2009年3月アーカイブ

午前は役所行ったり、私的な事務作業。その後、大学へ。

午後、来年度新しく非常勤をお願いする先生方に教室や施設の説明。

夜はゼミコンパ。年度末を締めくくる行事となった。就職活動中ということもあって、8名の参加。いろいろ就職活動の苦労を聞く。話を聞いていると、2月、3月にもなにか定期的に集まる機会を持った方がいいかもな、という気がした。

さて、今日で2008年度も終了。改めて振り返ってみると、勝負の年と位置づけていろいろ頑張ったものの、結果はあまり出ず、空回り感のある1年となった気がする。

1st論文は結局投稿できず、2009年度入って2本出すことに。2rdではあったが1st並みに労力をかけた論文が不採録だったダメージは大きかった。幸い、連名の論文は増えてきているので、自分で書く論文も増やさないと。

日常的に論文を読むことはあまりできなかった。対して、本は読めるようになっているので、論文も同様にしたい。

教育面ではゼミを担当することになり、手探りでの運営であったが、合宿もしたし、個人的には楽しくできた。来年度は学会などにも連れて行って、いい卒論を書いてもらえるように頑張りたいと思う。

メディアセンターの教員としては、意見を実現にこぎつけることはほとんどできなかった。もはやアイデンティティは薄れつつある。。。

学内業務としては、腹をくくって意見を主張することは増えてきた。ある程度賛同は得られているようなので、引き続き意見していく、ということになるだろうか。しかし、これをどこまで頑張ればいいのか、というのは、かなり迷いもある。

今年はあまり結果が出なかったが、ある程度エネルギーを費やしたとは思うので、今年の努力を来年度の結果としてつなげたいと思う。


年度末です

作文作業と事務作業。少しだけ研究室の整理。年度末ですねぇ。

梶川先生と久しぶりにお会いして打ち合わせ。来年度のことやこまごましたこと、いろいろやることはありそう。

夜は美濃研に移動して、豊浦君壮行会。先輩、後輩たちと飲んでお話。ちょっと癒される。いよいよ新年度。


日曜日は調子が悪い。

日曜日。報告書を書くつもりが、心身ともに不調。。。合間に少しだけ資料を読むものん、寝たり、だらだらしたり、、、。

日曜日の朝昼に作業できないのが、この半年のネック。もちろん割り切って休まないといけない部分もあるのだけど、どうも割り切りがうまくない。こういうときはお笑いビデオを見るのもおっくうになる。

「出張多くてで大変ですよね」とか言ってもらえるが、出張すれば、知識は得られるし、研究者と話できるし、移動時には本も読めるし、体力的には大変だけれど、そちらの方がいろいろできる。テンションも上がるし。

平日にもう少し落ち着いた時間がとれればちょっと違うとは思うので、もうすぐ新年度だし、普段の仕事のやり方と、仕事の配分を考えようと思う。

しかし、体を動かしてないのも原因だと思うので、なんか動かさないとなー。腰痛もひどくなりつつあるし。


東大本郷キャンパスへ。東京駅までなので、新幹線で寝れるのがありがたい。実ははじめての福武ホール。いやー、噂には聞いてたけど、すごいねぇ。まずは、UT Cafeでランチ。おしゃれすぎ(苦笑)。普通にプレート食べたらよかった。。。

BEATセミナーに参加。院生には行ってもらっていたが、自分では久し振りの参加。今回のテーマは「教育工学25年の歴史から考えるデジタル教材の未来」。前半はBEATの研究成果報告。主としてマイニング、個人適応というお話で2つのプロジェクトについての発表があったが、もうちょっと詳しく話してもらえるとうれしかったかな。まあ、また学会とかで聞けるとは思うけど。

続いて、赤堀先生@東工大の基調講演。この3月で退官されるということで、ある意味退官記念講演的なもので、これまでの研究を振り返りつつ、近年のモバイル学習につなげる、という感じのお話。内容もさることながら、赤堀先生のお人柄がにじみ出ているお話でとてもよかった。本当に研究が好きで、学生に対しても尊敬の念をもっておられるのだな、ということが感じられた。すごいことだと思う。

その後、新井さん@ベネッセ、向後先生@早稲田大を交えてのパネルディスカッション。向後先生のお話もさすが、という感じであったが、この日記も見ていただいていて変なこと書けない(笑)ので、詳細は向後先生の日記をご参照ください。さすが、すぐにまとめておられますね。

懇親会では、3月には毎週末会っている感じ(苦笑)の皆さんとお話したり、渡辺君に福武ホールを案内してもらったり。すごいなぁ、福武ホール。おしゃれすぎやで。あ、2回目か(笑)。まあ、グッドデザイン賞もらうくらいやもんね。


大学。3日ぶり。3月は出張三昧でどうしても大学に行く率が減ってしまう。でも、もう3月も終わりなのよね。落ち着いて研究室で仕事する時間がほしい。。。せめて1ヶ月くらい、出張も授業もない期間があればなぁ。

先週のフォーラムにおけるJFDN Jr.関係の成果をまとめて、ホームページにあげて、参加者の方にメールする。また、来年度の活動に向けて、相互支援できる形になればいいな、と心から願う。

作文、研究室の整理、作文、研究室の整理。あんまり進んだ気はしない、、、(泣)。

さて、先日までmixi内でいろいろ議論?があった。流れ上、いろいろ発言することになったのだが、そのトピックは消えてしまったので、その内容については特に触れない。ただ、なにはともあれ、私としては、学生や卒業生が、大学に対する意見を言うことのできるシステム作りが大事だろう、と思う。別にこれを機会に考えたわけでもなく、以前から思っていたことである。

