JSET全国大会を満喫

日本教育工学会第26回全国大会2日目。体調がいまいち、、、。

午前中は安斎くん、山内さん、森さんの東大山内組(笑)の発表を見に行きました。どれも興味深く、いまちょっとワークショップの評価に関わりつつあるので、とても参考になりました。続いて岩崎さん@関大、大山さん@京大の発表を。岩崎さんはD論の内容で、うまく説明していました。あとは支援をどうするか、というところに今後のポイントがありますよね。大山さんは昨日より良くなっていてよかったです。質疑応答の返答がうまくなかったので、次の課題ですね。発表終わって東大の院生たちと一緒に教室をでたのですが、その時に「発表、まあまあやったな」と言ったら、「きびしー」って言ってたので、ま、よかったのでしょう(笑)。その後、ポスター発表を少し見ました。脇本くん@東大のポスター&デモはよかったです。

午後は田口さん@京大、稲葉さん@京大、尾澤くん@早稲田ら、大勢と昼食。いろいろお話できました。

その後、シンポジウム「教育工学を問い直す-教育工学会はどうあるべきか-」。体調悪いので、休憩しようかな、と思ってたのですが、おもいっきり聞いて質問までしてしまいました(笑)。今井さん@岐阜大の研究会のお話、向後先生@早稲田大の実践論文のお話など、自分が研究会員(6月で終わりましたが)、編集委員であることもあり、とても共感しながら聞いていました。

私が質問したのは、「JSETに限らないが、論文の書き方チュートリアル、だけではなく、査読方法のチュートリアルについてあるといいのでは」ということ。査読の視点、基準、条件のつけ方の書き方など、経験知だけではなく知りたいですものね。

1時間ほど時間があり、教育工学会の今後を考えていく上でもとてもいいシンポジウムだったと思います。実践論文について議論がされましたが、山内さん@東大のブログ「教育実践を論文にする壁」がとても参考になります。実践論文に限らず、「問題・目的・方法・結果」が対応していないという研究の筋立ての不備、は多いと思います。研究する上でしっかり意識したい点ですね。

さて、その後は、懇親会を経て、JSETワカモノ飲み会へ。今年は重田くん@東大が幹事長を務めて、盛り上げてくれました。90名以上の参加者があり、とても楽しいひとときでした。

そして、3次会?まで参戦。今年、研究奨励賞を受賞した椿本さん@東大に「何かお祝いしてあげよう」って言ったら、「センスのいい扇子ください」と言われたので、サインしてあげました(笑)。そんなのでよかったのかしら。

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このページは、村上正行が2010年9月19日 23:55に書いたブログ記事です。

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