広報を勉強してみる

京大非常勤の採点。よく考えたら、2コマあるんだった、、、あぁ。1コマはなんとか終わらせる。同志社の一部も〆切間近なので、終わらせる。採点はあと1.8コマ程残ってるということか。

昼に大学にて事務作業。使い道は決まっているのだけど、予算の残りが少しずつで、割り振りがめんどくさい。気をつけないと。

大学の仕事の関係上、広報やPRの本を読んでいる。とりあえず2冊読んだ。

まず、西江肇司「何故あの会社はメディアで紹介されるのか」。広告からPR中心のマーケティングに転換すること、PRのためのポイントがまとめられている。情報やストーリーを作って、メディアを動かしていくことの重要性について述べられており、自分の行動を確認するにはとてもいい。

もう1冊は、読売新聞の記者であり、ヴェルディやプランタン銀座で広報の仕事もした尾関謙一郎氏の「メディアと広報」。記者と広報という正反対の立場だと、だいぶ違うんだな、ということを知ることが出来る。また、当たり前だが、人間関係、信頼の重要性も垣間見える。

この本の7章で大学広報について述べられている。大学広報は、広報業界でも遅れていると指摘しており、「勝ち組」大学の方が学長を肇広報の熱心であることも述べられている。大学倒産もある時代、危機感を感じて広報の重要性を認識しているのは、いわゆる「勝ち組」大学であり、どんどん格差が広がってしまう危険がある。「最高学府はバカだらけ」でも、「広報機能未発達説」を指摘している(書評はこちら)、中小大学はこの辺りよく認識しておかないと、痛い目にあうことになりそうだ。

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このページは、村上正行が2008年2月11日 23:55に書いたブログ記事です。

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