不機嫌な職場には掟がある!?

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たまってる仕事を少し片付け、阪神戦を見て、休憩。まあ、そんな1日。

また、船場吉兆で不祥事があったが、職場組織の抱える問題というのは、やはり大きい。最近よく考える。新書を2冊読んでみた。

「不機嫌な職場」。ギスギスした関係になってしまう職場。どうすれば協力できるような組織作りができるのか、といった本。グーグルやサイバーエージェントなどIT系の企業が多かったが、共感できる点も多かった。やはり情報共有を適切に行なうことが重要。

「法律より怖い「会社の掟」」。なぜ企業で不祥事が起きるのか、隠蔽体質になってしまうのか、不祥事のパターンなどについて述べられている。企業が「イエモト」型組織であり、どうしても会社のルール、人間関係のほうを重視してしまうことなどが原因としてあげられている。

官僚ならぬ「民僚」の行動パターン、を見ると、
・新しい提案・考え方には最初から否定的な反応を示す
・問題を先送りする
・指示待ち体質で自分からは始めない
・ヤバイ情報を隠す
・会議では本当のことを言わない
・人事考課が原典主義で長所を伸ばすよりも弱点を改善することに力点が置かれる
(pp75-76)

たしかに(笑)。やはり情報公開、情報共有だと思う。この辺、やはり世代間の違いは大きいようだ。どうやって変えていくのか、解決していかないといけない課題。でも、難しいのよねぇ、、、。

コメント(3)

最後の分析、某大学の組織に余りにも全て的中するので、笑えてしまうというか、泣けてきますね。処方箋はいかに。

処方箋、難しいですね(苦笑)。
みんなの意識が変わる出来事は必要かもしれませんね。
その出来事が平和に起こることを望みます(苦笑)。

本当に仰る通りです。
しかし、歴史の教える所では、得てして、涙と血を伴うのですよねえ。
平和的な解決ができればいいのですが。。。

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このページは、村上正行が2008年5月 3日 23:55に書いたブログ記事です。

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