2010年2月アーカイブ

朝、早く目が覚める。すごいねぇ。温泉に入って、朝食。ちょうど乗合バスが出るということで、乗せてもらって、小松駅。帰りはサンダーバードで京都へ。思いのほか早く帰ってこれました。

昼に帰宅したので、女子フィギュアスケートを見てみることにしました。実はここ数年、ニュースでちらっと見るくらいで、ほとんど見たことがありませんでした。

ちょうど鈴木明子選手の演技からでした。スケート全然分からないのですが、本当にすごいと思いました。なんでしょうね、気迫というか、なんというか。終わった瞬間に涙していたのを見て、思いっきりやれんだなぁ、とこちらまでうれしくなりました。

その後、安藤美姫選手。すごい衣装だなぁ、と思いましたが、クレオパトラなんですね。こちらもすばらしいと思いました。以前、騒がれていた時から、だいぶ落ち着いたんでしょうね。今こそもっと報道してあげればいいのに、と思います。

で、ヨナ選手。みんなが「全然違う」と言っていた意味が分かりました。なるほど、たしかに異次元だったと思います。あまりになめらかな動きで、本当に踊っているみたいでした。

浅田真央選手。ちょっと失敗しましたが、こちらも異次元でした。でも、素人目にも、今回のヨナ選手は越えられなかっただろうな、と思いました。この2名は本当に飛び抜けているんですね。

というわけで、たぶんこれだけ長い時間フィギュアスケートを見たのは初めてだったと思うのですが、なるほどみんなが見たいと思う理由が分かった気がしました。

採点方法などには、いろいろ問題というか課題もあると思いますが、とにかく選手たちはすごいですね。感動しました。

しかし、報道で2名の対決を煽りすぎるのはどうなのかなぁ、とは思います。

夕方からは溜まっている事務仕事をこなしました。ふぅ。

FD講演をする@JAIST

朝起きて、昨日のメールのやり取りを踏まえて、講演資料の修正。なんとか形になったかな。。。

京都駅から雷鳥に乗り、小松駅へ。長谷川さん@JAISTに迎えに来ていただき、北陸先端科学技術大学院大学(JAIST)へ。今日は、FD講演会をするのです。どきどきです。

教育担当理事という浅野先生とお話。この4月からFDに関するセンターを作るそうで、大学院のFD、JAISTならではのFD、というものを考える必要性を感じておられました。

さて、会場に。面白かったのは担当職員さんが私のtwitterを見てくれていたようで、私が「小松駅なう」というのを最後にずっとツイートしなかったので、「ちゃんと会場に来てくれるだろうか?」と消息不明だと心配していたこと(笑)。これは、今ならではのお話ですよね。

FD講演会。タイトルは「遠隔講義における授業デザイン・評価 ~ICTを活用した授業改善~」。私のホームページを見て遠隔講義について話して欲しい、というい来だったのですが、おそらくFD全般の話もした方がいいだろうということで、最初にFDの定義や分類について話し、システム(技術)と授業デザインを組み合わせた相互フィードバックが重要だということ、ICTを活用したFD、特に授業を撮影された映像をどう使うか、というお話をしました。まず自分の授業を見てみることは、いろんな意味でとても有用ですよね。最初はずいぶん気持ち悪いですけど、、、。

その後、遠隔講義実践について。久しぶりに日米遠隔講義(TIDE Project)についても話しました。話してみて思ったのですが、いまでも十分有用な内容を含んでいるな、と思いました。技術面以外の部分があるからではありますが、裏を返せば、実践にまで波及していないということでもあるな、と思いました。成果を普及にまで展開していくことの必要性を感じました。

日台遠隔講義をベースにして、外化(言語化)の重要性について述べました。質問で「遠隔講義に限らず、こういう試みはあるのか」とものを受け、twitterの活用について紹介しました。質問された先生はゼミでIRCを使われているとのこと。授業内容や形式にもよりますが、こういうスタイルの重要性については感覚的には正しいんだな、ということを再確認しました。

最後に、授業改善などには共有化やコミュニティづくりが重要なわけですが、実はこういう話題はJAISTの研究としてすでに行われていますよね、とまとめました。ナレッジマネジメントなど知識工学の取り組みとして行われていることを大学に適応すればいいんですよね、ということだと思ったためです。私もここ数年、組織論や知識工学の本を読みあさっていますが、なんとか研究にできればいいな、と思っています。

あと、「いきいき研究室増産プロジェクト」の紹介もしました。ここの「大学研究室の歩き方講座」は大変興味深いですよね。先生方にとっても、学生にとっても有用だと思います。