今から1年半ほど前に「「目安箱」で大学は変えられるか」という日記を書いている。あとは、学長ブログや職員(入試センターとか広報が多い)のブログなども数多く提供されている。以前の日記では、特段述べていないが、うちの大学もやればいいのに、とはずっと思っている。大学として、学生の意見などを聞いたり、学生を巻き込んだりする文化はあまりなかったようだし、残念ながらあまりオープンな体質でないも事実である。

ただ、どこが聞くのか、どこに書くのか、というのは難しい。また、mixi内で議論が進んでも、大学の教職員はほとんど見ていない。ボトムアップではやりにくい話でもあったりする。

とはいえ、何もしないのもよくないなので、とりあえず、この日記のエントリーのコメントに意見など書いてもらえれば、と思います。仕掛けも薄いし、弱いので、なかなか難しいと思いますが、別の仕組みもなにか考えてみたいと思います。

京大へ。3日連続。。。20、21日もフォーラムだったので、この1週間で5日間。なんじゃ、こりゃ(笑)。

午前中、拡大?MMOB研究会。来年度の予定について議論。角所先生のお話、私にはまだまだ大きすぎる(苦笑)が、参考になる。10年後には、ああいう視点で考えられるようにならないと、いけないのだろうな。

舩冨君と東京ラーメン。東京ラーメンに行くのは、たぶん2、3年ぶり。ライスは小で十分だった(苦笑)。みんな大変だ、ということを再確認する。20代、がんばれ。30代も何とかがんばります。しかし、これからの大学教員はどうなるんでしょうねぇ。。。

歯医者行って、家に帰って作業。〆切関係の仕事はだいぶ減り、とりあえず残るはイギリス出張の報告書、なのだが、なかなか進まん。。。がーん。あとはJFDN Jr.関係の仕事。こちらも結構いろいろやることがある。とはいえ、こちらは先がなんとなく見えるので、がんばりやすい。やっぱり「みんななかよく、わきあいあい」ですよ。

大阪にて病院に付き添い。まさかの2時間半待ち、、、。いつも30分くらいしか待たないので、本を1冊しか持ってきてなくて、途中で飽きて困る。。。「病院は待ち時間が大変」と、噂には聞いていたが、ここまでのは初体験。 これまでは9時前に着くように行ってたのがよかったらしい。次からは気をつけねば。しかし、聞いたら、どこの病院もかなり待つみたいですね。。。病院数が少ないことも問題だと思いますが、システム面の問題は解決したいところですね。

昼過ぎまであちこちまわって、京都に戻る。

京大へ。修論ミーティング。少しは進んできた感じ。あとは結果。

NTTとの共同研究ミーティング。今年度で最後、ということで報告書の話など。とはいえ、個人レベルでは、来年度もなにかしら一緒にしましょう、ということで、なかなか面白いことができてきたと思うので、これからもがんばりたいと思う。

京大へ。こまごま準備。

午後からメディアセンターセミナーで報告するために参加。「情報教育電子教材報告会およびITを活用した教育に関する特別セミナー」。田中克己先生に初めてお会いする。情報教育についてお話を聞く。概算要求に当たっているとのことで、大学・大学院の情報教育について検討、改善をしていくとのこと。その後、喜多先生が全学にWebCTを導入することについてのお話をされる。

私が「愛媛大学-京都大学開発 情報教育電子教材ヒアリング結果報告」という題目で、愛媛大学と京大で共同で作成してきた情報教育の電子教材について紹介し、京大内でのヒアリング調査の結果について報告した。教材の評価を行うために、10学部15名の教員に、情報教育の内容、試用教材の改善点、利用できそうな場面について聞き取ったのだが、結果としては、情報教育の内容とCMSの話がほとんどになった。まあ、そりゃそうだよなぁ。京大は授業の提供もアラカルト方式で、あまり統括はしないのが文化であるのはよく理解しているが、情報は学部内、大学(委員会レベル?)くらいでは、共有しておいた方がいい、ということを伝えた。

その後、WebCTの実践例、特別セミナー。

カンフォーラで懇親会。すっかり内部者扱い(苦笑)で、会場まで参加者を案内して、いろいろお話。

そのまま大阪に帰る。

学位ストール

朝はWBC見てしまう。最後、藤川じゃないのね。ダルビッシュの調整か、それとも、、、。まあ、あの調子なら、仕方ないか。

大学。5日ぶり。仕事をさばいていく。予算関係はこれでフィニッシュ。

北綾高校SELHiの打ち合わせのため、先生方が研究室に来てくれる。2時間ほど、報告書のチェックと来年度の計画について議論。今までどうも役に立ってる感がないので、少しは役に立てるようにいくつか提案してみる。今回も無駄話だったのではないだろうか、とちょっと心配にはなるのだけど、フラットに話しすることが大事だと思うので、そのままでいってみる。

今日は京大の修士、博士の学位授与式だったようで、
「ストール着用 ちらほら 京大、学位授与式」(京都新聞 '09/3/23) というニュースがあった。このストールだと なんかお坊さんみたいで、ちょっと単独ではつけにくいような気がする。やるなら、やはりガウンと帽子も込みでやったほうがいいような気はした。まあ、なんにもないのも、京大っぽいけどね。

夜は明日の発表資料作成。これでいいのかなぁ。。。

寝て過ごす

やることもあったのだけど、雨だし、夕方までほぼ寝て過ごす。まあ、そういう時もあるよね。

夜に、明日、明後日の準備。なかなか進まない。。。

第15回大学教育研究フォーラム2日目。午前は個人発表。森さん@島根大は、大学で授業研究を行うことで個別のFDを行うという実践でとても興味深かった。もちろん負荷は大きそうだが、いろんな形で展開していけそうだな、と思ったのと、教員と研究者(助言者?)のやりとりを紹介していけば、いろんな所でも参考になるのではないかな、と思った。今野さん@東北大は授業リフレクションに関する研究。総合討論でも落ち着いた回答ぶりで大したもんだなー、と思った。杉原さん@山形大は、FDネットワークの評価というか成果を目指した発表。さすがです。

