博多にて3D仮想空間打ち合わせ

博多へ移動。九州大学伊都キャンパスへ。博多駅からバスで1時間で、結構遠いんですよねぇ。。。

野村総研共同研究打ち合わせ。SITECUBEを活用した3D仮想空間での教育に関する検討です。今年度5日目で最後になりました。

九州大、北海道大学での「英語」でのコミュニケーションに関する報告、楠見先生@京大の「教育心理学課題演習」での実践報告が行われました。楠見先生の実践は大変興味深く、教育学部3回生の授業で、3D仮想空間を使っての心理実験を計画、実施するというもので、心理実験も実践できるし、CMCの研究にもつながるし、とても有用だと感じました。

ただ、この取り組み全体は総務省のサイバー特区に関わるものですが、総務省の目的、野村総研としての目的がなにかあいまいな感じがして、来年度に向けてどのようなことをしていけばいいのかがよく分からないという問題も残りました。大学での授業を対象にするわけですから、現場の状況もよく踏まえた上で要件を出してもらわないと困るし、この仮想空間を用いて大学授業をどのくらい本気でやっていこうと思っているのか、といった意欲を明確に示してもらうことが大事だな、と思いました。実際、学生は授業を受けますしね。

こういった問題は大学教育実践を対象に研究する場合に必ず出てきます。教員は学生に意図や目的、目標をしっかりと説明できるようにしておかないといけません。自分にとっても再確認するいい機会となりました。

帰りに、小島さん@京大と博多駅までご一緒だったのですが、この方が劇的に面白いのです。人もお話も。またゆっくりお話できる機会があればいいな、と思いました。

博多ラーメンを食べて、帰洛。

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このページは、村上正行が2010年2月17日 23:55に書いたブログ記事です。

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