NEW ひとりのりつっこみ日記

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'04/9/30
会議のはしご

朝「情リテV-2」スタート。まずはPowerPointの使い方からで、順調に進む。 午後、寺嶋君とCALL調査の打ち合わせ。やはり評価の問題は難しい。 いくつか候補を出してみる。その後、会議が連続。教授会、授業評価委員会。 中座して、コンソーシアム京都の21世紀学研究会へ。 今年度のプラザカレッジについての議論。毎度のことながら、 ブレーンストーミング的に話題を出して、テーマを絞っていく。 面白いリレー講演になりそうな感じ。

8時過ぎに大学に戻って、教務部で授業評価委員会の話を聞いて 現代GPの予算申請に関する話。システム構築費がかなり予定外だったが、 なんとかなりそう?しかし、こういった業務は大変だ。


'04/9/29
ムッシュ・ピエールにはまる

午前中、D論作業。とりあえずこれでいったん送ってみる。 まずは相談しないと。また来週合間見て改善していこう。

午後は京都文化論用のサーバを設定。FedoraCore2をインストールし、 PukiWikiをインストール。いまや、Linuxのインストールも簡単になりました。 他にもがやがやいれて、グループ学習するための環境作りをしていく予定。

またもや台風ですね。直撃すると知らなかったのでびっくり。 少し早めに帰宅。テレビをつけると「爆笑おすピー問題!」でマジックの番組を やっていて、 ムッシュ・ピエールにはまる。トレビア〜ン。はじめてみたけど、 おもろいなー。 調べたところ、阪大の人科出身らしい。さすが?いろんな人間を輩出してますねー。


'04/9/28
編集好き嫌い

午前中、おいていたD論の修正作業を少しだけ進める。 何とか明日中にメドをつけたいのだけど、、、。 授業準備して、午後から「視聴覚教育」。今日はテロップの話など。 最近は「エンタの神様」などが流行っているので、その辺の話題も少し話す。 私は「エンタの神様」の手法はあまり好きではない。編集してない方がいいなぁ。 昔あった「投稿!特ホウ王国」など日テレは編集ガシガシという手法が好きだよね。

あいまに机を整理し、位置を変えて、パソコンのセッティング。 あー、安いのでいいやと思って買ったらファンがうるさいやん、、、。しまったなぁ。 とりあえずサーバにするつもりなのに。。。 「資格情報処理」。前回失敗したSSLの解説をして午後の過去問を やってみる。これから毎週1問やってみようかな。あとは稼働率、開発手法まで進む。

火曜日は疲れるのよねぇ。夜もはかどらないなぁ。。。


'04/9/27
現代GP採択「京都文化論」

今日から本格的に授業開始。午前中「情リテU」2コマ。 Active!Mailの利用について。いろいろできて便利になった。 昼休みは成績表を返却して、センター会議。いろいろ報告。 学生へのノートパソコンの貸し出しを開始。 興味ある学生さんはぜひ使ってください。

寺嶋君と打ち合わせ。形にはなりつつある。 あとはCALLアンケート、学会の話。 研究室に戻って、明日の授業準備、事務処理など。

6限の「京都文化論」に出席。 努力の甲斐あって現代GP(現代的ニーズ教育ニーズ取組支援プログラム)に採択された。タイトルは「官学連携による観光振興 -多言語で京都を発信する-」である。 しかし、これからまた大変である。今年は授業と並行で データベースサーバを構築することになるので、暫定的なサーバも運用しつつになる。 ただ、手探り状態だけど、こういうときのほうが案外うまく行ったりもするかとも思う。。学生は110名前後。みんな熱心に受講していたので、うまく力を引き出せれば、 いいものができるはず。何とか頑張りたい。


'04/9/26
モノと映像の重ね合わせ

昼まで爆睡。その後、先日日記にも書いた "Secret Poem"を見に京都嵯峨美術大学へ。 受付でHMDを借り、 装着して会場へ。モノと映像を物理的に重ねるものだと思っていたが、 それだけではなく、物語を重ねた(時間と言ってもいいのかも)もの、 イメージを重ねたものなど、いろんな重ね方があった。 うまく言葉にできないが、とても不思議な印象を受けた。 表現形式が多様になり、芸術の世界も変容していくのかもしれない。 (京都新聞にも取り上げられていた。「不思議なアートを提案 京都嵯峨芸術大生らが企画展」

「逃亡者」も最終回。 こちらも面白かった。 やはりナツミが鍵だったわけだが、 謎にも直結するからか今まであまり描かれておらず、 やや突拍子のない変化だった気はした。 他にもいくつか気になる点があるが、映像にする限りは仕方ないのかもしれない。


'04/9/25
発表は無事?終了

23日から3日間、東京工業大学で教育工学会が開催された。とても楽しく、 ほんとに疲れた3日間であった。夜は飲み、飲みだったので、日記も書かず。 書きたいことはたくさんあるが、簡単にまとめておくことに。

