国際ワークショップIWIC

国際ワークショップIWIC2007に参加のため、京大へ。自転車でいける国際会議だ(笑)。受付で稲葉さん@NICTにお会いして挨拶。運営する方なので大変そうだ。異文化コラボレーションに関する国際会議で、自然言語処理を中心とした情報工学系の研究者に加え、社会言語学や文化人類学など幅広い研究者が参加している。24ヶ国から100名強の参加者だそうだ。

午前中は、口頭発表。「文化とは何か?」という日本語で聞いても難しそうな発表を必死に聞いたり、塩瀬さん@京大のデザインワークショップの話を興味深く聞いたり。また、稲葉さんがNICTの言語グリッドに関する発表をされた。基本的には機械翻訳エンジンを組み合わせて多言語翻訳を行うプロジェクトで、より精度をあげるためにいろいろな方法を使うということだと思う。例えば、日仏翻訳だと、日英+英仏でやりましょう、ということですね。機軸は英語になるんでしょう。やはり意味レベルをどうするか、ということが問題になりそうです。全体的な話だったので、また詳細に聞きたいところです。

昼食をとりながらのポスター発表。Linさんが所用で台湾に帰ったため、ピンチヒッターで日台遠隔講義に関する発表。最初は昼食重視だった(笑)みなさんも、後半には多数見に来てくれて質問も頂いた。やはり、ツールや評価についての質問が多かった。長尾先生にも声をかけていただき、緊張しながらも説明させていただいた。また、石川先生@京都外大も、英西同時学習CALLの発表をされていた。

休憩もかねて、美濃研究室に戻る。自分のポスター印刷を依頼し、雑談、事務仕事。

後半のセッションから会場に戻って、発表を聞く。パネルディスカッションの内容が異文化コミュニケーションの評価についてのもので、興味深かったのだけど、時間が押していて短縮されたのが残念。また論文など調べなければ。

懇親会は、高瀬川二条のがんこ寿司にて。舞妓さんが来られて踊られた。外国人の方はとてもテンションが上がってましたね。たまたま同席したフィンランドの先生が、外大の先生を2名も知っていて驚く。世の中狭いね。悪いことは出来ません(苦笑)。また、吉野先生@和大と初めてお話させていただく。噂通りのエネルギッシュな方だった。すごいなぁ。

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このページは、村上正行が2007年1月25日 23:55に書いたブログ記事です。

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