「PLUTO」を通読

久々の連休。とはいえ、疲労はまだ残っているので、昼まで寝る。昼に京都駅のビックカメラで、夕方にカナートでそれぞれ買い物。とはいえ、必要最低限な生活品ですが(苦笑)。

昼は買っておいて読んでなかった「PLUTO」7巻8巻を読もうと思い、多分忘れているので、1巻から再度読み直す。

 

全体を通してよかったのは7巻。ここの最後、泣きそうになった。。。8巻が最終巻だったのだけど、ちょっと急展開すぎるような印象もあったが、大変興味深い話だった。浦沢作品は「MASTERキートン」を少し読んだことがある程度だったのだけど、なるほど人気があるわけだ、という気がした。

実際にロボットもどんどん発達しているが、どういう風に心を扱っていくのか、という問題はあまりに難しい。嘘、記憶、の話がところどころに出ているのが、これは人間にとって大きな問題であるから、よりクローズアップされるんだろうな、という気もする。

あと、元の作品も読んでみた。手塚治虫の「鉄腕アトム」の「史上最大のロボット」である。プルートゥとウラン、アトムとの関係がなんともいえず、せつない。ロボットたちは純粋なのに、人間が傲慢である、という、浅はかさが描かれた作品なんだと思う。この辺は「PLUTO」にも少し反映されているのだろう。両方読んでみると、また面白い。

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このページは、村上正行が2009年8月 9日 23:55に書いたブログ記事です。

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