小講演は、里見さん@京大の「動く職員組織をつくる ―職員は大学の「財産」―」を聞く。里見さんは文科省から現在京大に出向されている方で、大学に勤めて3年。少しお話したことある程度だったが、話はめちゃくちゃ面白かった。国立大学の職員の話はよく聞いていたが、それをいかに変革し、組織化していくか、というところをよく考えておられると思った。こういう人がいることは、職員のみならず、教員にとってもかなり支えになる。一度、外大にも講演に来てもらって、法人や人事、管理職の方に聞いてもらいたい、と心から思った。

昼は打ち合わせをして、午後ラウンドテーブル。「FDに関わる若手教員の現在と未来―高等教育センター若手教員の奮闘2―」というもの。田中先生@京大もこられてどきどきする。杉原さん司会のもと、4名が報告。まずは石川君@京大が「若手FD担当者の置かれた状況」ということで、アンケート調査の結果、考察について報告。やはり任期付きが多く、専門との違い、業務の多様さや多さに苦しんでいることがよく分かった。

山田君@島根大は、昨日のシンポジウムの報告内容をベースに実際の業務について報告。学内の組織化も大変だが、センター内の組織自体もかなり大変であるということ、学内からの過度な期待の割には人的リソースが不足している、ことなどを紹介してくれた。

葛城さん@香川大は、香川大の現状を紹介しながら、GPなどの外部予算を当て続けないといけない状態であり、あたってしまえば本業に支障が出る、という本末転倒な状態であることを報告してくれた。この状態を「ジェンガ的様相」と表現されたのが、あまりに面白かった。

両方に共通するのは、大学からの過度な期待をかけられながら組織としての力は弱く、予算はGPや概算要求などの時限付きのものが多い、という現状、そして時限付き予算をとってこれないのなら組織自体がなくなってしまう、という不安と戦いながら、通常業務とプロジェクトをこなしていっていることがよく分かる。

そして、私が「中小私立大学における FDの現状と課題」というタイトルで、京都外大のFDについてぶっちゃける。この日記は大学の人もけっこう見ているようなので、多くは書けなかったり(苦笑)するけれど、2年前までのアリバイありきなFDについて紹介。飲み会中心の議論が委員会などで展開されているとか、委員会の改組に無駄に4年かかるとか、ニーズを聞いて日程を変更するだけで大変とか。もちろん大学の長所についても紹介。個々の教員は熱心に教育にとりくんでいるし、学生も職員も教員もみんなまじめである。あとはどう組織化していくか、実質化していくかが問題であり、そのためには教授陣、上層部をどう巻き込んでいけばいいのだろうか、というところが課題であることを述べた。すっかり、ぼやき漫談だったかな、とは思うけれど、まあまあ伝えられたかな。

休憩の後、45分間のグループディスカッション。私は私立大学グループ。森田さん@夙川学院短大の奮闘をお聞きして、中小私立大学ならではの問題点を共有する。論理的に説明しても、感情ではねつけられることが多いので、そこをどうすればいいのでしょうね、という話になる。私は外でばっかり仕事していると思われないように、大学独自の仕事もこなすことに加えて、なるべく大学行事に参加するようにしている、という話をした。こういうのも大事だろうな、と思う。

ここでの議論のまとめは、Webなどで公開する予定ではあるが、それとともに、いろんな形で報告していかないといけないな、と思った。

なにはともあれ濃い2日間となった。自分の大学人、研究者としてのアイデンティティは揺らぎまくりではあるけれど、自分なりに消化しながら進んでいかないといけないんだろうな、と再認識はできた。

京都大学高等教育研究開発推進センター主催の第15回大学教育研究フォーラムに参加。バス停で林さん@岡山大に会って一緒に会場へ。看板に私の写真が載っていた。。。
500名以上参加するっていうのに、だいぶ恥ずかしい。

午前中は個別発表。遠海さんの発表などを聞く。声が小さいという点はマイナスではあったが、十分に及第点という感じであった。内容としては、もう少し分析を深められるかな、という感想。溝上さんの発表を久しぶりに聞くことができたのだけど、さすが興味深かった。

小講演は佐藤さん@愛媛大のところに行くつもりが、あまりにあふれているので、ロビーで仕事しようかと思っていたら、平嶋先生@広島大がおられたので、いろいろお話ししていただいた。その後、金西先生@徳島大と昼食。こういう方々とお話しできる機会もまた勉強になる。

飯吉先生@MITの基調講演。「21世紀のFDモデルの構築に向けて」というタイトルでオープンエデュケーションや、SoTLのお話が中心。さすがにプレゼンが上手い。FDを自動車教習所に例えるあたりのつかみは秀逸だったと思う。内容もオープンテクノロジ、オープンコンテンツ、オープンナレッジの関係、3種類の知識の話など、自分の経験を整理していくのにとても有用であった。要素を3つか4つにして説明するのが分かりやすいのだよな、ということも再確認した。オープンコンテンツだけ準備してもなかなか利用は促進されないので、その辺りのことをどうやって提供していくか、ということは仕組みとして考えていかないといけないだろうな。

シンポジウム。「FDの学内組織化と大学間連携」というテーマで4名のパネリストがお話。今泉氏@文科省はFDの組織化などについて目標の指針や支援(GPなど)のお話をされた。やや分かりにくい面もあったが、基本的には時限付予算によって学内のFDの充実、大学間連携の立ち上げなどを支援する、というふうに理解した。