いやー、無事終わってよかった。本当によかった。しかし、事後アンケートをとっておけばよかった。。。実際のところの感想も聞きたいです。

終了後、「まつさき旅館」へ。浅野先生と副学長の杉山先生の3名で温泉に入っていろいろお話を伺いました。運営側というのは大変だなぁ、と思いました。そして長谷川さんと合流し、夕食。驚いたことに、おかみさんが「今日、京都外大に見学に行ってきたんです。うちの娘が、この4月から入学するんです。よろしくお願いします」と挨拶してくださる。なんて世の中狭いんだ。。。


会議三昧で疲れる

午前中は教員採用試験対策授業。今日はばね、浮力。やはり説明はわかるが、問題になると厳しいみたいだ。。。

昼から会議三昧。研究所運営委員会には間に合わず、教養教育会議に。その後、教授会2つ。終わってから遅い昼食。ふぅ。

夜は飲みに。まったりお話。

京大内を巡る1日

午前中、「文化とコンピューティング国際会議」「異文化コラボレーション」研究会に参加のため、京大時計台へ。言語グリッドに基づく研究が多かったですが、私も何かするとなったらどうするかな、と思いながら聞いていました。

美濃研で昼食を食べ、しばらくしてから高等教育センターへ。田口さん、半澤くんと打ち合わせ。鳥居さん@立命館が来られていたので、少しお話しました。ふむふむ。

その後、美濃研に戻り、院生の発表練習に参加しました。モノはしっかり出来ているので、うまく伝えていく工夫が必要だなと思いました。いろいろ意見させてもらいました。

そして喜多先生らと共同研究の打ち合わせ。組み込みのプログラミングについて教えることになりそう。なんでも屋ばんざい。

帰って、録画していた「R-1グランプリ」を見る。司会の宮迫と番組の仕切りがあまりにグダグダでしたね。。。審査が終わってすぐに総合順位がでなかったりしましたし。あと、審査員の採点の幅が小さいですね。板尾、伊東、三枝の3名だけがちゃんと幅をもたせて採点していたような気がします。

昨年に比べると、ネタは少し小粒だった印象もありましたが、面白かったです。あべこうじは1本目、2本目ともダントツだったと思いました。個人的には、あべこうじ、我人祥太、バカリズム、よかったです。麒麟川島はたしかに面白いけど、あれはちょっとずるい気がしますね。あと、COWCOWよしのもんたは見たかった、、、。

その後、FD講演会の資料作成。自転車操業、万歳。

家にこもる

仕事の進みが遅いので、京大には行かず、家で原稿書きにいそしむことにする。

どうも原稿がなかなか進まない。集中力をどう高めるか、維持するか、という大きな課題にいつも悩まされますね。。。

とはいえ、なんとか夜には完成して送る。ふぅ。

R-1サバイバルステージ

午前中、院生の論文を修正。

昼前に大学へ。来週に紙ゴミの廃棄があるので、研究室の整理をする。大学院教授会。

急いで、家に帰って「R-1グランプリサバイバルステージ」。なんとか間に合った。

ナオユキファンとしてはとても面白かったんですが、最下位。。。、やっぱりネタ時間が短いのと客層かなぁ。。。ユリオカ超特Q、田上よしえ、など、テレビで久しぶりにネタを見れてよかった。面白かったです。結果はCOWCOW山田よし。まあ、当然の結果ですかね。

夜は研究会の原稿を。

午前中、大学院領域別修論審査会議。日本語教育領域の修士論文について検討する。初めてなので、どきどき。

そのまま、タクシーでキャンパスプラザ京都に移動。京都FD開発推進センター(戦略GP)主催の「第3回京都FDer塾」(PDFはこちら)

徳島大学大学開放実践センターのみなさまにワークショップをしていただきました。

まずは徳島大学の曽田センター長からご挨拶、徳島大学の実践についてご紹介。「組織的FD実施の3要素として、組織・プログラム・システムがあり、システムが組織、プログラムを回すために機能する。こういう役割としてFDマネージャーの仕事があり、職員が担当している」と。確かにこういうところでの職員の役割というのは大きいと思います。

そして、「まず徳島大学としてのFDが何か、ということを考える必要がある。それがあった上での連携」、「特定の人に頼らないFD、スター性のないFD」ということを指摘されました。これはとても重要です。属人性が高い取り組みは、組織に根付かないですからね。いかに組織にノウハウを移転していくか、ということを考える必要があると思います。

つづいて、香川さんから授業コンサルテーション、授業検討会のの解説。まずは、徳島大学での事例や中四国ネットワーク(SPOD)での教材などの紹介。徳島大学のFDでは相互研修型、個別型、集団型、成果発表共有型、学生によるFD、と目的に応じて多様な取り組みをされていて、これらの取り組みの関係性(教員の成長も含めて)も意識されているようで、す乞いと思いました。

