大学教育におけるSNSの活用について考える

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教育システム情報学会第33回全国大会。会場につくと、熊本大のみなさんが一生懸命準備されていた。大変だなぁ。。。

午前中は私も末席を汚しているSNS・新技術創造委員会企画のワークショップ「SNS的アプローチを利用した教育・学習支援」で、8件の発表。私も京都外大で活用しているSNSに関する報告をした。前の発表を聞いていろいろ考えることもありながらの発表だったので、若干ぐだぐだだったような気も、、、。ただ、佐野先生@東京外大からご質問やご指摘をいただき、大変参考になった。単科大学、外国語大学としてのあり方も考えないといけない。

発表はどれも興味深かった。特に、松浦さん@徳島大の考察がとても面白く、最後の長谷川さん@JAISTのまとめはすっきりしていて、自分の考えをまとめるのにも参考になった。

SNSを教育(特に大学教育)で活用しようとする際には、コミットメントをどう促進するか、がポイントであることは間違いない。教育・学習の文脈で利用してもらうため、ほんとに難しいところ。意見としても言ったのだが、多層的な教育目標をもったさまざまな活動を行なうことを考える必要があるなぁ、と思った。最初はかなり限定した教育目標をもった活用を行なって、そこからSNSにコミットメントできれば、大学生活の日常性と大学教育をゆるく結びつけることも可能かな、と。まあ、そんなにうまくはいかないので、いろいろ手探りでやっていくことが大事かな(というか、それしかできないんだけど(苦笑))。学びはいろんなところに隠れているし。

昼食を食べて、シンポジウム。パネリストの今井さん@岐阜大は同世代だが、どーんと構えてインターネット大学院の取り組みについて話していた。恐るべし(笑)。

午後のセッションでは、あちこち聞きまわる。OCW、Sakai、SNS、学習スタイルなど関連部会ものも多く面白かったが、特に根本さん@熊本大の発表はふーむと感心する内容だった。熊本大のインターネット大学院も、ほんとにいろいろ考えてできてるよなぁ。

ウェルカムパーティでいろいろ話した後、思わぬメンバー6名でちょっと緊張しながらも、馬刺しやからしレンコン、焼酎などをいただく。

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全国大会お疲れさまです.行きたかったなぁ・・・.

私は今,國宗さんと中村さんとザグレブ@クロアチアです.明日朝8時過ぎから最後のお仕事.頑張ります!

どうもです。たぶんK尻さんですよね??。
クロアチアだもんなぁ。珍しいところ行ってるよなぁ。

発表も無事終わったかしら?
また、飲みに行きましょうねー。

あ,すいません.名前書き忘れました.そですよん.

クロアチアから帰国しました.自然がきれいな場所でよかったですよー.

今回は私自身の発表はなしですが(学生はありましたが),セッションを2つオーガナイズしました.予習のかいあって,まぁまぁまとまったセッションになってよかったです.

熊本でお会いできなかったの,残念ですー.

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このページは、村上正行が2008年9月 3日 23:55に書いたブログ記事です。

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