3日目。いよいよ発表。eラーニングのセッションで、一番最後。 有名どころが多くいるセッションだったのでかなり緊張した。 発表は、京大と鳴教との遠隔ゼミについてだったのだけど、 タイトルのつけ方がよくなかったのと、最初に実践について しゃべりすぎたことが問題だったことを反省し、 授業目標、研究目標をもっと明確にしないといけない、 もっとフォーカスをコミュニケーションそのものにあてて まとめたほうがよかったこと、などを後で指摘された。 まだ自分の中で消化し切れてない部分もあったので、 指摘を参考によく考えていきたい。鈴木先生@岩手県立大と 議論してもらってはっきりしてきたと思う。ありがたいことだ。 向後先生にも初めて挨拶できた。日記をずっと読んでるので、 なんか不思議な感じ。

午後、連名である神藤さんの発表を聞き、重田君@阪大、 田口さん@NIMEの発表などを聞く。そして最後の課題セッション 「e-Learning成功のための実践・運用のモデル化」。各大学の 実践報告があり、議論。金西先生@徳島大の報告にとても共感。 同じやなー。個人的には、いろんな先生が講義アーカイブに 参加してくれるための方策も知りたかったが、議論の内容はとても面白かった。


'04/9/24
教育工学会全国大会

2日目。一般セッションを練り歩く。 香川さん@阪大、高田先生@京大のTIDEのAlan-Kプロジェクトの話、 森田さん、大浦さん@東工大の報告を聞く。 引用してもらっていたこともあり聞きにいったのだが、 興味関心も近く、質問もできてよかった。 また、関西大の冬木先生も恐縮ながらこの日記を見てくれたそうで、 名刺をいただいた。CEASで 特色GPにも採択され、これから忙しくなられるのでしょうね。 昼食は田口さん、神藤さん、杉原さんとそばを食べ、抹茶を飲む。 うーん、日本人(笑)。

昼は遠山前文部科学大臣、ISTE理事のPiper氏の講演。 遠山前大臣の話は、網羅的な話で勉強になった。しかし、 いくつか今後のあり方を提示されたのだが、全部実施するのは難しいな、 と感じた。それらを実施するために、 今やっていることをどれくらい切れるか、ということがないと難しそう。 その後、植野先生@長岡科技大らとお話。アンケートに回答。 価値観の違いを垣間見る。

懇親会はものすごい人。話す人をさがすのにも一苦労。 昨日の課題研究で発表された北九州市立大学の水本先生、 池田先生とお話した。どこも苦労しながら進んでいるということを実感した。 また情報交換ができればありがたいことだと思う。 2次会では久保田先生@関大、木原先生@大阪市大といろいろお話しできた。 木原先生は周りの人がみんな知り合いなのでいろいろ話は聞くけれど、 直接話すのは初めてで、とても聡明な印象を受けた。


'04/9/23
CALL研究について考える

教育工学会全国大会1日目。午前中は一般セッションを見て回る。 岡本君@岩手県立大や尾澤君@早稲田大の発表、吉正君@京大や 語学教育の発表などを聞いた。 昼は望月君に案内してもらい、8名でラーメン。麺が甘めでおいしかった。 午後のシンポジウムでは、各報告者の報告がとても分かりやすかった。 教育の本質は変わらないわけで、教育そのもののために新技術をいかに活用するか ということを考えていくべきだと思う。あと、求められる教師の能力が変化し、 高くなるのは当然だけど、仕事量がどんどん増える現状をなんとか解決しないと いけないと思う。

課題セッション「第2言語学習を支援する技術とインストラクショナルデザイン」に参加。まず、寺嶋君がマルチリンガルCALLに関する報告を。 彼の発表はあいまに必要な知識を提供したり、問題点を指摘したりしながら 進めていくので、とても説得力がある。その後、言語系の先生の報告、 工学系の先生の報告を聞き、山田先生@NIMEのまとめを受けて議論に入る。 ここで、口火を切る。最初に普段から考えていたことをどーんとしゃべる。 (後で、しゃべりすぎたかな、、、と思ったけど。。。)。 言語教育者と教育工学者が協力しようとすると、お互いのうまみがなかなかない ところに問題がある。これはこの分野に限ったことではなく、 相手にやってほしいことが、相手の研究につながらず、 単なる仕事になってしまうことが多いのだ。 言語教育者と教育工学者の場合は、言語教育に関わる理論、教授法があれば なんとか解決できるのではないか、と考えている。

  • こういうことを教えたい
  • そのためにはある方法で教えればその力がつく、
  • その方法に基づいた教材を作成して、評価した、
となれば、きちんと実証すれば実践研究になると思う。 最初に「こんな感じの教材がほしい」 では、もちろん仕事だったらそれでもいいのだけれど、 研究にするときに説得力に欠けてしまうと思う。 この辺の問題意識を共有できるようにしたいと思っている。 本気でやるなら、情報工学者にも入ってもらって、 3者で協力したいところなんだけど、 コーパスなり音声認識なり、それぞれ研究者も違うから難しいし、 それこそうまみがないんだよね、多分。