その後、小田先生@山形大は、主として「つばさ」のお話、松下先生@京大は京大内のFDの組織化、関西FDのお話。そして、山田君@島根大は学内の取り組みについてのお話。大教センターが外部評価者でもなく、迎合でもなく、ハブとしての役割を果たしていかないといけない、ということを、現状では個人のパフォーマンスに依存しており、その問題点について指摘した。至極納得、である。時限付き予算の増加により、若手の任期付き教員が増え、先が見えない中、働かないといけないし、畑違いのことも多い。その問題を主張してくれたことはとてもありがたい。

山田君の発表もあったので、緊張したが、質問することにした。シンポジウムなどでは質問することはないのだけれど、これは言わないといけないな、と思ったからだ。今泉さんに「FDの組織化に必要な条件はポジティブリストに見えてしまう。現状では若手教員が任期付きという不安定な状態で、非常に大量の仕事をこなしている。それに限らず、大学全体としても作文を書くことも増えている。本当に支援しようと思うのなら、時限付きで大きな予算を配るよりも、少なくてもいいから恒常的な予算を確保してほしいと思うのだけれど、どのようにお考えですか」といったようなことを質問した。緊張したので、うまく伝えられたかどうかよく分からないのだけれど、今泉さんの回答はポイントをずらしたもので、3回やり取りしたけれど結局適当な回答は得られなかった。まあ、役人という立場では仕方ないのだろう、とも思うけれど、それにしても、もう少し何かいい意見がもらえるとありがたかったのだけど、と思った。情報交換会でお話できたら、と思ったのだが、残念ながら帰られていたので、また別の機会にお話しできるといいな、と思う。

その後、議論はFD評価や学習時間の話に。なんとなくな議論が続いたかな、という気がする。

情報交換会。あちこちにご挨拶。質問に対しては、おもに肯定的な意見をもらえたので、思い切って質問してよかったのかな、と思う。

そして、若手FD研究者飲み会。百万遍くれしまにて、教職員30名、院生・学生7名の合計37名に参加していただき、とても盛大な飲み会になった。関係者の皆様、ありがとうございました。はじめてお話しする方も多かったし、なんといっても佐藤さん@愛媛大と初めてお話しできたので、これもよかった。

神藤さん、尾澤君、望月君と3次会。近況に加えて、9年前のプロジェクトの話なんかでも盛り上がる。いやいや、なつかしいね。結局2時まで。

卒業午餐会&関西FD

ウェスティン都ホテルにて総長招待学位記授与・修了祝賀会。900名くらいが1フロアに集まる豪勢なパーティ。総長夫妻と駐日ポルトガル大使夫妻が臨席。京都新聞に載ってました(「ポルトガル大使、卒業生を激励 京都外国語大」('09/3/19))。ここ数年は、陣内・紀香の結婚式クラスのパーティだ、と言っていたのですが、離婚しちゃうかもしれませんね。。。なんか豪華すぎるような気がしてならないのですが、学生にとっては1回の経験だし、いいのかな。でも毎年思うことで、毎年書いているけど、ネイティブの教員も呼ぶべきだろう。

終了後、少し打ち合わせをしてから、京大へ。関西地区FD連絡協議会の公開研究会「授業評価からFD評価へ」に参加。途中からだったが、いろいろ考えるところがあった。ただ、FD評価自体もまだよく分からないわけだし、授業評価から一足とびにFD評価にはつながらないので、シンポジウムのテーマとしてちょっと難しいかな、とは思った。

ミーティング続き

歯医者、外大にて卒論CD作成などの事務作業。その後、京大へ。短期間での自転車で移動なので疲れる。。。

まずは来年度の授業「情報科学演習」に関する打ち合わせ。後半がプログラミング教育の研究対象となる。教材はものすごくよくできているので、授業する方としてはありがたい。研究として考えるわけなので、理論づけと評価方法について少し議論。継続的にミーティングが必要そうだ。

続いて、修論ミーティング。ようやくデータが分析できる状態になってきたかな、という感じ。とりあえずあてをつけることが重要。

6名で夕食を食べに行くことに。いろいろ盛り上がる。

帰宅後、発表資料の作成。こんな感じでいいかなぁ。


イギリス視察の成果

昼前に大学へ。昼からの準備など。

昼から教職勉強会の学生への授業。「化学反応」で、気体の性質とか化学反応式の作り方とか。

そのあと、梶川先生と少し話して、キャンパスプラザ京都へ。大学コンソーシアム京都の戦略GP「地域内大学連携によるFDの包括研究と共通プログラム開発・組織的運用システムの確立」の会議。海外視察報告。韓国、イギリス、アメリカとそれぞれ30分。私の行ったイギリスは松本先生@佛教大がものすごく的確にまとめて報告していただいた。前半では、全体の視察のまとめと戦略GPの取り組みへの意見、後半が4大学の内容を簡単にまとめたもので、行った自分にとってもものすごく参考になった。戦略GPの今後の進め方については、よく検討する必要があるだろう。

私は委員会などに入っていないので、ちょこっと仕事したり、ご飯食べたりしてから、京都市役所の近くにあるアイリッシュバーへ。イギリス視察のみなさんで飲み。違う大学の教職員5名で4時間もしゃべってしまう。イギリス視察の話はもちろんのこと、各大学の現状、戦略GPに関する意見など多種多様な話題で、とても楽しく勉強になった。今回のイギリス視察はいい経験になったのだが、一緒に行った教職員と知り合えたのが、個人的な一番の成果かも。


早く達観したい??

