日記の最近のブログ記事

2011年度を迎え、Webページを新しくしました。
WordPressを使うことにしました。

それで、日記の方も、そちらのページに移動することにしました。

http://www.murakami-lab.org/wp/です。

移動しましても、ご愛顧の程、どうぞよろしくお願い致します。

過去日記はこのまま残すことにします。


2011年度、スタート!

いよいよ2011年度が始まりました。私、京都外大に勤めて10年目になります。区切りの年になるので、しっかり頑張りたいと思います。

入学式に出席。フレッシュな1回生と、多くの保護者の方で、会場の森田記念講堂はあふれんばかりでした。松田学長が英語で式辞を述べられました。学生はちょっとどぎまぎだったかもしれませんが、邦訳の印刷物もありましたし、いい機会だったのでは、と思います。


 

昼食は、新任の教員方も交えてお弁当を。さっそく、無駄話をしてしまいました(汗)。

その後、細々した仕事したり、メディアセンターで打合せしたり。

2011年度。大学教員として10年目ということもあり、責任を意識して仕事していきたいと思います。そして、いろんなものに「流されないように」生きていきたいと思います。

研究については、(特に理論に関する)文献を読む時間を作ること。その上で、自分の取り組んでいる研究についてまとめて論文にすること。新しいテーマを考えること。

大学教育・FDについては、本としてまとめるように動き出すこと。

ゼミについては、人数も増えるので、個々にしっかり指導していくこと。長崎大学との交流も計画しているので、広い視野を持ってもらえるようにすること。

授業については、丁寧に準備を行うこと。

大学については、FD特別委員会の委員長になるので、自分が率先して、大学をよりよくするために教職員が学べる雰囲気、場づくりをすること。

社会活動としては、研究者としての立場を意識しながら、情報発信をしていくこと。まずは身近な人達に考えることの重要性を理解してもらえるように努力すること。

やりたいことはたくさんあるのですが、二兎でも三兎でも追っていきたいと思います。

2010年度を振り返る

今日は担任をする4年生のオリエンテーション、ということで、参加し、その後、学生への履修指導などを行いました。

2010年度も終りになりました。4月1日の日記を見なおして、振り返りたいと思います。

研究については、自分の研究論文が1本採録、解説論文も共著で1本書きました(ファーストにしていただき、恐縮です)。院生たちも1本ずつ論文が採録され、業績的には2010年度はかなりいい結果になったかな、と思います。いまは投稿中の論文がないので、今後も継続的に業績を出せるように頑張りたいと思います。

大学教育・FDについては、学内のFD活動や戦略GPなど、実務的にはいろいろやりましたが、研究や書籍にはまだまだつながっていないです。これは課題です。

ゼミについては、2年目の卒論だったのですが、人数も少なかったこともあり、少しは添削することができました。指導方法についてはずっと悩むのかなぁ。。。

授業については、twitterを活用してみるなど、ソーシャルメディアの活用をやってみました。これはしばらく続けたいと思ってます。

大学については、業務としてはいろいろやってますが、場づくりという意味ではまだまだ不十分。ただ、いろいろ光は見えてきたので、来年度に向けて頑張りたいところ。

社会活動としては、twitterを中心にいろんなメディアをつかって情報を発信することを心がけています。東日本大震災のこともあり、かなり意識も変わりました。発信者の意識、受信者の意識、双方を高めていくことが大事なのは当然ですが、さらに格差は広がっていきそうな感じもしますよね。。。

とにもかくにも2010年度が終わりました。10年代の始まり、歴史的にも大きな1年になったと思います。自分にとっても変化のあった1年になったのかな、という気もしています。それはもっと先に振り返ったときに分かることなんでしょうね。

卒業式。

今日は、京都外大の卒業式。午前中に英米語学科、午後に他の学科、夕方に短大、と3回開催されます。今年は、ゼミの卒業生がたまたま英米語学科だけ、ということもあり、午前中の式に参加しました。

式の後、中庭でゼミ生たちと会いました。4回生はもちろん、3回生や去年の卒業生もきており、写真をとったり、話をしたり、とても楽しい時間を過ごしました。また、授業をとっていた学生からも声をかけてもらったりしました。うれしいことです。

