FDを担当する人に求められるものは?

大学教育学会第29回大会に参加。午前はラウンドテーブル。3つくらい興味深かったのだけど、「FDを担当する人・組織に求められるもの」に参加。

藤田さん@法政大による大規模私立大学によるFDのお話。人は雇えないので、素人集団としてある程度専門性をもっておくことが重要だろう、という内容。個人的には(みんな?)ある程度の専門家を雇うべきだとは思っているのだけど、私立の場合、理事会の意向が大きいのでポストの確保は難しいところではある。しかし、あいかわらず藤田さんはすごい。。。

佐藤さん@愛媛大による国立大学のFD。専門家でないといけませんよ、という立場で論を展開。コンピテンシーリストがあってとても参考になるのだけど、「全部は満たされへんで、これは(苦笑)」という感じ。でも、もちろんすばらしい。お名前は聞いていたのだけど、同じくらいの年のようで驚いた。こんな若い人が「FDする人」を育成しているのか。すごい、、、。

その後、川島先生@国立教育政策研究所、菊池先生@玉川大、神藤さん@徳島大の指定討論。神藤さんはバランスの話もされていた。やっぱそうだよね。

そして、4名に分かれてワークショップ。細川さん@秋田大、山田先生@同志社、濱名先生@関西国際大となぜかとても濃いメンバーに(笑)。最年少ということで、私がリーダーとして報告。問題を把握する力、フットワーク、人間性などなどいろんな能力がリストアップされた。もし、全部満たすことができれば、まさにスーパーマンだ(笑)。でも、みんなで協力して進めていくことが重要なんだろうと思う。

昼食を神藤さん、細川さんととってホテルで一仕事。

夜は京大メンバーで飲み会。みんな各地でがんばっている。負けてられないよなぁ。

このブログ記事について

このページは、村上正行が2007年6月 9日 23:55に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「時間に追われ、、、」です。

次のブログ記事は「大学教育学会」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

ウェブページ

Powered by Movable Type 4.261