午前中、院生指導。仕事をお願いして、週末の発表資料を簡単にチェック。去年よりはだいぶ良くなっている。

午後、休・退学者検討委員会。今回が初めての開催で、いわゆるワーキンググループ的な位置づけのようだ。まずは分析が目標になるのだが、実質的な話ができたように思えて、とてもよかった。リテンション率の向上(退学率の低下)は、大学にとっての重点課題であるから、こういった取り組みは意義があると思う。このような分析と新しい取り組みをうまくリンクさせていくことがさらに重要になる。

その後、遅れていた書類などを書く。とりあえずたまっていた〆切は終了、かな。まあ、発表資料2つ、報告書1つが20日以降目白押しなので、まだまだか、、、。

その後、ちょっとした用事のため、京大の楽友会館へ。院生部屋で少しトーク。80歳までワープして早く達観してのんびり過ごしたい、という話に。えー、そんなのいやだー(笑)。まだまだやりたいこといっぱいあるでー。でも、あんまり戻りたい、ってことも思わないなぁ。みなさんはどうですかねぇ。

帰ってから、発表資料を作成。80%くらいは、できたかな。


午前中は洗濯しつつ、ビデオを見る。

午後にばりばり作業する予定が、発表資料は、気持ち進んだ程度。あまりのうだうだぶりに凹む。。。

夜、「探偵!ナイトスクープ ザ・ゴールデン」を見る。鬼のようなタイミングでカーネルサンダース人形が発見されたのも何かの縁なんだろうか(笑)。

ゴールデンだからといって特にテイストを変えるようなことはなかったようで、これもなにより。去年から見てない時も多かったので、マジックおじいちゃんは知ってたけど、「ゾンビと戦う3兄弟」は見たことなかった。面白すぎる、、、。これぞ関西人、という感じでしょうね。あれを道徳の時間に流すってのも、これまたいいです(笑)。

よく、授業中にも「探偵!ナイトスクープ」のネタをします。結構有用なんですよね。

たとえば、視聴率のしくみの話をするとき。
昔、上岡局長の頃、たしか「視聴率30%越えたらハワイでやる!」 とかいうことで、視聴率アップ作戦をやってました。

何をしたかというと、岡部まりが「探偵手帳を差し上げます」といって番組をしめた後、 2分半ほどのCMがあり、5秒間で番組終了の告知があるのですが、 この5秒間に探偵が一発ギャグをやるようになりました。そして、これが週を通してのクイズ(ナイトQ)の問題だったのです。

番組の視聴率は、岡部まりのくだりで終わり、ではなく、 あの2分半のCM終って、5秒の告知までが範囲になる。 ということは番組を見てもらっているだけではだめで、 最後のCMまで見てもらわないと、視聴率が落ちてしまうことになる。なので、ああいう策をとることにしたらしい。いまは、クイズがなくなってるので、まあサービスなんでしょうけど。

あと、昔の依頼で、中学生(ここはあやふや)が「紙を20回半分折ったら、先生がなんでも言うことを聞いてくれる、 って言ってるので、なんとかして折りたい」というのがありました。 このビデオがあったらぜひ授業(指数的爆発の導入で)で使いたいところ(笑)。実際に模造紙を体育館に敷き詰めて実験していました。すばらしいです。

ちなみに20回は何があっても折れません。紙を20回半分に折ると、だいたい100万倍になります。なので、0.1ミリの紙だったとして、100,000ミリ=100メートルの厚さになりますね。計算すればすぐわかるのですが、それを実際にやってみる番組はすごいと思います。

笑ってずいぶん気が晴れたので、これからがんばります。

〆切間近になりましたので、再掲です!よろしくお願いします。

3月20日、21日に京都大学で「大学教育研究フォーラム」が開催されます。
その日に合わせまして、3/20の20:00から若手飲み会を開催することにしました。
興味のある方、ぜひぜひご参加ください。

〆切は3/15になっています。

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  若手FD研究者ネットワーク 京で飲み会 2009
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 年度末はFD関係のイベントが多いですよね。
 そして、その最後を締めくくる?「大学教育研究フォーラム」に
 参加している若手のみなさんでFDを語ろうではないか、という企画です。
 
 すなわち、言いかえますと、「せっかくなんで、みんなで集まって
 飲んで仲良くなりましょうや!」という企画です。
 あ、だいぶ変わっちゃいましたか(笑)。
 
 3月20日(金)の情報交換会の後に、百万遍で行います。
 京大時計台から徒歩7分程度の場所になります。
 
 参加資格は”自称”若手のFD・大学組織にかかわっている方です。
 もちろん職員でも院生でもOKです。
 「知らない人ばかりなんだけど、、、」という方も、ちょっと勇気をもって
 参加してみてください。ぜひ、よきネットワークを作りましょう。 

 なにか質問などありましたら、代表幹事の村上までご連絡ください。
 masayuki +at+ murakami-lab.org
  
詳細は
http://www.murakami-lab.org/pukiwiki/index.php?jfdn-jr飲み会2009
にも載っております。

○日時:3月20日(金)20:00~22:00
○場所:百万遍近辺(京大時計台から徒歩7分程度)
    決まり次第、連絡いたします。

○予算:3000円程度(院生1500円程度)
○〆切:3月15日(日)

○申込方法
fd-enkai2009 +at+ murakami-lab.orgあてに
「若手FD研究者ネットワーク京で飲み会2009 参加申し込み」
という題目で、本文に、氏名、所属、職名、を書いてメールしてください。

代表
村上正行(京都外大)

運営・総務
杉原真晃(山形大)
及川恵 (京都大)

会場・会計
石川裕之(京都大)
大山牧子(京都大)

ぼちぼち

昼前まで寝る。特色GPのシンポジウムに出よう、と思っていたけれど、どうも体も重いので、取りやめ。

学科の卒論CD作成の作業、年度末の予算関係の調整の目途をつけてから大学へ。事務室で処理をお願い。その後、業者へCDコピーの発注。まあ、これで年度末の予算執行は大丈夫かな。

メールでいい話の連絡をいただく。すごーい。私もがんばらねば。

来週、再来週の発表資料を作らないといけないのだけど、結局ほとんど進まず、、、。
お笑いのビデオを見たりして過ごす。4週分たまっていたレッドカーペットはこの2日で消化した(笑)。