式も中庭もとても華やかでした。学生たちの楽しそうな顔を見ていると、本当に幸せな気分になります。まさに、教師冥利につきる、というやつですね。いろいろ大変なことも多いのですが、大学教員はやめられません(笑)。


 


京都外大生の卒業生のみなさんには、ぜひ、京都外大を卒業したことを誇りに思って、これからいろんな場所で活躍してほしいと願っています。前日の午餐会で学長がスピーチで言及していましたが、うちの大学は、ほんとうにいい大学だと思います。もちろん、いろいろ課題も多いですが(汗)、いい学生と真面目な教職員に恵まれていると思います。だから、京都外大生であったことに自信と誇りを持ってほしい、というのが、私の願いです。

みなさん「大学で何を学んだか?」と問われたら、なんて答えますか?正直なところ、よく分からないかもしれません。私もいろんなことを教えたいと思ってますし、みなさんに学んでもらいたい、と思っていますが、未熟なところも多く、不十分だよなぁ、という思いでいっぱいです。

ただ1つ、みなさんに改めて伝えたいと思うことは、「みなさんは、これからも一生学び続ける」ということです。私も日々学んでいます。本を読んだり、人に教えてもらったり、いろいろな方法があります。学生からも学ぶこともたくさんあります。だから、みなさんも変なプライドを持つことなく、いろんな人、いろんなことから、学ぶことを続けてほしいと思います。これは大学でみなさんが身につけたであろう能力だと思っています。

今、東日本大震災により、日本は大きな転機を迎えています。これからの復興、そして発展を果たすにはみなさんの力が大きな役割を担うことになるはずです。ともに頑張っていきましょう。

久しぶりの日記になりました。

ここ1週間、京大入試におけるカンニングについて、話題になりました。試験時間中に「Yahoo!知恵袋」に試験問題に関する質問が投稿された、ということです。

犯人が特定され、逮捕されるということになりました。愉快犯、組織的犯行、などいろんな推測がなされていましたが、普通の受験生でした。私も愉快犯だと思っていたので、正直驚きました。また、自殺も考えられたので、無事保護されたことにほっとしています。

いろんなメディアで報道されていますし、ネット上でもtwitterなどでさまざまな意見が出されています。私も意見を書いていたのですが、どうしても散漫になるので、まとめておこうと思います。

まず、1点目として「京大が被害届を出したのが問題だ」という意見が多く見られます。大学入試でのカンニング、ということで、被害の大きさ、範囲などを考えてのことだと思いますし、「大学の自治」と絡めてそういうことをおっしゃられている方もおられます。ただ、今回の場合、携帯電話やインターネットを使っていたので、個人を特定するためにはYahoo!や携帯電話の会社、プロバイダに問い合わせる必要があります。当然、京大が問い合わせても個人情報の関係から教えてもらえません。ですので、大学が独自に調査しても限界があったと思われます。

カンニングの対象になった4つの大学の受験者を照合すれば、という意見もありますが、捜査段階は複数人の関与も考えられたわけで、そうなると、2大学はA、2大学はBが受験していた場合、どうしようもないことになります。そういうことから考えると、警察に協力をお願いするしか無かったと思います。

逆に、大学だけで独自で調査を行い、もし犯人を特定できなかった場合、今後の大学入試の運営(京大の入試だけではなく、全ての大学入試)に大きな影響をおよぼすことになると思います。そうなると、大学側ももちろんですが、受験生側にもストレスがかかることになると思われます。

被害届の提出も今日3月3日の午前、ということで、いろいろ配慮してのことだと思います。その点について、外野がどうこう言うことはできないのでは、と思います。

2点目として、「試験監督に問題があったのではないか」という意見も見られています。もちろん、問題があったのかもしれません。ただ、京大だけが報道で注目されてしまっている印象を持っているのですが、4大学でカンニングは実行された、という事実です。早稲田、同志社、立教大、京大の4大学の試験監督に気づかれずに実行できた、ということは、そう簡単には見つけられない手法を使っているのではないか、と予想できます。4大学とも試験監督の怠慢があった、という可能性はそれほど高くないのでは、と考えてしまうのです。

