2009年5月アーカイブ

もっと交流しなければ

京大デー。「高等教育研究開発論」。田中先生の発表。IDEの原稿、日本学術会議の原稿などをもとに、これまでの研究活動をまとめる感じの発表。うーむ、いつの間にあんなに書いているのだろう。。。田中先生のお話や議論を通じてFDについていろいろ考えることになったのだが、同世代の教育社会学者らともっと交流していく必要があるな、と思った。

弁当買って美濃研。楽友に行って、勉強会。飯吉先生@MIT、Kumar先生の”Opening Up Education”を読んでいる。今日は22章。Keep Tool Kitの

"Opening Up Education"は、このページも本文がPDFであります。ぜひご参照ください。

その後、修論ミーティング。

「情報科学演習」。Excelで標準偏差、偏差値、度数分布、相関などについて説明。さすがに難しかったようだが、まあ1回やっておけばいいことあるでしょう、たぶん(笑)。

午前中は授業準備など。

昼休みに京都研究プロジェクトチュートリアル。その後、必死に小テスト作成。

「情報技術の実践」。PowerPoint。まあ、できる。

「資格情報処理Ⅰ」。小テスト1回目。できはまあまあかな。問題、難しかったのかも。

「現代社会研究ゼミ」。3回生の講読「クラウド・コンピューティング ウェブ2.0の先にくるもの」の第2章(2名)、4回生のプレゼン4名。どうしても長くなってしまう。あとは学生の質問をどうやって促すのか。日々悩ましい。

お休み

月曜日だけど、創立記念日で休み。平日に休みはありがたい。

大阪に行って、いろいろ買い物。新型インフルエンザの影響か、電車はすいている。


日曜日。美濃研出身の愉快な仲間&関係者総勢13名で、大山崎にあるサントリー山崎蒸留所に見学。

10時半に大山崎駅集合。まさに大人の社会見学である。

11時から『シングルモルト楽しみ方講座~ハイボールからはじめよう~』に参加。 まずは、ウイスキー製造工程見学。樽が並んでいるところは壮観。なんともいえないお酒の匂いが充満している。樽からいろんな成分が溶け出して、ウイスキーができていくのはとても興味深い。年を経れば経るほど、どんどん色が濃くなっている。時代と共に生きる、と言えようか。

その後、シングルモルトウイスキー講座を受け、4種類のウイスキーのテイスティング。分からん。。。まあ、でも違うのは分かるか。そして、ハイボールの作り方を習って、試飲&おつまみ。山崎と白州、2杯のハイボールを飲んでいい気分。ちなみにその後でも300円で山崎15年も飲んでしまい、お昼からへべれけ。えらいこっちゃ。

これだけ飲めて、山崎のミニボトルもらえて、(ホームページにある優待券をを印刷していけば)グラスももらえて、1000円なので、お得だ。すばらしい。

その後、焼肉屋で昼食、そして、カラオケへ。まさかカラオケボックスに行くとは。何年ぶりだろうか。 ついつい熱唱(苦笑)。

久しぶりに休日を満喫した。また、大人の社会見学、行きたいなぁ。

 

 

早めにホテルを出たものの、ホテルに忘れ物して、結局大学に着いたのはぎりぎりで焦る。

教育システム情報学会の研究会。「教育・学習支援におけるSNSの利活用」というテーマで、何と22件もの発表。すごいねぇ。

朝1のセッションで教育GPネタ、「多文化共生時代に対応できる日本語教員の育成を目指したSNSの設計・構築」というタイトルで発表。背景の日本語教員養成の話が長くなりすぎて、オーバーしてしまった。。。まだ、なめらかに話すまで消化できていない。とはいえ、たくさんの質問をいただき、感謝。休憩時間にも議論できて、とても面白かった。

発表はSNSを活用した実践に関するものが多く、太田先生@東大阪大学の「保育士・幼稚園教諭養成のための学習支援SNSの構築と運用」が目的、教員の取り組みの面でとても興味深かった。

SNSの機能を開発・拡張した研究では、目的があいまいになってしまっている感じのものが多い印象だったが、長谷川さん@JAISTの「就職活動に有用なパーソナルコネクション構築を促進するSNSの開発」は、目的と機能の開発・評価、今後の改善まで、しっかりと関連づいていて、さすがという感じ。

昼休みにSNS・新技術創造委員会。今後の活動予定などについて議論。まずは全国大会のワークショップ、その後シンポジウムなども開催することになりそう。自分もSNSに関する研究を進めなければ。