大阪でいろいろ作業。この年になっても、いや、なったからか、なかなか決断できないこともある。

大阪に帰ると、ついつい紀伊国屋に寄って、大量に本を買ってしまう。12冊。重い。。。年度末で研究費もないのに、つい論理的思考とかプレゼンとかの本にも目が行ってしまう。来年度の「言語と平和」、どうしようか。まあ、その中には阪神の本も2冊あるのだけど(笑)。

雨だし、まあ、今日はいいか、ということで、大学には行かずに、家にいる。ちょっと休んで、卒論CDとか種々の連絡でメール書きとか、いろいろ作業はこなす。メリハリつけなきゃ、と思うんだけどね、、、。

 

溝上さん@京大をようやく読了する。以前に献本していただいていたのに、なかなか読めず、読み始めてからは少しずつ読んでいった。

2部構成で、第Ⅰ部では自己形成論の基本的感覚を得る部分を発達的に概観し、第Ⅱ部は青年期の自己形成論として展開する、ということになっている。溝上さん自身の研究としては第Ⅱ部がメインだが、第Ⅰ部も溝上さん独自の観点でまとめられており、さすがの内容である。

実際のところ、私にはちょっと難しい内容(特に第Ⅱ部)ではあったが、第Ⅰ部の内容は(多分だけど)だいたい理解できたし、「ポジショニング」と「同一化」のことは少しは理解できるようになったのではないかな、と思う。

個人的に一番興味深かったのは第3章の”他者へのポジショニング”で、”ポジショニング”というのは「あるポジションを取ろうとする行為である」と定義される(p53)そうだが、他者との関係性によって自分の立ち位置を明らかにすると同時に、他者のポジショニングも明らかにしている、というのは確かに、と思った。また、3節で「「他者を通して自己になる」ときのもっとも基本的な自己形成、meとしての自己を把握するプロセス」をまとめていて、自己像ってなんだ、ということが理解できたと思う。

以前に読んだ「現代大学生論」(私の昔の感想はこちら)のように、そうそう理解できる内容ではないので、また時間をおいて読んでみたいと思う。

実は、私などが実際に一番興味深かったのは、巻末の「自己論へのスタディガイド」である。自己論を学ぶための、ということになっているが、研究者としての営みがつまびらかに書かれている。とても面白いし、共感する部分も多いし、参考にもなる。「激しく文章にする」という説明が溝上さんらしいと思った(笑)。このガイドが、自己論研究者の「自己」の一例を示しているのかな、と素人なりに思ってみたりする。

年度末

大学にてこまごま作業。ちょっとした原稿を提出していく。なんか休めてないけど、なんか仕事も進んでない気がする。いかんなぁ。年度末だからかね。

午後、教職勉強会の学生に授業。今日は水溶液。何したらいいのかな、と思ったけど、質量パーセント濃度とmol濃度をやればいいみたいなので、テキストを見て久しぶりに勉強して解説。

年度末な仕事をして、大阪に帰る。道中、本を読めるのが良い。


結局遅めに起きる。まあ、しかたないよね、、、。午前中、歯医者。

外大に行って、企業からソフトウェア利用のインタビューを受ける。本当は上司の梶川先生と2名で受ける予定が、都合により私だけで。おいおいレポートになるらしい。ただでさえ顔も写真写りも悪いのに、出張帰りで洗濯してしまったので、服もあやしい。三重苦。うまく修正しておいてください(苦笑)。

次は京大。自転車で走る、走る。修論ミーティング。その後、博論ミーティング。2名とも留学生なので、うまく伝えられているかどうかが、いつも少し心配。そのあとも少し打ち合わせ。

8時半と遅くなってしまいつつ、楽友会館へ。ラウンドテーブルなどの打ち合わせして、とくらで夕食。数年ぶりではないかしら。甘鯛食べつつ、トーク。

家から外大まで30分、外大から京大まで45分、京大から家まで15分。だいたい1時間半ほど自転車で走ることに。少しはダイエットになったかしら。。。

寝不足対応?

昼まで寝る。温泉で癒されたとはいえ、ここ数日の寝不足には対応しておかないと。

昼から出張時にたまっていた事務作業なんかをこなす。

夕方、大学コンソーシアム京都の戦略GP「地域内大学連携によるFDの包括研究と共通プログラム開発・組織的運用システムの確立」の研究員・調査員が京都外大を訪問される。副学長、平山FD委員長、職員2名で対応。戦略GPに関する説明を受け、京都外大のFDに関する情報などを提供。どうなりますかね、戦略GP。

帰って、メール返信、書類作成など。FD関係の仕事が多い。1つ忘れてて、2時頃に気がつき、いそいで書類作成。ふぅ。寝不足のままじゃね?

人工知能学会ALST研究会2日目。

8時20分から。はやーい。寝不足解消できるのはいつの日か、、、(苦笑)。

昼過ぎまで目一杯セッション。つめつめで疲れたけれど、面白かった。

特に林さん@阪大の「方略志向の整理による学習・教授理論の理解の深化に向けて」は秀逸だった。すごい。オントロジーで学習・教授理論を記述、整理し、モデルとして分類などしていこうという試み。もちろんエイヤッで切る時もあるだろうし、賛否両論もありそうだが、試みとしてはとても興味深い。いろいろ質問させてもらった。もう1回ちゃんと読んでみよう。

続いての笠井さん@岡山大の「オントロジーを基盤としたICT活用授業設計支援」も面白かった。こちらはオントロジーと教員言語を対応させることによって、利用者が支援システムを利用しやすいようになっている。ふーむ、そういう風にすると、実際に使いやすいよね。