私も勤務大学で試験監督を行っていますが、やはり挙動不審な学生(頻繁に姿勢を変える、キョロキョロ顔を動かす、など)についてはチェックしています。大学の授業中でも内職している学生は大体わかります。そう考えると、どうやって実行したのだろう、ということは、私にとってはものすごく不思議です。特に試験開始直後は、なにか問題あるかもしれません(例えば、乱丁、落丁など)ので、机間巡視も行うことが多いので。

今回、逮捕ということになりました。組織的犯行や愉快犯であれば逮捕はありえるのかも、と思っていました。ただ、結果として普通の受験生だったので、逮捕までするのか、という気持ちはあります。ただ、カンニングの手法については、明らかにしてほしいと思っています。今後の日本の大学入試運営をするうえで対策する必要がある、と考えるからです。そして、起訴猶予などで釈放されてほしいと願います。そして、来年、もう一度大学受験に挑戦してもらいたいです。

入試制度の問題を指摘する人も多いですが、特に国立大学の場合は、すぐに大きく変えることは不可能でしょうし、社会構造や意識も変わらないと、難しいと思います。もちろん、大学人としては、大学の教育について真摯に改善に取り組んでいかなければならないと思っています。ただ、問題が混ざったり、すり替わったりしていることも多いので、その辺はとても気になります。

今回の問題が発覚したのは、やはり「京大」だったからだとも思います。京都大学新聞社の指摘によりネット上で広がりましたが、11時半ごろの段階で通報があったということです(「ネット投稿 試験直後に京大新聞指摘 ツイッターで拡散」(朝日新聞))。これまでの3大学では明らかになってなかった(もちろん要約の問題など見つかりにくいものもありますが)わけですから。その反面、「京大」だからこそ、これだけ報道も加熱してしまったのだろう、と思います。その点については、いろいろ思いもありますが、とりあえず「京大」「東大」の影響力を改めて認識しました。もし、これが私の勤務校の京都外大で起こっていたら、試験運営の体制について非難を受けることはあるでしょうが、これほどまでに取り上げられることはなかっただろうな、と思うので。

他にもいろいろありますし、うまく表現できていない部分もありそうですが、とりあえず書きました。

大学人として願うことは、受験生に自分の力を十分に発揮してもらいたい、ということです。それをサポートすることが私たちの役割だと思うので。

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(追記) 2011/3/4 13:00

1つ書けていなかったことがありました。

現状の大学入試でも、携帯電話については電源を切ってかばんに入れるように指示していることが多いと思います。他には机の上に置いておく、封筒に入れる、などの対策をとっている大学もありますが、そもそも不正行為を考えている受験生が、その指示に従うとは思えません。また、携帯電話を2台以上もっている受験生もいるはずで、1台持っているのを確認したからOKということにもなりません。

入り口で持ち物の確認、ということはありえますが、隠し持っている場合はボディチェックを行うしかありません。人手で行うのは時間的にも(教職員が行うのであれば、技術的にも)厳しいでしょう。かといって、飛行機に搭乗するときのセキュリティゲートみたいなものを導入するのも難しいでしょう。

携帯電話の電波を妨害するジャミングを実施する、ということも話題になっていましたが、各大学で全教室にその設備を導入するのは予算として難しいでしょう。それに、今回は携帯電話と分かっていましたが、もし無線LANを使っていた場合、対処のしようがないと思います。

なので、試験監督としては、受験生を注意深く見るしかないだろう、と思います。カメラで撮影しておけば、なんて話も出たりしますが、それもまた問題がありますしね。

下記のブログなどが参考になりました。玉井克哉先生、落合洋司先生の意見に同意します。@next49さんのまとめもいろいろ考える上でとても参考になります。

金曜日ですが、京大は水曜日の授業。水曜日は京大で2限、5限を担当し、4限がオブザーバー。対して京都外大は3限のみ授業。ということで、休講なしで綱渡りな1日になりました。