ワカモノたちの大宴会。110名集結。これで学会できそう(笑)。 望月君@神戸大をはじめ、スタッフの皆様に感謝です。 中原君がボストンから阪大の超鏡システムを使って最初の挨拶。すごいよねー。 私は30歳以上のスペースを「スナック ミドル」と名づけ、基本的に まったりお話しする。全体の平均年齢はたぶん25、6歳くらいかな? この中ではかなり上のほうなので、テンションにはついていけない(笑)。 それでもいろんな人と話できて面白かった。その後、2次会を10名強で。 これまた盛り上がる。しかし、1日目にしてもう疲れた。。。


'04/9/22
大学に いけば仕事が ふってくる

学会に行く準備、事務作業してから、10時半ごろ大学へ。 雑用して、昼休みに成績表の配布業務をして、 早めに東京入りする予定だったのだが、 大学についた瞬間、電話があり、午後から打ち合わせをすることに。

京都文化論プロジェクトの多言語データベース構築に関する打ち合わせ。 いろいろ問題があるらしい。ユーザー認証するのにADと連携取れないとか、 成果物を公開するときに画像がインライン表示されないとか、 多言語で検索かけるときに問題が生じるとか、ほかにもこまごまと。 とりあえず年内までに運用面もふくめて対処してもらうことに。 今年度は自転車操業でやることになりそう。うーん、ひそかに何でも自転車?(苦笑)。

結局どたばたして8時に大井町着。待ってもらっていた神藤さん、 寺嶋君と合流し、とんかつ食べながらだべる。 研究の話していたと思えば、脱線してテントから猫ひろしまで幅広く お笑いトーク。なんでもあり。

ホテルに戻って発表練習。今回の発表は面白いと思う半面、 まだまだ不完全なので、話すとたどたどしい。うまく話せるかなぁ。


'04/9/21
授業開始

今日から授業開始。午前中は授業準備、資料のコピーなど。 昼休みは学生への成績証返却にいそしむ。 午後から「視聴覚教育」。久しぶりの授業でちょっとたどたどしい 感じだったが、最初の導入部がうまくいったようで、 この授業を受ける理由は理解してもらえたよう。

授業中でも紹介したのですが、 京都嵯峨美術大学博物館"Secret Poem"という展覧会が開催されます。 展覧会詳細はこちら(pdf)島津製作所のHMDをつけながら鑑賞するという新しい試みだそうです。 9月30日まで開催されているそうなので、興味ある方はぜひ足をお運びください。 芸術のことはよく分からない私ではありますが(苦笑)、 できれば日曜日に行ってみたいと思ってます。

寺嶋君と打ち合わせ。マルチリンガルCALLの調査に関することと、 企画書に関すること。とりあえず教育工学会で打ち合わせることに。 うまくいくといいんですけどねー、大変そう。

「資格情報処理B」。ウイルス、セキュリティから 秘密鍵、公開鍵の解説をして、SSLの細かい説明をしようと思ったところ、 資料がないことに気づく。あれ、なんでないの?確認を怠ってしまった。。。 とりあえず簡単に話だけして、著作権まで。来週詳しく解説することに。

やっぱり、そういうことを考えてたんやね「『新球団はセ・リーグへ』 オリックス球団社長が発言」(asahi.comより)。まあ、可能性は低くなりつつありそうですが。しかし、ロッテも日本ハムも劇的なゲーム。これは代替試合しないとロッテも納得行かないでしょう。 明日からの交渉に期待。


'04/9/20
明日から授業

いよいよ明日から授業。演習ではなく、講義が2つなので、うまくしゃべれるか どうか不安もあり。昼前から大学に行き、授業準備を完了させる。 あー、来週の分はしなかったな。今日しとくべきだった、、、。日曜にするか。 教育工学会の発表資料はぼちぼち完成。ちょっとまだ文字も多いので、 これから発表練習、修正を繰り返す。

野球復活。阪神は昔に戻ったような負け方、、、。岩村のあれが ホームランになるとは。藤川アシスト、藤本好プレーによるゲッツーもあったのに、 逆転できず。ファンとしては85年から 87年への転落を思い出してしまうところ。来年お願いしますよ。 新庄、キレンジャーとなってゴレンジャーに扮した他の4人を率いて登場。 さすが。そして、サヨナラ打(ホームランだったけど、 ランナーを追い越したらしい)。北海道は盛り上がったやろなぁ。 いい場面に回ってきて、そこで活躍できる。 やはりヒーローには持って生まれた何かがあるのだなぁ、とつくづく思う。


'04/9/19
球界再編問題 〜巨人パ移籍の可能性〜

昼から大学へ。やっとこさ来週の発表資料を作り始める。 明日までになんとか完成させねばね。授業準備もスタート。 今日、明日はコピー機が使えないので、とりあえず資料作成まで。

ストで野球なし。機構側の論理は通ってないし、 読売新聞を除いては、ファンもマスコミもおおむね選手側についてるわけだし、 これで新規参入を受け入れないのは難しかろう。 心情的には、仙台ライブドアに近鉄の選手が行き、 楽天がオリックス(合併球団)を買い取れば万事うまく行くような気もする (大阪には球団がなくなってしまって近鉄ファンは悲しいだろうけど)し、 そうなればいいな、と思う。

