本は儲からないのですよ

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土日のセンター入試監督があったことも忘れさせるかのように、日常。午前は、情報系勉強会。M2の修論指導とB4の院試対策。大学の戦略の話で盛り上がる。来週で一応終了の予定。

午後センター会議。梶川先生と打ち合わせ。来年度の時間割の調整など。「情リテⅣ-2」。最終授業ということもあり、うまく動かない(主としてActionScriptの間違いなのだが)ものが出てきて走り回る。まあ、なかなか良くできていると思う。もう少し、目的意識を持たせることが大事かも。

同志社「教育工学」。最終授業で質問に答える。フィンランドの教育、商業科における教育工学の利用、授業の感想などについて雑談。Web2.0、本を書いても儲からない話なんかをしてみる。研究書や教科書を書いたら儲かると思っている学生が多いのだが、全くもってそんなことはない。定価3000円としても、印税が10%、1000部売れて、3000円×10%×1000部=30万円。何ヶ月も費やすわけで、儲からないよん。1万部売れて300万。1万部売れたらベストセラーだもんね。まあ、そこまでいったらもっと売れるだろうけど。しかし、1000円の本が100万部売れたら、億やもんなぁ。いいなぁ。まあ、そんな日は来ないので、地道に生活したいと思います(笑)。

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夢がない話だなぁ・・・。僕も時々はなしをしますが(笑)
学生にとっては1万部がベストセラーですごいという感覚がないと思います。
ちょっとしたタレント本が30万部になったりとかはしょっちゅうですからね。

研究書を書く上では夢はないですねぇ(苦笑)。でも、「脳を鍛える大人の・・・」とか企画したり、「・・の品格」とか書ければすごいことになりますよ!、と夢みたいな話はしてます。今、もうけるならDSだろうな。

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このページは、村上正行が2007年1月22日 23:55に書いたブログ記事です。

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