まずは京大「情報社会と人間」。ロボットの話からチューリングテスト、botの話など。ロボットは歴史から、Asimo石黒先生@阪大のジェミノイドの話へと展開。

最近の携帯型ジェミノイドも紹介しましたが、みんなどん引きでした(苦笑)。botの話も面白かったみたいです。

その後、研究室で少しお話しして、外大へ。

外大「ICTの活用Ⅱ」。グループプレゼン3回目。今日は「携帯電話」「Facebook」「音源の移り変わり」「スマートフォン」というテーマ。発表者の学生2名が3台持ってるって聞いてびっくり。他の学生にも聞きましたが、さすがに3台の学生はいないものの、2台の学生も4割程度。みんな携帯たくさんもってるんですね。まあ、私もiPhoneとauの2個持ちですけど(笑)。iPhoneのアプリ紹介は面白かったです。外大生向けのお薦めiPhoneアプリのページを作ったらいいのかな、と思いました。

京大へ移動。4限は出ずに、食べ損なった昼ごはんを食べて、準備など。そして、「情報科学演習」。少ない、、、(苦笑)。Cプログラミング2回目でした。次の授業でもう1回やらないとだめだなぁ、こりゃ。

その後、Oさんと打合せしたり、共用卓でみんなとお話ししたり。しかし、さすがに疲労な1日にとなりました。

授業開始

授業開始。年々早くなりますね(苦笑)。仕方ないとはいえ。。。

「調査・統計の基礎」。ピボットテーブルの説明をして、各自、集計作業など。ピボットテーブルは、なかなか慣れなかったのだけど、最近ようやく使えるようになって気がします。

センター入試の説明会。今年は本学も試験会場です。頑張りたいと思います。

その後、事務仕事など。研究情報データベースを少し入力してみたけど、これ全部打たないとだめなのか。。。結構大変ですね。。。


仕事始め。書類を整理した後、新年会。昨年は授業だったので2年ぶり。国歌斉唱、理事長の新年の辞、学園歌斉唱に加えて、宣誓。これは「われわれ教職員は・・・」というのを3つみんなで宣誓します。そして、毎回日記に書いていると思いますが「一月一日」を歌います。かくし芸大会がなくなった今、この歌を聞くことができるのは、京都外大の新年会だけかもしれません(それは言いすぎ(笑))。

折詰弁当を頂き、梶川先生とランチョンミーティング。

午後は事務仕事をしたあと、研究室の整理。年末からとりかかっているが、だいぶモノは減ったかな。

さすがに今日から受信メールの数が増えましたね。いよいよ2011年が始動、という感じですね。
帰宅後もシラバス書きやら学会の仕事やら、たまっている仕事を片付けていってますが、なかなか終わりませんね。。。

中原淳「職場学習論」

今日まで休み、なので、片付けの続きなど、ですね。メールでの仕事は少しやり始めましたが、なかなか乗りきれないままでした。明日から頑張ります。

さて、昨年は日記書かなくなったので、ご献本いただいた本の書評が全然できていません。。。どれも面白い本ばかりなので、少しずつでもやっていきたいと思っています。

11月に発売なので、ずいぶん前になるのですが、中原くん@東大からご献本いただきました。「職場学習論」です。ありがとうございました。遅くなって本当にすいません。。。

ちなみに、先日、大阪梅田の紀伊國屋書店では、このような感じで平積みになってました。すごいですねー。

  



この本は、「職場における人々の学習」にフォーカスをあてた研究成果をまとめたものです。序章にも書かれているのですが、22歳から60歳まで正社員として1日8時間労働を週5日45週間行った場合、「68400時間」もあります。義務教育9年間で14000時間程度ということなので、大学までの16年間でも25000時間程度でしょうから、職場で過ごす時間というのは、ほんとうに長いわけです。

職場でも、さまざまな「学び」がおこっているはずなのですが、学校での「学び」と違うからか、これまであまり研究がなされていなかったのです。大人になると、自分が学ぶという意識が薄れてしまうからかもしれません。

この本では、真摯に「職場での学び」について考え、どのように学びが起こっているのか、を明らかにしようとしています。研究書ではありますが、企業で働いている人にも分かるように心がけて書かれていると思います。

内容もさることながら、この本がすごいと思うのは、読者に、常にリサーチクエスチョンを意識させている、ということです。

1.3でこの本のリサーチクエスチョンを2つあげています。


  • (1)人は職場で、どのような人々から、どのような支援を受けたり、どのようなコミュニケーションを営んだりしながら、業務能力の向上を果たすのか
  • (2)職場における人々の学習を支える他者からの支援やコミュニケーションに影響を与える、職場の組織要因とはどのようなものなのか