午後の最後のセッションは「企業におけるSNSの活用と実践」ということで、2名の発表があった。どちらも興味深い話だった。ただ、CoPを使うというのはよく分かるが、そのための土壌づくりをどうするのか、というところの方が興味がある。そこが問題なんだよねぇ。。。

院ゼミ。投稿論文についての指導、研究活動の方針について議論。仕事が増えてきたけれど、1つ1つ丁寧に進めていくことが大事。

昼休みに、京都研究プロジェクトのチュートリアル。まあ、問題なくできる感じかな。今年は受講生も多いそうで、がんばっていい作品をたくさん作ってほしい。

「ICTの活用Ⅰ」。ファイル構造、テーブル。結構順調に進んでいる。すばらしい。

事務作業を済ませて、歯医者で抜糸してもらい、そのまま東京は新宿へ。山手線は人が多い。。。
ホテルで必死に発表資料を作る。

さて、話題のニュース。「青山学院大学、550台のiPhoneを導入――社会情報学部の全学生に配布」(ITmedia '09/5/14)。iPodを配布するのは分かりますが、iPhoneですか。すごいですねぇ。ケータイだもんね。基本料とパケット定額フルは大学負担だもんね。お金持ちー(笑)。

 iPhone 3Gの活用については、GPSを利用した講義への出欠確認や、授業の資料・教材の配布、授業風景の動画配信を、後期の授業から導入する予定。ほかにも低学年の学生には、App Storeの各種アプリの利用を通じて、新たなライフスタイルの提案を喚起するほか、授業の中でもサイトやアプリを提案して情報の交換を促すという。

 高学年の学生については、モバイル・ネット社会を構築するサイトやアプリシステムの研究と実際の開発を通じて、世界のマーケットで通用するアイデアや開発成果の発信を目指す。

学部単位でこういう取り組みを行えるのは、かなり思いきりがいいし、とても興味深い。うらやましいが、今後の取組に期待したい。

実際、教育や学習を支援する上で、iPhoneが端末としてどのくらい価値があるのかは、使ってみないと分からないんよね。やっぱ、iPhone買おうかなぁ。。。


「情報社会論」。チープ革命、Googleの話。

昼休みは広報委員会。諮問事項の報告から、パンフレット、ホームページ、キャンパスレポート(学内広報誌)についてそれぞれ報告。基本的にはワーキンググループ体制で進めることに。それがいいでしょう。

教採勉強会の講師。三角関数。単位円を使ってのsin、cos、tanの解説と問題演習、一応正弦定理、余弦定理まで。そこまでは出ないんだろうけど。三角関数で数学が嫌いになる人が多い、という噂だけど、実際のところどうなんでしょうねぇ。180°までならなんとかなりそうだけども。

実は、教育実習で順列・組み合わせと三角関数が担当範囲だったので、13年ぶりに教えたことになる。教育実習のときには、270°~360°を教えた時に、いろいろごっちゃになってしまって、パニックになった覚えが。懐かしい。若かった(笑)。

研究室にて打ち合わせ。Excelベースでいろいろデータをいじることになりそう。データの分析、ってとても重要。感覚だけでトークしてはいけないのです。


京大デー。水曜日は3週間ぶりの授業ですねぇ。

「高等教育研究開発論」。"Peer Review of Teaching"の文献紹介。ピアレビューと言っても、範囲がいろいろ考えられる、ということを理解。その後、いろいろ議論。自分の中でも、まだあいまい。。。

弁当買って美濃研。授業準備とかトークとか。その後、プログラミング教育についての研究打ち合わせ。特徴が何か、根拠となる理論は何か、何を評価すればいいのか、を明確に。

続いて、修論ミーティング。ストーリーはなんとかなる、解析手法も間違ってはいない、というところまで。データを集めて結果を出すのみ。がんばれ。

「情報科学演習」。Excelで関数、グラフ。ここはやはりスキルの差が大きいようだ。とはいえ、みんな問題なく課題は完成させている。

少し相談ごとをしてから、タクシーに飛び乗ってキャンパスプラザ京都へ。戦略GP「地域内大学連携によるFDの包括研究と共通プログラム開発・組織的運用システムの確立」のFDerワーキンググループ。松本先生@佛教大がリーダーとなって進めてくれるので、とてもありがたい。私としては流れにのって発言していけばいい感じ。面白いことができそうな予感。

