大学教育学会課題研究集会

大学教育学会の課題研究集会に参加。来年度に改革を行う「言語と平和」のゼミのための情報収集。就職したての3年前に外大であって以来の参加となる。さて、伊丹から飛行機に乗ったわけだが、これが初のプロペラ機。こわいよー。高いところがだめなので、上下にゆれるのは耐えられない。着陸前のゆれはかなり怖かった、、、。

酒井さん、山田君と3人で昼食に新潟名物という「わっぱめし」と「のっぺい汁」をいただいた。これはもう、とてもおいしかった。なんともいえんね。さすが米どころ、海どころ(?)。

今日のシンポジウムは「教育支援コミュニティづくりとしてのFD」。ここでは、国立教育政策研究所の立田先生のお話がとても興味深かった。知識経営モデルを用いて大学を考えていたのだが、「教師の知識ベースは、ノウ・ハウなど暗黙知は豊かだが、共有されコード化された知識が貧しい」といったところは、確かに、と思った。また、地域に根を下ろして、地域の企業などと協同することの重要性も指摘されておられた。FDなどで大学のことを議論する時は、どうしても中にいる人間が考えるためか、狭い範囲、知識での議論になってしまいがちだが、別の視点からの考えを意識することは大事だな、と思った。

夜は懇親会に出た後、京大高等教育の皆さんと魚をいただいた。京都にいると、お互い仕事を優先するのでなかなかゆっくりお話しする時間がないのだが、学会などに来ると話ができて勉強になる。これも学会の効果の1つよね。

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このページは、村上正行が2005年11月26日 23:55に書いたブログ記事です。

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