大沢在昌ほか「小説こちら葛飾区亀有公園前派出所」

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7名のミステリ小説家が、「こち亀」を題材にして書いたアンソロジー。実家に帰るときに、梅田駅で目にして買ってみたのだけれど、これはすごい。両さんを始めとする「こち亀」のキャラクタに、各作家の持つ作風やキャラクタと融合している。まさか、鮫島や古書屋が出てくるとは思うまい。

実際の漫画っぽいのは東野作品、こち亀の内容とものすごくリンクしているのは京極作品。でも、一番好みだったのは、今野作品だ。こち亀のキャラがほとんど出てこないのだけど、雰囲気がよかった。

さらっと読めるし、値段も手ごろだし、お薦めです。今野敏と柴田よしきの作品は読んだことがないので、読んでみようかしら。

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このページは、むらかみが2007年5月27日 23:31に書いたブログ記事です。

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