授業の評判

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午前中、小テストを必死で作る。「何でも帳」も必死で書く。月、火は授業だけで予定がうもれる。

「視聴覚教育」。インターフェイスの話。アフォーダンスの話とコンビニのPOSシステム、物品配置が面白かったようだ。アフォーダンスはドアねたを基本に、デジタル家電の話をはさむのだけれど、他に分かりやすいのはないかな?

「情報技術の実践」。Excelに突入。とりあえず計算式までにしたが、できる人とそうでない人の二極化が大きい。Excelは高校までにあまりやっていない学生が多いようだ。しかし、ここまで差があるとなると、他大学がやっているような、自学自習スタイルの授業も考えないといけないかもしれない。大学における情報の授業のあり方を再考する必要がありそうだ(まあ、それが本来あるべき姿ともいえるのだが)。

「資格情報処理A」。小テスト1回目。朝、コピーするのに必死だったので、研究室にタネ本を忘れたので、自分でしっかり解答を作る羽目になる。むむむ。年々受講生の質は上がってきている感じがする。なにか評判が出回ってるのかなぁ。それとも、最初の脅しが効いているのか?(いや、多分それはないな、、、)。

教員というのは、授業の評判はわりと気になるものだ。いい評価はあまり気にならないが、悪い評価は心に残る。こないだ、寺嶋君と飲みに行った時にも話題になったが、だいたい、授業がうまくいったなー、と思うことはあまりない。「学生の反応、よくなかったなぁ」とか、「ここをもうちょっと変えたほうがよかったかなぁ」などと思ったりする。鈍感な私(笑)でさえ、授業に関しては結構繊細だったりする。みんなそう思ってないみたいですけどねぇ。

夜、原稿読み。〆切地獄からは開放されたが、仕事は次々と。そら、そうだわな。

コメント(5)

手っ取り早く言うと、授業人数ってやつが
評判を物語っていると思いますよー
あと、その年によって学生のカラーも出ますしね

そうですね、確かに受講人数も1つの指標ですよね。

ただ、あまり多すぎても、授業方法を変更しないといけなかったり、収拾つかなくなったりして大変なんですけども。

カラーは学年毎にもあるんでしょうね。ただ、私などは教養科目が中心なので、ちょっと分かりにくいです。対して、学科のカラーはあるのかな、と思いますね。

一昨年村上先生の情報リテラシーをとっていました。今は卒業して、高校の非常勤をしていますが、ある生徒に「先生の授業わかりにくい」といわれずっと引きずっている私です。引きずりつつも、「先生の授業楽しい」といってもらえるようにがんばるぞという負けん気も強かったりなんかしますが。ちなみに村上先生の授業は大阪人の乗りでけっこう面白くて好きでしたよ。

以前,ミニッツペーパーみたいなのを書かせていたんだけど,その時の結果としては,

「うまく説明できた!」と思ってたのに,
「よくわかりません」という回答を得たり,
「うまく説明できなかったなぁ」と思ってたのに,
「簡単だった」みたいな回答を得ることがありましたね.

ちなみに今日の僕の講義,
「ポインタ使った線形リストとスタック・キューへの応用」を説明したんだけど,
「シーーーーーーーン」となりました.
さあ,どっちだ?w

>フジノさん

そう言っていただけるとうれしいです。
教えるというのは、なかなか大変だと思いますが、その負けん気をもって頑張ってくださいね。

>おち先生
なかなかこちらの思った通りにはいかないですよね、、、。授業を考える上で、学生のコメントは非常に重要だと思います。

私も2進数なんかを教える時とかには、「シーン」となりますが(苦笑)。

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このページは、村上正行が2006年5月 9日 23:55に書いたブログ記事です。

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