ふぅ。休憩なしの長い1日。でも、今日は充実した感じがします。


ゼミ本格始動

大阪でいろいろ用事を済ませて、昼に大学へ。必死に授業準備。ドイツ語聞いたり。何とか間に合う。

「情報技術の実践」。多言語入力。スペイン語学科とドイツ語学科が基本なので、その2ヶ国語の例文などを準備して、文字を入力してもらう。そもそも両言語とも読めないし、特殊記号も知らんし、で、苦労する。が、学生は楽しそうに打っている。1回生でいま習っているところだから、特に面白いのかも。

「資格情報処理Ⅰ」。出力装置、インターフェイス、ファイルの種類など。ディスプレイ、プリンタ、プロジェクタ、スキャナ、USB。数年前と比べれば、すっかり様変わりですね。SCSIとか説明するのに苦労する。

「現代社会研究ゼミ」。今日から本格始動。3回生は購読、4回生は研究発表。3回生2名、4回生4名のハードスケジュールで、2時間強。6限だからできる技(笑)。まあ、人数多いから仕方がない。

購読は2冊で、今日は西田宗千佳「クラウド・コンピューティング ウェブ2.0の先にくるもの」の第1章。学生から質問が出たけど、クラウドコンピューティング、ってなんやろね。答えるのはなかなか難しい。まあ、雰囲気は分かる感じだけど。「サービス化」がキーワード、かな。

研究発表は面白いものの、発表内容の関連性が薄くなりつつある。これからはメールも含めての個別指導を増やしていかないといけないな、と思う。研究、という点に、みんなの意識を置いてもらいたいところ。ここは教員の腕の見せ所でもある。


午前中、授業準備など。コピー機が思いのほか遅くて遅れそうになる。。。

午後、センター会議、打ち合わせ、広報委員会打ち合わせ。うーむ。

「情報数学」。剰余の続き。一筆書き、グラフ理論。なかなか楽しいが、学生に説明するのは難しい。おまけ問題では暗号算。九九の面白さを再確認する。

「日本語教育研究 リサーチデザイン」。今日も4名も先生方が聴講。どきどき。χ二乗検定、t検定。χ二乗検定は普段使わないので、なかなか説明がうまくない。むむむ。あと、帰無仮説、危険率の概念がなかなか難しいようだ。まあなぁ。。。何回か説明したが、これは繰り返しの説明と論文をよんでもらうことで対処になりそう。

明日の準備を少しして、大阪へ。


どたばたGW

4月下旬からどたばたしています。なので、日記更新も滞り。

この間のことは、また、書きますねー。

科研ミーティング

大阪から神戸大へ。久しぶり。科研ミーティング。横川さん@神戸大が代表の基盤研究(A)「外国語運用能力の熟達化に伴う言語情報処理の自動化プロセスの解明」である。基盤A、しかも文系(外国語教育)。すごいなぁ。私も分担者の末席を汚すことになり、少しくらいは役に立てるように頑張ろうと思う。

簡単な自己紹介のあと、横川さんから科研の概要、計画について説明。その後、分担者3名による研究報告によるアイスブレーキング。fMRIを活用して言語情報処理を行う際の脳の活動を調べ、最終的に教育・学習活動にどう活かすか、という研究となる。脳科学と心理言語学・言語学習、どちらも畑違いなのだけど、とても興味深い。一生懸命勉強してみようと思う。

  

とりあえず、今読み進めているのは、「英語のメンタルレキシコン」。メンタル・レキシコンとは、人間の頭の中にある心的辞書のことで、この仕組みや働きについての研究が網羅されている。まだまだ読めてないが少しは理解できるように、と思う。

あと、以前、横川さんからご献本いただいた「日本人英語学習者の英単語親密度 文字編―教育・研究のための第二言語データベース」も、再読中。こちらは読みやすいし、「なるほど」と思うことも多々あった。逆に、「こうすれば活かせるんじゃない?」と思えるところもあるので、その辺も少しは考えてみたい。

夜は懇親会。吉田晴世先生@大教大とは、はじめてゆっくりお話しする機会となり、とてもよかった。教育工学会などでもお見かけしていたので、これから一緒に研究できるのが楽しみだ。

5月です

院ゼミ。進捗状況の報告。ぼちぼち、かな。5月、6月は重要になりそう。私も5月は頑張りたいな、と思う。

「ICTの活用Ⅰ」。結局、受講生があふれるのは対処できなかったので、ツープラトン方式をとる。受講生を2つに分けて、解説の日と作業の日を作ることにした。実際、作業が進めばいいので、これでいこう。教材は充実させなければ。

大阪に。いろいろ用事。なんとか査読を終わらせる。

 

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