この2名の発表を聞いて、なんかオントロジーを理解できそうな気がした。もっと勉強しないとね。

昼は小尻さん@名大組と東さん、正司さんと昼食。まったり。温泉。まったり。すばらしい。こういうイベントが月に1回くらいあったらいいね(笑)。

京都に帰って、美濃研の追い出しコンパに。35名ほどの参加者がいて私も上から5番目。若干、若さに圧倒される。そして2次会。6名でまったり楽しくトークして過ごしてしまい、結局午前2時。がーん。寝不足は全く解消されない。。。

朝起きて、発表資料の作成。寝不足ながら、何とか完成。ワイドビューひだに乗って下呂へ。

人工知能学会ALST(先進的学習科学と工学)研究会。3月はいつも合宿形式。これで4年連続参加かな。

午後1のセッションで発表。「映像シーンを用いた授業要約の作成による教育効果の分析」という題目で、京大とNTTの共同研究で実践している研究について。なかなか面白い実践なのだけど、どうやってまとめたらいいのか、っていうところで苦しんでいる。フロアからもいろんな質問や意見をいただいたので、またよく考えてみたい。そのあと、連名に入っている正司さん@奈良大の発表。こちらは「プログラミング教育における学習コンテキストの獲得と分析」と題目で、入力や圧力センサーなどを使っての実験。こちらもなかなか面白そう。

さまざまな発表、「第19回教育システム若手の会」の報告など、盛りだくさんだった。どれも面白かったが、特に堀口君@早稲田大の発表がよくまとめられていたし、M1とは思えないような落ち着きぶり、質疑応答であった。e-Learningにおける学習者の状況を獲得して分析するもので、いくつか先行研究もあるのだけど、すぐに実現可能な設備で十分な成果が出ているところがすばらしい。

12:45から19:30まで目一杯、発表を聞いたあと、懇親会。おいしい料理に舌鼓。そして、温泉。いやー、すばらしいね。

その後、部屋で東さん@NTT、正司さん@奈良大、益川君@静岡大とパソコン見ながら少しトーク。みんなすごいものを作ってるなぁ。感銘を受ける。

そして、ナイトセッション。深夜まで議論。先生方の熱き思いが感じられる。

東海地方への出張行脚。朝早く出て名古屋経由で椙山女学園大学へ。教育工学会の研究会。発表が58件で、ある程度の学会なら全国大会のような感じ。5会場並行。

午前中は座長を務める。中沢さん@JAISTの研究初学者?のためのオントロジーを用いた研究支援に関する発表が面白かった。ちょっと内容がつめこまれていたこともあって把握しにくい部分もあったものの、アイデアなどはとても興味深かった。また、坂田君@NPO学習創造フォーラム、泰山君@関大の関大組の発表にも質問して、後でコメント。坂田君は久しぶりに会ったが、頑張っているようでなにより。

昼に研究会委員会。委員長や副委員長、幹事のみなさんのおかげで研究会が成り立っていることがよく分かる。会場担当のときには頑張らなければ。委員会はスムーズに終了。

昼からは今井さん@岐阜大と研究に関する話をして、発表を聞きまわる。望月君のSNSによる教育実習支援に関する発表はさすが。教育GPの実践を進める上でも、自分の研究をする上でも、すごく参考になった。また、がんばらなあかんな、とも思った。

午後2のセッションで、渡辺君@東工大の発表を聞いていたら、プロジェクタが落ちる。どこの部屋も落ちているらしい。あちこちめぐってブレーカーが落ちていることが分かる。部屋にもどってしばらくするとまた落ちる。えー。今度はブレーカーは落ちてない。原因不明のまま復旧。部屋にもどってしばらくするとまた落ちる。えー。どうやら工事が原因っぽいので、工事の方をつかまえて聞いてみる。緊急放送のテストをしているらしい。おそらくそれが原因なので、しばらくやめてもらうようにお願い。無事復旧。よかったー。まあ、いろんな事が起こりますよねー。

ちなみに、渡辺君が研究目的を話そうとした時にプロジェクタが消えた(1回目)のですが「えー、研究目的がないわけじゃないんですけど」と機転を利かして発言しました。素晴らしいと思います。座布団3枚。

で、無事終了。会場担当の亀井さん@椙山女学園、本当にお疲れ様でした。

終了後、20名ほどで飲みに行く。椙山女学園や岐阜大の学生らを相手に今井さんと私のトークが炸裂、という感じだったろうか、、、。二人ともしゃべりすぎ(苦笑)。そして、今井さんのすごさを再認識(笑)。

ホテルについて、明日の発表の準備を少し。まあ、なんとかなるかしら。

授業担当者打ち合わせ会。京都外大で授業を行う先生が一堂に会する機会である。

午前中は教養教育の担当者会。授業改善に関するグループ討論。予定と違う振られ方だったので、一瞬どぎまぎしたが、それなりに仕切れたかな、と思う。

全体会で学長、教務部長、事務局長の話を聞いて、懇親会。途中で抜けて準備して、情報科目担当者打ち合わせ会。

そのまま、「言語と平和」研修会。藤田さん@法政大にお越しいただき、「初年次教育で班活動を通じてゼミ発表スキルを獲得させる方法」という題目で講演&ワークショップをやっていただく。私は学会で一度聞いて、これはぜひ大学の先生たちに聞いてもらわねば、ということでお願いした。外大風にアレンジしていただき、初年次教育の定義から授業設計の話、そして、ペアワークやミラーリングなどを体験した。外部の先生にお話ししてもらうことで、かなりの意識づけになったのではないかな、と思う。今後のカリキュラム設計にもいかしていきたいと思う。

藤田さんの取り組みは、「初年次教育モデル授業」として、さまざまな資料、ビデオなども公開されている。初年次教育に取り組まれている方は要チェックです。

その後、西院にて懇親会、二次会。


久々に予定がない!