授業検討会については、授業参観(映像撮影)の後、教員の発話を文字に起こしてセンターの教員が整理して授業記録を作成します。他にも学生アンケート、授業映像を編集した20分ほどのDVD作成などを準備されていました。この授業記録の素材そのものが大変リッチであり、有用だと思いました。そして、授業説明会では、センター教職員以外に同僚(同じ分野など)や学部のFDリーダー数名に来てもらうそうで、ここがポイントだと思いました。

この後、ワークショップ。アイスブレーキングでFD川柳を作成。そして、実際の授業のDVD、資料
を見ながら、気づいた点、どのようなコメントをするか、などをワークシートに書いて、グループで議論、共有しました。視点も人によって異なり、見直すことができました。

4時間くらいと長丁場のワークショップでしたが、とても有用なものになりました。自分も最近FDをする立場が多かったのですが、受ける立場としてしっかりと授業改善について勉強できたのはとてもいい機会でした。今後の活動に活かしていきたいと思います。

午前中、歯医者。型取り3回、吐きそうになる(泣)。

京大へ。美濃研でまったりして、楽友会館にて大山さんと論文修正に関するミーティング。なんとかなるかしら。

その後、時計台に移動し、ICTイノベーション2010へ。まあ、ものすごい人ですね。いろんなポスター発表を見てまわりました。美濃研の面々である上田さん、川西くん、小山くん、そして坪田くん、岡本さんも頑張って発表されていました。

早めに帰り、仮眠をとって寝不足を解消してから、メールの返事など。研究会の原稿まで行き着かずだな、こりゃ。。。

午前中は少しゆっくり起きて、メールの返事。昼前に家を出て、地下鉄に乗る。危うくいつものように大学に向かう電車に乗るところでした(汗)。あぶない、あぶない。

北陵高校SELHi運営委員会。3年間、SELHiに取り組まれてきたが、最後の会議となりました。鈴木先生@京都外大のあいさつの後、ビデオ撮影された研究授業を見ました。今回は普通科クラスの一般的な英語の授業。このいわゆる普通の授業でも、先生は基本的にすべて英語で話し、生徒になるべく英語で発話させ、単語習得についても工夫がなされ、といったようにすごい授業でした。先生方の熱心な活動がにじみ出た授業だったと思います。

私は評価の支援を担当する目的で運営委員になったようですが、3年間に7、8回ほど、高校の英語の授業を実際に見せていただき、先生とお話する機会を得たことは、とてもいい経験になりました。あまり役に立っていない気がしてならないのですが、私にとっては得ることばかりでした。SELHiとしては今年度で終わりですが、これからも協力できることはさせていただきたいし、いろいろ教えてもらえればありがたいです。

どうしてもメディアでは学校の先生が叩かれることも多いのですが、多くの先生が真摯に教育に取り組んでおられ、様々な工夫をしている、ということをもっと伝えていかないといけないですし、もっと生徒と関わる時間が増えるようにしていかないといけないな、と痛感しました。これは大学教員というか、研究者の役割でもありますよね。

帰宅後、ちょっと休憩して、マッサージに行きました。少し疲れは解消。

そして、夜な夜な、院生の論文の修正。

博多へ移動。九州大学伊都キャンパスへ。博多駅からバスで1時間で、結構遠いんですよねぇ。。。

野村総研共同研究打ち合わせ。SITECUBEを活用した3D仮想空間での教育に関する検討です。今年度5日目で最後になりました。

九州大、北海道大学での「英語」でのコミュニケーションに関する報告、楠見先生@京大の「教育心理学課題演習」での実践報告が行われました。楠見先生の実践は大変興味深く、教育学部3回生の授業で、3D仮想空間を使っての心理実験を計画、実施するというもので、心理実験も実践できるし、CMCの研究にもつながるし、とても有用だと感じました。

ただ、この取り組み全体は総務省のサイバー特区に関わるものですが、総務省の目的、野村総研としての目的がなにかあいまいな感じがして、来年度に向けてどのようなことをしていけばいいのかがよく分からないという問題も残りました。大学での授業を対象にするわけですから、現場の状況もよく踏まえた上で要件を出してもらわないと困るし、この仮想空間を用いて大学授業をどのくらい本気でやっていこうと思っているのか、といった意欲を明確に示してもらうことが大事だな、と思いました。実際、学生は授業を受けますしね。

こういった問題は大学教育実践を対象に研究する場合に必ず出てきます。教員は学生に意図や目的、目標をしっかりと説明できるようにしておかないといけません。自分にとっても再確認するいい機会となりました。

帰りに、小島さん@京大と博多駅までご一緒だったのですが、この方が劇的に面白いのです。人もお話も。またゆっくりお話できる機会があればいいな、と思いました。

博多ラーメンを食べて、帰洛。

長崎ぜよ!