しかしながら、今週に新規球団参入を了承してスト回避してから、巨人がパへ移籍、 新規球団はセで受け入れなさい、なんて戦術もありえるかもしれない。 現時点で新規参入を2005年から受け入れればよい、といってるのはセの5球団であり、 それは巨人の放映権料におんぶにだっこな状況だからである。 巨人のパ移籍問題が復活すると、またややこしいことになるかもしれない。 とにかく球界全体で盛り上がるシステムをちゃんと考えてもらいたいものである。


'04/9/18
「ここからはじまる人材育成」

すっかり昼まで寝てしまった。なかなか始動できず、ぐだぐだして過ごす。 本を少し読んで、「僕と彼女と彼女の生きる道SP」を見る。ほとんど総集編なのね。。。凛ちゃんの「はい」という一言は残るよねぇ。ちょっと大きくなってたけどね。

寺嶋君がファースト、 私がセカンドのマルチリンガルCALL論文がショートレター採録決定。めでたい。 第一段階突破。秋学期の実践に向けて、いい気分でスタートが切れそう。

中原君編著の「ここからはじまる人材育成 ワークプレイスラーニング・デザイン入門」読了。企業の人材育成に焦点をあてて、優れた実践を行っている企業の担当者にインタビューをまとめている。本を読んで感心するばかり。 教育内容、教材そのものが重要なのは言うまでもないが、学習環境の提供が重要だという印象を強く持った。お互い刺激しあい、学習につながり、認め合える組織になるということはとても重要だと思う。

”あー、あの人もやっていたのだ”、”あの人がやっているのなら、私にも関係するかも…”と思って、やる気になるかもしれませんよね。教育担当者から勉強しませんか、とすすめるのもよいのですが、こうやって学習者同士のナレッジ共有が学ぶきっかけにもつながるのです。(p29)

「誰かに見られている環境づくりというのを一番重視しましたね。」(中略)このシステムの特徴は、同店舗、同法人内であれば、管理者だけではなくすべての利用者が(進捗と成績を)閲覧できるようになっている点にある。(p54)

環境は人に大きな影響を与える。よい組織はよい人材を生み出す力を持っている。 その力を作るための「人材育成」の試みは根幹。人材育成に力を入れている企業は、 きっとよりよくなろうとしている企業だと思う。そうでなければ、 いくら今お金があっても衰退していくだろうし。いきあたりばったりではだめなのだ。 もちろん、逆もしかりで、人は環境に影響を与えるし、組織にも影響を与える。 やはり人が大事なのだ。


'04/9/17
楽しい夜更かし

一旦大学へよって、所用を終わらせてから、自転車で汗だくになりつつ、 京大美濃研へ。久しぶり。せっかくなので、 グループミーティングに参加させてもらった。 4回生の研究方針などについての議論。久しぶりにこういった会に参加して 頭を使った気が。面白そうな話なので、頑張って進めてほしいですね。

その後、角所先生にD論について相談。 貫くものを変更し、幅広く知見を提供できるようにして、 若干構成を変えて対応することに。議論する中で整理できることもあり、 よかった。急いで修正して、美濃先生にチェックしてもらわねば。

夜は、6名で串八で飲み。最近の研究室の話とか近況とか聞いて、 懐かしいなぁ、と思う。あいかわらず忙しいそうではあるけれど。 続いて、研究室で2次会。2次会では研究の話とかで盛り上がる。 みんな論文を書こうと、 いろいろ試行錯誤しているところで、お互い助言したり、 刺激しあったりして、いい方向で進んでいくことを願うし、 少しでも役に立てたらなぁ、と思う。2時くらいまで話し込んでしまったが、 とても楽しい時間だった。D論も一人でやってたらなかなか進まないし、 研究室には時々行かないといけないな。


'04/9/16
忙しい日々が

午前中、事務作業、文献読み。今日来ていた情報処理学会誌に載っていた 美濃先生の「環境メディア」と仙田さん@NECの研究をチェック。

午後から授業評価小委員会の打ち合わせ。 この1年間の結果をどのように公表するかについて議論し、 印刷までの工程をつめておく。今のところ、授業評価アンケートとFDが 別組織で動いており、全くもって有機的に結びついていない。 なんとかならないものか。FDは形だけやってもしかたがないので、 意識と組織の見直しをしてもらいたいものだ。 上への声は聞こえているようで、なかなか届かない。

打ち合わせが長引いたので私は遅れてしまったが、、 eラーニングサービスの 秋山さんが本学を訪問され、寺嶋君と共にmoodle についての説明を受ける。オープンソースということで、 いろんな利用法がありそうだ。モジュールを開発することで 拡張もできるようだし、カスタマイズもできるらしい。 実験用サーバにいれてみなければ。

夜はメディアセンターの食事会ということで、8名で 京都洛東迎賓館へ。 建物も古く、庭もきれいですごいところでした。 自分の文化資本のなさを感じたわけでもありますが(苦笑)。 やや緊張しつつも、おいしい食事をいただきました。


'04/9/15
去年の今頃は

教務部に行って、昨日懸案となった京都文化論の話をつめる。 今年に関しては様子を見ながら進めていくしかなさそうだ。 とりあえずいくつかの選択肢を準備しておくことにする。 その後、テスト用のサーバを発注。

