科研ミーティング

大阪から神戸大へ。久しぶり。科研ミーティング。横川さん@神戸大が代表の基盤研究(A)「外国語運用能力の熟達化に伴う言語情報処理の自動化プロセスの解明」である。基盤A、しかも文系(外国語教育)。すごいなぁ。私も分担者の末席を汚すことになり、少しくらいは役に立てるように頑張ろうと思う。

簡単な自己紹介のあと、横川さんから科研の概要、計画について説明。その後、分担者3名による研究報告によるアイスブレーキング。fMRIを活用して言語情報処理を行う際の脳の活動を調べ、最終的に教育・学習活動にどう活かすか、という研究となる。脳科学と心理言語学・言語学習、どちらも畑違いなのだけど、とても興味深い。一生懸命勉強してみようと思う。

  

とりあえず、今読み進めているのは、「英語のメンタルレキシコン」。メンタル・レキシコンとは、人間の頭の中にある心的辞書のことで、この仕組みや働きについての研究が網羅されている。まだまだ読めてないが少しは理解できるように、と思う。

あと、以前、横川さんからご献本いただいた「日本人英語学習者の英単語親密度 文字編―教育・研究のための第二言語データベース」も、再読中。こちらは読みやすいし、「なるほど」と思うことも多々あった。逆に、「こうすれば活かせるんじゃない?」と思えるところもあるので、その辺も少しは考えてみたい。

夜は懇親会。吉田晴世先生@大教大とは、はじめてゆっくりお話しする機会となり、とてもよかった。教育工学会などでもお見かけしていたので、これから一緒に研究できるのが楽しみだ。

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このページは、村上正行が2009年5月 2日 23:55に書いたブログ記事です。

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