伊丹から飛行機に乗って、長崎へ。

寺嶋くん@長崎大に迎えに来てもらって、まずは昼食。長崎名物のトルコライスですよ。長崎のトルコライスは、豚カツ・ピラフ・スパゲッティ、です。大阪のトルコライスは、洋風かつ丼みたいな感じですよね。

その後、長崎大学へ。学会などでは会って飲みに行ったりもするけれど、なかなか研究の議論ができないので、今回は時間をとって最近の研究について話しました。寺嶋くんは初等教育、私は大学教育を対象にしていますが、どちらも現場、実践と関わるので、共通の悩みも多いですね。

7年前から2年間、京都外大で一緒に仕事させてもらったのですが、とてもきっちりと研究や仕事に取り組む姿勢にはいつも驚かされるし、尊敬できる研究仲間の1人です。これからも議論したり、助言してもらえるとうれしいな、と思っています。

夕方、岡田さん@長崎大の研究室にアポなし訪問。ちょうどおられたので、少し時間をとってもらって、喫茶店でお話。どこもかしこも忙しそう。

夜は、寺嶋くん、井ノ上くんと3名で中華を食べて、ちょうど開催されていた長崎ランタンフェスティバルに。干支や龍馬など、いろんなランタンが街を彩っておりました。

しかし、街の中は、本当に龍馬押し(笑)。そないに押さんでも、というくらい。まあ、福山が主役ってもあるんでしょうかねぇ。「龍馬が愛した○○」みたいな商品もいっぱいありました。そりゃ、たしかに商魂たくましくいかんとあかんよね。


 

いつのまにか

大学にて投稿論文の最終チェック。とりあえずなんとかなった。ふぅ。

続いて、研究室の整理。書類をがしがし捨てていく。

メールの返事をしていたら、いつのまにか夜。。。あぁ。

採点の祭典ですよ

「採点の祭典」。レポートをチェックしていく。なかなか面白い発想のものも出てきて楽しい。今年はtwitterから波及して「採点の祭典」が広まったような感じがする。言い続けることは重要ですね(笑)。

合間にバンクーバーオリンピックを見る。女子モーグル。上村愛子、いい滑りだったですよね。たしかに上位3名はすごかったからなぁ。。。でも、4位でもすごいことですからね。お疲れ様でした。しかし、この方式だと、予選の結果が反映されないわけだし、予選上位の選手はかなりのプレッシャーになりますね。。。転倒した選手もメダル狙いに行って、ですもんね。まあ、当然なんですけども。

夜に結果を提出。あとは「龍馬伝」を見たり、ぼちぼち過ごしました。やっと落ち着いてきたでー。


この週末は「採点の祭典」第2陣です。ひたすらレポートや課題をチェックし、出席も調べております。

バンクーバーオリンピックですねぇ。開会式をちょっと見ました。いま、BSには入ってないので、どのくらい見れるかなぁ。

さて、スノーボードの国母選手が問題になってますね。たまたま1回目の謝罪のシーンを映像で見ましたが、確かにあれはだめでしたね。。。ここでちゃんと謝っていれば、ここまでのことになっていなかったでしょうに。。。

ただ、さすがに連盟が提案した辞退はさすがにいきすぎだろうし、それなりの形に収まった、ってことでしょうか。「腰パン・国母を救った橋本聖子の"大岡裁き"」(サンケイスポーツ '10/2/13)

周りの大人が注意できない状況になってしまっていたこと自体が問題ではありますよね。まあ、メディアが変にあおって騒ぎすぎ、だとは思いますが。。。

東海大学も声明を出していましたが、大学人としては、大学での教育、と、メディア報道を考えさせられる事件ではありました。


「國母選手に対する本学の見解について」
(東海大学)

2月上旬の1行日記。

2/11 論文書き。夜は大阪。

2/10 「教師志塾」で等速直線運動、落下運動。教授会×2、「言語と平和2」WG。

2/ 9 京大へ。卒論発表練習×3。研究内容を興味深く聞く。若いなぁ、みんな。

2/ 8 事務作業、論文書き。

2/ 7 論文書き。twitterで大学偽アカウント(bot)騒動が起こる。

2/ 6 久しぶりにSPSSと戯れる。雪の京都。

2/ 5 入試業務。

2/ 4 入試業務。GP関係の議論が白熱。連名の研究会原稿の修正。

2/ 3 京大へ。卒論〆切前でみんなてんぱっている。恵方巻を食べる。

2/ 2 採点表を提出。学内業務。

2/ 1 院生指導。午後から深夜まで採点の祭典。

 

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