2004年11月14日

内田樹「街場の現代思想」

ホームページに書かれたエッセイと連載記事をまとめたもの。内田先生の本を読んだのは2冊目だが、かなり多くの人が読んでいるようですね。第1章の「文化資本主義の時代」にかなりひかれた。おもしろかった。文化資本である。なんといっても私には文化資本が欠けているんですよねー。

「文化資本」には、「家庭」において獲得された趣味や教養やマナーと、「学校」において学習して獲得された知識、技能、感性の2種類がある(p18)。

「家庭」で習得した文化資本と、「学校」で習得した文化資本の差はこの「ゆとり」、あるいは「屈託のなさ」のうちにある。その「ゆとり」は何よりもまず「無防備」という形を取る(p20)。

私における文化資本とは、「お笑い」と「阪神・野球」で固められているといえる。大阪の下町の商店街の一角で、やや貧乏な家庭で生まれ育ったのだから必然だ。そのあたりの知識はかなりのものだと、自負してます。しかしながら、美術や音楽、ワインやブランドなんて全く分からない、、、。周りとの違いに愕然とすることもあります。

30歳を越え、「文化資本向上計画」をたてたいな、と思う今日この頃である。でも、きっと「ゆとり」なんて全くないんだろうけど、、、。

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