久々に予定がない。すばらしい。午前中はたまっているお笑い番組(爆笑レッドカーペット、THE THREE THEATER)をいくらか見る。

休みにしたいところだが、そうも言ってられないので、昼からは明日の準備とか、研究会の発表資料を作成したりとか、FD関係の仕事したりとか、学会の仕事したりとか。結局気がつけば夕方。でも、予定がないので、気分的はゆっくりできる。いつもこのくらいだったらいいのに。

WBC「日本-中国」戦を見る。この感じ、打たれたら終わりやな、、、。打線にはなってないのが心配。球数制限あるから大変だけど、このルールを踏まえれば、明らかに日本有利な日程よね。明後日ダルビッシュ投げようと思えば投げられるし、7日もし負けても8日にピッチャーつぎ込めるもんね。韓国や台湾は6、7、8と3連戦だから、そういうわけにはいかない。前回優勝やからいいのかもしれんけど。韓国のファン、怒ってないのかなぁ。


ちょいと疲労が

少し遅めに起きて、大学へ。入試業務。これで今年度の入試は終了。

事務作業をこまごまして、歯医者。

その後、京大へ。18時半からミーティング。まだまだ大変。

イギリスから帰ってきて、あまりゆっくり休んでないので、さすがに疲労がたまってきた。
ちょっとゆっくりしたいところ。


お祝いと院生たち

実家にて種々の用事を済ませる。昼に京都に戻る。

帰ってから少し作業したあと、坪田君、大山さんと飲み会。大山さんの京大大学院教育学研究科の合格祝いである。いろいろしんどいこともあったと思うが、合格して本当にによかった。坪田君には英語をがっつりみてもらい、他の先生や学生にもいろいろ支援してもらったので、みんなに感謝しつつ、さらにがんばっていい研究者になってほしいと思う。

遠海さんも関大大学院総合情報学研究科に無事合格したとのこと。こちらもいろいろ迷惑をかけながら、支援を受けながら、の合格・進学なので、しっかりと貢献してほしいと思う。

まあ、この2名は引き続き面倒を見ていくことになるので、一緒にいい研究ができれば、と思う。

院ゼミ。昨日のFDフォーラムの振り返り、近況報告など。

午後から教職研究会から依頼された理数系の講義。京都外大で教員採用試験を受けようという学生が勉強会などを実施しているそうだ。今日は、力学と数列。初めてなので、多少手探り。こんな感じでいいのかな?

こまごま作業して、実家に戻る。週1か隔週で帰ってきているのだけど、その際のささやかな楽しみであったスーパー銭湯の田辺温泉がずっとしまっていて残念。。。もちろん他の銭湯には行くし、ゆっくり入れて楽しいんですけどね。

第14回FDフォーラム2日目。第6分科会に参加。「主体的な「学び」を目指した学習支援-「グループ学習」と「プロジェクト学習」の方法と実践-」というテーマである。國安さんがコーディネータで、話者は私の方でお願いした。

午前中は3名の先生のお話。

まず、安永先生@久留米大。安永先生は日本協同学習学会の会長であり、5年ほど前にお話を聞いて、その話は「言語と平和」を設計するときにものすごく参考にさせてもらった。今回は協同学習、LTD(Learning Through Discussion)のお話。教育心理学者なので、心理学の知見に基づきながらお話しされて、とても分かりやすい。協同学習は「認知と態度の同時学習」が効果としてあげられ、自他共栄のこころ、日本的合理性、という言葉で表せる、ということをおっしゃっておられた。

また、「人に言ってつぶれてしまうアイデアは大したことない」とおっしゃられた。ものすごく共感。もちろん、一部の科学系ではあてはまらないと思うが。

安永先生の実践については、「実践・LTD話し合い学習法」「大学授業を活性化する方法」にまとめられている。とても具体的で、参考になります。

八重樫さん@立命館。PBL(Project-Based Learning)の実践について。デザイナー出身だけあって、スタイリッシュ。プレゼンもかっこいい。すごいなー。東大・ベネッセのBEATのセミナーの資料が参考になる。2つの授業を「入り口としてのPBL」「出口としてPBL」と位置づけており、実際の問題を探し、解決する能力を身につけることを目的として、とても興味深い実践を行われている。

杉原さん@山形大。今回はあえてPowerPointを使わず、資料ベースで話をされた。教養教育の大人数講義「春からのキョウヨウ教育必勝法A」、春の集中講義「なせば成る!~大学生活事始め~(教養セミナー)」などのお話。個人→共有→グループ、と学習を移行していく方略など、とても参考になる。最後は共同体などの理論的な話でまとめてくれる。さすがだ。

昼食後、グループに分かれて質問を共有、議論して上で、全体で質疑応答。安永先生が本当に柔らかい。なんやろうなぁ、あの柔らかさ。グループ作業の進め方もきっちり決めていてすごい。

質疑応答で、気になるのは、すべてPBLとかグループ学習でやるべき?みたいな質問が出てくること。そんなわけあるわけない。たしかに、今回の3名の話を聞けば、グループ学習、PBLのすばらしさはよく理解できたと思うけど、そんな全部を置き換えられるわけがない。バランスも大事だし、カリキュラム全体で見てみる必要がある。当然、学部、学科の目的にもよるだろうし。

というわけで、終了後、杉原さん、八重樫さんと”講義の重要性”についてもっとアピールしたいよね、という話になった。何かやれれば面白いと思う。

個人的には本当に満足な分科会だった。3名の先生には本当に感謝です。お忙しいところ、講演をお引き受けいただきまして、ありがとうございました。

FDフォーラム終了後、京都駅にて杉原さんと打ち合わせ。20日、21日にある大学教育研究フォーラムのラウンドテーブルである。四方山話も混ぜながら終了。


 

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