博士論文は、3章と5章を全体の流れにあうように修正。 4章はまだバランスがうまく調整できず。 再分析して、書き増したほうがいいかも。

研究所からは、科研の申請に関する連絡も来た。そんな季節かー。 そっちの構成もそろそろイメージしておかないとね。

うちの大学は書籍部として丸善が入っていて、今日注文していた本が どんと来たのだけれど、研究室に営業の方が来て、 インターネット上で注文できるようになったと連絡してくれる。 研究費でも購入できるので、だいぶ便利になった。よしよし。

去年の今頃は興奮してたよなぁ。赤星のサヨナラヒット見て、胴上げ見て。 まあ、今日は福原がとうとう10勝したし、よしとしますか。


'04/9/14
研究室の電源確保に向けて

午前中は、質問のあった文献探し、メールの返答、論文読み。 昼食後、寺嶋君と投稿論文について議論など。 最近自分の中で話題の研究方法論の話になる。 この話はほんとに難しい。深入りしすぎるとよく分からなくなるし、 あんまり変なことは書けないしね。 関大であった国際シンポジウムも面白かったそう。 こういうイベントがいろいろあることはありがたいことだ。

その後、CALLシステムの打ち合わせに途中から参加し、 進捗状況とネットワーク的な問題点を確認し、 Active!Mailの講習会に顔を出す。 広報活動をされたようで、今日は昨日よりも人数は多かった。 教職員の方々が問題なく使えるといいのだが。

夜、京都文化論プロジェクトに関する調べ物を。 この秋からデジタルポートフォリオも活用するということで、 ちょっといろいろ問題点が出てきた。なんとかなりますかねぇ。 やはり実験用のサーバを手元においておきたいので、 退室時にも自分の研究室の電源が切れないようにお願いすることにする。 今回は大学関係のプロジェクトだから なんとかできるだろうか。しかし、他の大学も退室時に 電源切れたりするのかなぁ。。。


'04/9/13
とうとう教授会もスタート

午前中はメールのやりとり、出張届けなど事務作業で終了。 今日から教授会もスタート。まあ、8月も会議とかいろいろあったわけですが、 教授会となると先生方も揃い、いよいよ秋学期かぁ、っていう感じ。

教授会、専任教員連絡会議と続き、教職員向けのActive!Mail講習会。 野坂さんの講習で無事終了。多言語対応で非常に便利だけど、 なぜかISO8859-1は入ってない。なんでだろう?8859-2以降は入ってるんだけど。 一般的にヨーロッパ系の言語はISO8859-1を使うと思うけど、 どれだとうまくいくのだろう。なんか9だといけそうな雰囲気ではあるけれど、、、。 UTF-8も使えて便利だけど、きっと対応してるメーラーが少ないだろうから Active!Mail同士でないと使えないだろうしねぇ。

その後、特色GP慰労会。しゃぶしゃぶだったので 久々にたくさん肉を食べました。満足でございます。


'04/9/12
ニアミス

長谷川先生、同じ部屋におられたんですね。他にもMLなどで知っている方が多数おられたようで、不思議な感じがします。私は午後のシンポジウムを聞くのがメインだったので一旦帰りましたが、午前のシンポジウムは、途中で外にモニターとスピーカーを置いて対応したそうです。

今日は、論文にざっと目を通して、チェック。構成案と1章をもとに来週相談に行くことにする。あー、怒られませんように(苦笑)。


'04/9/11
質的心理学会「工学と質的心理学の弁証法」

京大で質的心理学会があり、面白そうなセッションがあるので、参加。 ただ、朝15分ほど前に行ってみると長蛇の列でびっくり。 当日参加者が多かったらしく、予稿集も売切れてしまっていた。 朝のシンポジウムも教室から人があふれていたので、いったん帰宅。

昼に、目当ての「工学と質的心理学の弁証法 ─質的研究にかかる期待と 不安、そして展望」に出席。塩瀬さん@京大の発表に対して、 佐伯先生@青山学院、大谷先生@名大がコメントする形式。自分のぶつかっている 問題と近く、とても面白いシンポジウムだった。個人的にメモをまとめておく。 (発言そのものと内容がずれているかもしれませんが、それは私個人の責任です。)

塩瀬さんは、ロボットに関する研究や職人の技術継承に関する研究をされていて、 質的研究のアプローチによって、様々な試みをなされている。 例えば、職人の方々へのインタビューや徒弟制を調査することで、 技術そのものの言語化ではなく、技術継承の技術化スキームを明らかにしようという 試みをされているとのこと。徒弟制で生活を共にすることは技術継承そのものには 無駄なように見えるが、形容詞や副詞などの意味を共有するのに有効であり、 技術そのものを分類し、言語化するときはどうしても形容詞や副詞で表現し、それは 個人に依存してしまう(暑い、柔らかいなどの感覚は人によって異なる)ので、技術継承にも有効になる、といったような話であった(ちょっと説明がうまくないが)。 とても面白い話であった。

