サリー大学訪問

British Breakfastという豪勢な朝食をとって、1時間ほどバスに乗ってサリー大学へ。

International Strategy VenueのDirectorであるMacBain先生から、Surrey大学の現状、目標などをお話いただく。4学部で8000名の学部生、5000名の大学院生が在籍、研究と教育の目標をめざしており、2017年までにイギリスでTop10、世界でTop100を目指している、ということであった。目標を明確に語っておられ、すばらしいと思った。

次にLanguage and Translation Studiesの学部長であるDlaska先生から、学部新設のお話。語学教育、言語学などの研究、ビジネス語学、生涯教育など、これまでバラバラに行ってきた教育を統括して行なえるようにするために学部を新設したそうだ。この実施に向けては、かなりのニーズ調査を行ったそうで、こういった調査の必要性を再確認した。

場所を移して、The Surrey Center for Excellence in Professional Training and Education(SCEPTeR)のDirecterであるJackson教授から、お話を伺った。Center for Excellence in Professional Training and Educationというのは、イギリス自体が関係しているセンターのようで、イギリス全体で74あるらしい。このセンターでは、Life-wide Curriculumと呼ばれている広い形でのActive Learningを実施しており、非常に興味深いお話であった。ちょっと十分まとめきれていないが、また見直しておきたいと思う。下記のYouTubeはプロモーションビデオのようだ。

次は、the Center for Learning & DevelomentのLee先生にお話を聞いた。こちらでは院生向けの研修制度(Postgraduate Certificate in Academic Practice (PGCAP))のお話や、ICT活用の研修プログラムについてのお話を聞いた。

イメージとしては、SCEPTeRの活動がLearning、CLDの活動はTeachingをそれぞれ支援しているような印象を受けた。名前とはちょっと違うけどね。

最後にInternational Marketing & RecruitmentのLucyさんから留学生の獲得、支援などについてお話を聞いた。サリー大学では毎年3000名の留学生を受け入れているそうで、入学前の語学研修、海外へのリクルート活動を熱心にやっておられるそう。また、在学中の支援はもちろんのこと、就職支援もしっかりしていた。この部署に、日本人で修士を卒業して就職された方もおられた。ふーむ、これはすごい。

その後、井上さんが大学コンソーシアム京都の取組を紹介され、遅めの昼食。ここでもいろんな会話がなされて、とても勉強になった1日となった。資料もたくさんもらったので、復習しないとね。

ロンドンに帰ってきたのは夕方過ぎ。せっかくなので、市内を散歩。ナショナルギャラリー、ビッグベン(国会議事堂)、バッキンガム宮殿を見て、中華街で夕食。ロンドンの雰囲気は感じることができたような気がする。

 

 

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このページは、村上正行が2009年2月19日 23:55に書いたブログ記事です。

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