「私立大学が変わる」のか?

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昨晩は遅くなってしまった(土日の朝型は全く続かず、、、)ので、遅めに出勤。

「言語と平和Ⅱ」関係の事務仕事、学生指導など。発表準備は明日だな。。。

帰宅後、録画しておいた「クローズアップ現代」を見る。「私立大学が変わる~ “全入時代”の生き残り戦略~」という内容。きれいな学生寮、資格重視のカリキュラム、メーキャップコースなど就職をふまえた授業、高校までの学習内容を補習する学生支援などなど。身につまされる。でも、当然これもありだと思う。

大学自身が”大学”というものをどう捉えるのか、ということだ。いろんな道がありえると思う。その大学の進むべき道を見据えて、戦略を練っていく必要がありそうだ。

コメント(4)

>いろんな道がありえると思う。その大学の進むべき道を見据えて、戦略を練っていく必要がありそうだ。

全く同意見です。きちんとした戦略を立てて皆さんが一致団結して闘わないと、生き残れませんね。我々の大学は、一体何を武器にどう闘おうとしているのでしょうね。私には、どうも分かりません。

面白そうな番組があったんですね.見逃してました.

「大学自身が”大学”というものをどう捉えるのか」
ということですが,
私は「国家的な戦略」というか「視点」...というか,
つまり,日本という社会をより良くしていくにはどうすればいいか...
というスタンスが必要だと思います.
これは,個々の大学で考えられることではなく,
もっと国レベルで取り組まないとまずいなと感じています.

ただ単に大学間での学生獲得競争の議論に終始してしまうと,世の中とんでもないことになってしまいます.

横から失礼致します。

人口が急速に減少しつつある時に、総ての大学の経営を単なる市場原理に委ねたものですから、既に「世の中とんでもないことに」なり始めています。これは、個々の大学の力では如何ともし難い事態で、それこそ、国家戦略から考えないと、もう如何ともし得ません。
大学に生きる者が、教育研究よりも経営を優先させるようになったら、もうお終いです。

国家レベルで、これだけ増加した大学の意義をどう考えるか、ということを考える必要はあると思いますが、これは市場主義にゆだねようとしている部分は大きいですよね、多分。定員割れの大学に対しては補助金削減ということのようですから、、、。

政策などの観点から大学のことを研究している方もいらっしゃるので、その方たちにぜひ頑張っていただきたいと思います。もちろん、協働できる部分はしたいと思っています。

「大学自身が”大学”をどう捉えるのか」というのは、学生をどのように教育していくのか、という問題とほぼ同義かと思います。教え込み、資格重視、サービス化、徒弟制、いろいろありえるよなぁ、と思います。教員としては、自分の抱いている”大学”のイメージと異なる場合も多くなるわけで、その辺をどう捉えていくか、というのもまた問題ですが。ここは、小中高の教員とは違った苦労だと思います。

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このページは、村上正行が2007年1月23日 23:55に書いたブログ記事です。

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