それを受けて、佐伯先生は工学と質的研究の壁について述べられた。 工学はやはり効率化を図るもので、言語化したり効率化を求めた段階で 違うもの?になってしまうと(文脈を”非文脈”化する、とおっしゃられていた)。 "sense"を"meaning"に変換する過程で工学モデルになってしまい、"sense"を 工学的にできるとこの壁は突破できるのかも、ともおっしゃられていた。 携帯電話のインターフェイスを見ても分かるように、不便なインターフェイスでも、 小中学生をはじめとした若者に受け入れられ広まってしまう、というように 社会コミュニティが便利さを決定してしまうことがあり、効率性や有効性だけで はかることができない、ということも指摘されていた。

大谷先生は、技能は主体的に内在するもので、ルールにはできない、 間主観的な定式化なら可能?とコメントされていた。 (後は話に聞き入ってしまってメモ取れてなかった、、、。)

ここで、問題になるのは、工学の先生方にどのように納得してもらうか、 ということである。定義し、言語化しないと、工学では納得してもらえない。 私も、4年前の博士論文の中間発表会でがんがん責められて、 いまだにトラウマになっている(苦笑)が、研究方法論から評価内容に至るまで、 きっちりとした定義、論理性が必要になるのだと思う。 あの時はそれ以前の問題でもあった気がするが、今なら何とか納得してもらえるかな、 とも思う。塩瀬さんのような優秀な方がいることを知っただけでも心強い。

参加者はほとんど心理学系の人だったと思うのだけれど、どんな印象を持ったのかなぁ。ちょっと興味がある。あと、大谷先生が、相手の土俵で勝負するには、いろいろ仕事をして人間的に理解してもらうことですよ、とおっしゃっておられたのが印象的。


'04/9/10
スト順延

論文の1章と構成案を作成。遅まきながら今週中にはできそう。 体力的には疲れていないのだけど、精神的に疲れ気味。 顔にも出てるようで、、、。

プロ野球のストはとりあえず順延。やはり日本的(苦笑)。 ようやく球団側が考える気になったか、と思いたいが、 ロッテの球団社長が薄笑いで話しているところ、 古田選手に握手を求めたところも、穏便にしましょうや、 みたいな空気を読み取ってしまう。 それに、交流試合を行った場合のシミュレーションをやってみて 合併しないほうがいいですね、なんて結果を持ってくるとは思えない。 官僚と同じく5球団の方がいいんだという甘々の結果を出すと思われるし、 おそらく先延ばしのためだけの策だろう。 選手会側でもシミュレーションを誰かにお願いしてつき合わせないと だめやろね。遅まきながらはじまった議論が少しでもいい方向に 進んでいってもらいたいものだ。


'04/9/9
森村誠一の思い出

いったんノートに論点をまとめて、論文修正作業を進める。 なかなか集中力が続かないのがいらいらするが、なんとか進めていかなければ。

「人間の証明」最終回。 落ちたところはちょっと急変した感じではあったけれど、 全体的に重厚でとてもよかった。ただ、視聴率はいまいちのようだ。 ミステリーだけに最初から見てないと分かりにくいのと、 テーマが重いからだろうか。非常によく出来ていたと思うのだけど。

森村誠一はあんまり読んでないなぁ、と思ってふと考えてみると、 中学生の頃だったか、当時好きだった子が本を貸してくれたことを思い出した。 昔からミステリー好きで、当時は西村京太郎とか内田康夫とかを読んでたんだけど、 「お父さんが好きな作家だよ」といって貸してくれたんだっけ。 確か「シンデレラスター殺人事件」。懐かしいなぁ。しかし、 中学生でその選択って当時からおっさんだったにちがいない(笑)。

ちょっと授業準備も始める。もうすぐ授業か。 また、いろんなことが自転車操業になるんだろうなぁ。。。


'04/9/8
日本的先送り

午前中、文献読み。昼に寺嶋君といろいろ打ち合わせ。 ちょいと大きくなってきた話をどうまとめるか? その後、構成主義に関する論文をコピーさせてもらい、読む。 しかし、早く落としどころを見つけなければ。。。

オーナー会議は日本的先送りで決着。まあ、そうだわね。 結局、既得権益を守ることや自分の利益のみを求めて、 グランドデザインが全く描けていない状態。先は見えない。 とりあえずのスト対策にとってつけたような、新規参入の規制緩和がどうなるか。 6・6にしないときついだろうから、安くはするのだろうが。 規制緩和したらライブドアは参入が許されるのか。ここが見所。 シダックスなんかも可能性がありそうだ。


'04/9/7
過去の体験が邪魔をする〜「勝者の組織改革」「上司は思いつきでものを言う」

家を出ようと思った頃、また、地震、、、。恐い。 午前中、事務仕事と論文作業。昼ごはん食べて、Webメールの講習会に 出かけようとした時に、「警報が出たので帰ってください」との連絡。 むー。大学で仕事したかったが、仕方ない。

買い物して、しばらく家でだらだらしてしまう。その後、文献読み。 しかし、すごい風。25m近くはあるみたいだし、広島では風速60mだったらしいし。 今年はいったいどうなってるのか。。。

