうシーンも多かった。中盤、山田辰夫が出てきたところが一番ぐっと来た気がする。

しかし、両方の映画に笹野高史でてるのよね。名脇役、ここにあり。


モントリオール最終日

モントリオール滞在最終日。昼からメトロに乗ってサンテレーヌ島に行ってみたり(結局歩いただけだったけど)、町で少し買い物したり。

帰ってから帰国の準備。荷物は激減(笑)。

久しぶりにゆっくりした休みだった。こういう時間も作らないといけないな。帰ったら日常だなぁ。

モントリオール生活もあと2日。昼から外に出て、買い物、用事などを済ませる。めちゃめちゃ寒い。。。最高気温で-14℃だった。。。

あまりネットは見ないようにしている、とはいえ、そこそこ見ているのだけど、ニュースで年越しは研村に関する一連のニュース(「年越し派遣村へ続々、300人突破 厚労省が講堂を開放」(朝日新聞 '09/1/3)など)というのを見て、とても気になっている。湯浅誠さんの本はとても興味深く読んでいるし、今回の機内の読書用でも湯浅さんの本(対談とかだけど)が2冊ほど入ってる。以前読んだ「反貧困」は秀逸だった。

湯浅さんはこの本の中で「溜め」という概念を重視している。「溜め」とは、”外界からの衝撃を吸収してくれるクッションの役割を果たすとともに、そこからエネルギーを汲みだす処方の源泉となる”(p78)ものであり、お金、人間関係(家族や親戚、友人)、 精神面(自信など)など、当然いろんなものがありえる。

そして、「自己責任」で片づけてはいけない、「溜め」が作れない状況に陥り、脱却できないのだから、といったことを論じている。そこを支援をするためのシステム作りが重要であり、その多くを担うべきなのが行政の役割である、ということだろう。

今回の年越し派遣村についても、湯浅さんがいろいろ考えての行動だと思うので、今回の行動がどういう風に進んでいくのか、とても気になります。いい形で進んでいくことを願います。メディアがどのように報じているか、も気になります。いろいろ言われますが、やはりメディアの力は大きいので、うまく作用してくれるといいのですが。

昨年の振り返り、今年の目標は帰国してから書こうと思っているのだけど、格差や貧困の問題についてもっと知らないといけないと思うし、なにか行動できないものだろうか、と思っている。それは自分がロスジェネであること、(比較的レベルだとは思うが)貧乏だったこと、高学歴ワーキングプアの問題などが身近であること、といった理由がある。しかし、変な形では動けないので、しっかりと考えてみないといけないな、と思っている。

新年明けましておめでとうございます。

昨年も、みなさまに大変お世話になりました。
本年もどうかよろしくお願いいたします。

今年はカナダでの年越しでした。31日からトロントへ向かい、1日はナイアガラの滝を見てきました。
壮大な自然を目の前にして、心洗われた気分です。

今年も頑張るぞー。

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ナイアガラの滝!

元旦。明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

さて。ミステリーツアー in トロント(笑)2日目。ホテルからバスで1時間。ナイアガラ・フォールズへ。まずはスカイロン・タワーにのぼる。ナイアガラの滝が見える。ナイアガラの滝はカナダ滝とアメリカ滝があって、カナダ滝の方が大きなカーブを描いていて、ホースシュー(馬蹄)滝とも呼ばれてかっこいい。しかし、いつもよりましとはいえ、寒い(笑)。

その後、IMAXシアターはキャンセルしてその辺をぶらぶらした後、いよいよテーブル・ロックへ。ナイアガラの滝を近くで体感。すごいなぁ。すごいとしか言いようがない。壮大な自然を目の当たりにして、心新たにする。新年にこういう場所にいることができたことに感謝しないとね。まあ、こういうイベントは柄でもないわけだし(苦笑)。

その後、昼食をせかされたり、アウトレットモールによって買い物したり、と、よく分からないツアー旅行だったけれど、7時間バスに乗ってモントリオールに帰る。

ツアー旅行は初めてだったけれど、もういいかも(苦笑)。まあ、日本の旅行会社だったらまた違うんでしょうけどね。参加者はガイドに「あなたに責任はないから、マネーシャーに連絡するわ」と言っていた。

 

 


 

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