日本教育工学会研究会

日本教育工学会研究会に出席。実は初めてだったりする。三重大へ。こちらも初訪問。大学らしい雰囲気のキャンパスだった。

2件目に、鈴木さん@京都外大の発表。英語-スペイン語の二言語同時学習CALLにおけるタスク学習のお話。全体的に落ち着いて話していたし、質問対応もうまくこなしていた。須曽野先生@三重大、向後先生@早稲田、黒上先生@関大とそうそうたるメンバーから質問を受けたので、見ている自分の方がちょっと緊張したりした(苦笑)。

特に興味深かったのは、今野さん@東北大の、授業の振り返り支援に関する研究。授業をビデオで録画して、なるべく労力をかけずに振り返りのための資料を作成しようというもの。振り返りに関する従来研究もしっかり押さえつつ、システム実装に向かうという立場は、講義アーカイブに関わっているものとしてとても参考になった。三重大の学生さんが、はきはきとしっかり発表しているのは感心した。しっかりと発表練習しているのだろう。

向後先生と須曽野先生が「大福帳」に関する報告をされた。「何でも帳」は一部の授業で使っているし、「大福帳」の存在はよく知っていたが、実物は初めて見た。先生方の報告を聞いて、大規模授業で使ってみようかなと思った。あとは、やはり教員の真摯な態度に学生は反応するのだろうな、という気がした。

初めて参加したが、発表20分、質疑5分で、少し時間にゆとりもあるし、参加してとてもよかった。12月の長崎大には行くことが決定しているらしい(笑)し、今度は自分が発表するので、またネタをしっかり考えよう。

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このページは、村上正行が2006年9月 2日 23:55に書いたブログ記事です。

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