二宮清純「勝者の組織改革」と橋本治「上司は思いつきでものを言う」を 先日読み終えた。別々のテーマではあるが、 両方に共通しているのは、「過去の体験」が改革を 邪魔しているということだと思う。前者の方は成功体験であり、 「昔これでよかったのだから、今もこれでいいはず。 なぜ選手は分からない?できない?」という感覚を持っているということだ。 時代は変わっていくわけで、戦略なり練習方式なり変更していかないといけないのは 当然だし、選手気質も変わるのだから、ある程度それに応じたやり方があるだろう。 どうしてもそこを認められないから、変わらない部分も見えてこないのだと思う。 後者の方では、「我々は悪くない」という意識。改革をするのは別に昔が悪かったというわけではないのに、そう感じてしまって自己保身に走ってしまい、ひいてはそれが組織にまで広がってしまう(というか組織が個人をそうさせてる)というケース。 官僚的な日本の組織を変えるのはとても難しそうだ、 ということは再認識できたけれど。。。今のプロ野球界もそういうことよね。

優れている人間というのは、過去の成功体験で必要なところだけ 選択して適用できるのだろう。年を減る度に経験が増え、知恵も増えるかわりに、 過去の経験のあやまった適用も増える危険性があるので、 気をつけないといけないと思う。

さて、「勝者の組織改革」6章で取り上げられているのだが、 本来、女子スポーツは女子の指導者によって指導されるべきだと思う。 女子選手には女子アスリートとしての経験を伝えた方がいいと思うし、 それを理解できる人が上にいないといけないと思う。 物理的にいろいろ難しい面はあるのかもしれないし、 もちろん男性でも悪いわけではないが、女性指導者が増えてほしい。 ともかく、女性指導者の進出を阻んでいる 「こんな女に何ができるんだ(p145)」と思うような人たちが まずいなくなることを願いたい。


'04/9/6
英語の専門家に囲まれて

英語学習技術研究会に参加のため、神戸大学へ。 大学での英語学習における教育内容を議論する会で、 私はプレゼンなどの情報教育の専門家として、横川さんにお誘いいただいた。 なんといっても英語が苦手な私でいいのか、と思ったけど(苦笑)。 私以外は英語関係の研究者のみなさんで、英語教材に関する議論を聞いていると、 意識すべき教育項目、語彙数、テキストと項目との関連性など、 こういうことを意識して授業しているのか、 ということがなんとなくだけど感じられる。 畑違いだけに普段は分からない点が見えて面白い。 こちらとしては、情報教育などの知見を提供することで、 少しは役に立てただろうか。

夜は自然食品のお店で懇親会。予約してから仕入れに行くそうで、 スズキ、豆腐のステーキ、山芋のてんぷらなどなど和な感じで 非常においしかった。話もいろいろさせていただいて、研究会ともども 楽しい1日となった。

プロ野球、とうとうストですか。球団側と選手会、明らかに平行線だけに 今後が心配。ストまでの団体交渉そのものができるのかどうかもあやしいだろう。 球団経営者側の論理はかなりおかしい。 これに気づけない状況では厳しいでしょうかね。


'04/9/5
「<家の中>を認知科学する」

午前中はたまってる「逃亡者」のビデオを見続ける。 NHKスペシャルを録画しようと思ったら、「逃亡者」と時間が かぶっていることが分かったので、今日中に見ないといけなくなったからだ。 NHKスペシャルは授業で使う可能性があるから、録画しておかないといけないので。 昨日たまたま気づいて、録画したので、まだ見てないけど。 「人間の証明」とは反対で、真犯人がなかなか分からず、 情報がそれほど出てこないタイプのミステリー。 主役が逃亡者だから、ある意味当然か。 かなり面白いんだけど、ナツミが鍵であることは間違いないだけに。 2人の少女の関係や背景が少ししか 出てこないのが、ちょっと気にかかる。

昼前に研究室にいって少し作業する。文献整理をして、書き加えたくらいで、 気持ち進んだ程度。英語文献読みも少しだけ。

台風の影響か、数十分ばかり豪雨ですごいなーと思っていたら、 その後地震があった。京都は震度3だったけれど、長くゆれたので、 ちょっと恐かった。鈍感な私だけれど、やはり地震にはかなり過敏に 反応するようになっている。

野島久雄・原田悦子編集「<家の中>を認知科学する」を読了。認知科学者が中心となって <家>や<家庭>を対象に研究した結果や考えをまとめた本。 認知科学だけではなく社会学や発達心理学などの観点からの論述もあって かなり面白い。1つの対象で、ある程度分野を絞っても これだけの切り口がある、ということを示していると思う。 全体的には、情報技術の発展による「家族の情報化」と、 家族の「個別化」−「一体化」の関係性を論じているように感じられた。 家事を行うための電化製品や携帯電話などの普及によって、 個別化が助長されるという懸念はあるが、逆に連帯感を強める方向にも 進むことができるということだ。道具は考えを助長するけれど、 考えが道具の使い方を決定することもある。コミュニケーションも リッチなほうがいいとは限らない、意味づけるのは使う人間だということを 念頭におかないといけない、ということだと思う。

あと、興味深かったのはライオンの渡辺治雄氏が書かれた11章「人に やさしい製品を作る」。 洗剤の容器の設計などをする上で、行動観察をしてデータを集めて、 より使いやすい製品を作成する、というのは面白かった。 製品の内容もそうだが、使い勝手のよさというのは製品販売において 重要なファクターですもんね。この話は授業で使えそう。