そして、ここから下位分割して4つの問いを立て、それを各章で1つ1つ明らかにしていきます。


  • 問1:人は職場のどのような他者から、どのような支援を受けているのだろうか
  • 問2:人は職場においてどのような能力を向上させているのだろうか
  • 問3:どのような他者から、どのような支援をうけている人が、どのような能力向上を果たしているのだろうか。また他者からの支援に影響を与えている職場の組織要因が何かを探索的に明らかにする
  • 問4:職場内のコミュニケーションは、「能力向上」にどのような影響を与えるのか。また、それは職場の風土のどのような影響を受けるのか

2章以降で、これらの問いに対して、質問紙調査の解析結果を中心に答えていきます。分析内容はやや難しいかもしれませんが、ここでインタビュー調査の結果もおりまぜていて、つい「そうそう」と思うような論述になっています。また、各章のはじめとおわりに、問いと結果が分かりやすく書かれていて、振り返りやすくなっていますし、最後の6章でも問いと結果がまとめられており、とても分かりやすくなっています。論文を書く上でも大変参考になりますね。

本の内容ですが、まとめを使わせていただくと、


  • 職場で受ける支援には、「業務支援」「内省支援」「精神支援」の3種類がある
  • 「業務支援」は上司から、「内省支援」は等しく、「精神支援」は同僚・同期から多く受けている
  • 「精神支援」は上司からは少ない
  • 上司の「精神支援」「内省支援」、上位者・先輩の「内省支援」、同僚・同期の「内省支援」「業務支援」が「能力向上」に資すること
  • 経験談は成功・失敗にかかわらず「能力向上」に資するが、組織レベルの信頼がその効果に影響する

という感じでしょうか。

ここでは、"上司の「精神支援」が「能力向上」に資する"というのは、大変に興味深いし、その通りだよな、と思いました。ただ、上司からの「精神支援」が少ないから、ということにも関わっているのかも(同僚・同期の「業務支援」が「能力向上」に資することもあったので)、という気もしたので、もっとクリアに分かるといいなぁ、と思いました。統計調査なので難しいことは重々承知なのですが。。。

それに関わってですが、この本で一番「ズキッ」ときたのは、p112のインタビューです。男性若手社員の方も、マネージャの方も、本当にそのとおりだと思いましたし、自分も気をつけようと思いました。

「助け合えるかどうか、職場によりますよ。ひどいときには、本当に殺伐としていて、誰がおめーらなんかのことしるか、みたいな。みんなの「が」が強くなって、エゴのかたまりみたいになっちゃう。そういう時は、職場のトップとの距離が遠いです。(後略)」(男性若手社員の語り)
「どんな大変な人がいても、どんなにビジネス環境がかんばしくなくても、マネージャがどう采配するかで職場の雰囲気変わりますよ。その考え次第によっては、食なのメンバーが助け合わないですから、結局、いいものを損なってしまいます。(中略)だいたい職場の問題の6割は、マネージャできまってしまうのではないでしょうか。(後略)」(男性マネージャの方の語り)

私は大学教育の研究に携わっていることもあり、大学に置き換えて考えてしまうのですが、大学教員にも、若手社員の側面から、マネージャの側面まで多種多様です。大学教員としての「学び」ってなんだろう?ということをもっと追求していきたいな、という思いが強くなりました。

とにもかくにも、面白い本なので、興味ある方、ぜひ。


年末からモノを捨てまくっています。ついつい、ためがちなのですが、もう使わないものはガシガシ捨てることにしました。 本とかは読んでないのですが、昨年は「断捨離」が流行ったようで、 それに乗っかった感じでしょうか。年末は研究室の整理だったのですが、大晦日からようやく家の方にも取りかかりはじめまして、今日も押入れを掃除しました。ゴミ袋6つになりましたよ、あーた。

そうしてたら、年賀状が出てきたんですよね。 2回前の卯年(ってことは24年前!)のから、ありました。中学時代ですよ。ちょっと見てみましたが、随分に気恥ずかしいです(笑)。 これはなかなか捨てられないなぁ。。。

 

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