Cangoプロジェクト!大阪の勢い

ホテルから歩いていけると数人に言われ、歩いていったら道間違えて結局タクシーで徳島大へ。

第2回e学習理論研究会。金西先生からご指名を受けての参上。断れるわけがない(笑)。先日の教育工学会のときに真嶋先生、中村先生にご挨拶に行ったとき、「またぜひ会いましょう」ということだったのだが、まさか、こんなにすぐお誘いいただけるとは思わなかった。恐るべきエネルギー。

この研究会は徳島大と大阪府立大の現代GPプロジェクトを中心に設立されたそうで、各大学の実践を紹介して知識を共有しつつ、率直に意見を言い合い、実践をよくしよう、という会(と思う)。まずは金西先生@徳島大のお話。徳島大のu-Learningに関するお話。講義を録画して配信したり、PDAで学習できる部屋を作って実践したり、と活発だ。ただ、なかなか見てもらえない、ということもある。この点は実際、大学生を対象にしないほうがいいんじゃないかなぁ、というのが、私の考え。また、このプロジェクトは学生アルバイトを中心に運用してきたようで、学生集団の形成が興味深いところ。

林先生@香川大。香川大は、いわゆるタコ足キャンパスで4つに分かれていて結構な距離とのこと。ネットワークを張るのも大変。こういうところだと遠隔講義などのニーズはありそうだ。

続いて、私。初参加なので自己紹介、京都外大の現代GP(地域連携ですが)京都研究プロジェクトの話を中心にして、特色GPの二言語同時学習の話も少し。やはり興味は教材にあるようで、こちらとしてもどのように作成体勢を整えていくのか、ということを考える必要がありそう。

真嶋先生@大阪府大の「Cangoプロジェクト」。本当にすごい。教材作成の方法はもちろんのこと、登録商標や広報戦略も考えられており、なんといってもプロモーションビデオの出来がすばらしい。見入ってしまう。”コミュニケーション能力のある看護師を育てる”という明確な目標があり、教員の意識も高いのだろう。本当に感服する。みんな勢いあるしなぁ。

昼食をみなさんでいただく。初めての方も多かったが、気さくにお話できてとてもよかった。その後、情報交換。GPに採択された場合、助成が終わった後、どうするか、という問題がでてくる。お金も使い続けられるわけではないから、その辺の転換も考えておかないといけない、というのは分かった。

次回は香川での開催とのこと。次々回は京都で、という話もちらほら。というか、すっかり組み込まれてしまったらしい(笑)。

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このページは、村上正行が2006年12月10日 23:55に書いたブログ記事です。

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