読書な日々(仮)に、追加。
 高野和明「13階段」
 野島久雄・原田悦子「<家の中>を認知科学する」


'04/9/4
小学生じゃないのに

いつも朝はなかなか起きられないのに、 土日だと、なんかさっくり目が覚めるんよねぇ。なんで?? 気持ちの問題??そんな、小学生じゃないのに。。。

朝はビデオ見たりして、 昼から京大吉田コートへ。雨男らしく、コートについてしばらくしたら 雨が降ってきたけれど30分弱でやんでほっと一息。 サーブレシーブの後、試合で、3試合やらせてもらって2勝1敗。 左へのフットワークがかなり悪かったが、ぼちぼち動いたのでよかった。 リーグまで後2週間強ということで、緊張しても力が発揮できるように 練習がんばってほしいです。

あー、巨人にも負けるのか。面白くない。 来年、巨人パ・リーグかもしれないのに。 阪神、なんだかんだいって巨人にいってもらったら 困るって言っちゃてるもんな。「うちがやったろうやないけ」と いうことにはならないんよね。 結局オーナー辞めてもナベツネの発言に左右される体質は変わりようが なさそうだ。


'04/9/3
母校の名前が

論文作業。とりあえず少し進む。すでに1週間遅れだけど。。。 最近は7時くらいまでは大丈夫みたいなので、 なるべく遅くまでいるように。

テレビをつけると、高校生クイズをやっていたので、 後半を少し見てみる。インタビュークイズというのは、なかなか面白かった。 高校生だからできる企画だと思う。 おー、天高出てるじゃないか。 残念ながら準優勝だったけれど、すごくがんばっていた。 生徒にはなぜかそれらしい雰囲気があった気がする。 マリノスの岡田監督もなるほど、っていう感じがするし、 やっぱり学校のカラーが何かあるのだろうか。。。

そういえば、高校生の時、出ようかという話にまでなったのだけど、 結局日程あわずに出なかったなぁ。私は計算と芸能の担当だったっけか。 浪人時代には「テレビのつぼ」のチャンネル君のオーディションを受けろ、 と友達に言われるくらいだったし(笑)。 そのチャンネル君から藤井隆が出てるわけだからなー。おしかった??


'04/9/2
「人間の証明」と他のドラマたち

昨日の続き。なんかゆらいでる。 自分なりの研究アプローチはなんとなく文章にまとまった気はするが、 そこへつなげるだけのサーベイが散漫。 「心理学と教育実践の間で」を読み返す。 大きい問題について考えすぎなのかもしれない。 とりあえずまとめる作業にいそしまないと。

立岩先生の研究室にてスペイン語のCALL教材の進み具合について お話を聞く。教材設計はとてもきっちりできている。すごいなぁ。 デジタル化して完成するのはぎりぎりになりそうだけど、 面白いのができそう。

「人間の証明」を見る。ビデオたまってたんだけど、 こないだようやく追いついたんよね。キャスト陣もすばらしく、 非常に見ごたえがある。やはりシナリオとキャストがしっかりしていれば 、ドラマはちゃんと面白い。「逃亡者」もたまってるけど、 こちらも数回見た限りは面白かった。 「東京湾景」は1回目の途中まで見たけど、 普通にやっておけばよかったのに、変に韓国ドラマの流行の部分だけ を取り入れようとしたからか、薄っぺらい感じがただよっていた。 在日韓国人の友達も、あれは見れないと言ってた。やるんなら、 ちゃんと取り入れないとねぇ。 ちなみに、その友達は「美しき日々」の主役がかっこいい!!と絶賛。 「冬のソナタ」の後番としてNHKでやるらしいので、注目あれ。


'04/9/1
動物園状態?

キャンパスは掘り起こされ、工事がどんどん拡張されている。 授業が始まる頃には、いろいろ部屋もきれいになっているのだろうか。 ようやくD論に取り掛かり、研究方法についてまとめ始める。 書いては休憩、書いては休憩(苦笑)。 論文以外に、「心理学研究法入門」を再読して、参考にする。 論文としてまだまだ拡散している感じで、はやく一本バシッと筋を通さないと。

Active!Mailへの移行も順調にいったようで、 これで大学の情報インフラは平均的なものになったといえる。 いろいろ大変だったが、とりあえず一段落といえる。 これからは組織体制の強化とともに独自色を出していくことを目指したいところ。

夕方、研究室で本を読みながらバナナを食べていたのだけれど、 ふと外を見ると、扉にはガラスのスリットが入っている。 中からは光の関係で外はちゃんと見えない。 でも、外からは中は死角0で全部見える。これってもしかしして 動物園状態!?。思わず笑ってしまった。 まあ、ロールスクリーンはつけた(ねじ穴をあけられず、結局、 苦労してアロンアルファで固定したのでかなり不安定だけど)ので、 食べてる時は降ろしとけばいいんだけどね。 ある意味、研究室棟は動物園かもしれないけれど、 なんて書いたら怒られますな(笑)。