大学教育の特徴とは

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午前中、授業準備。田口さん@NIMEと少しお話。新聞記事をFAXで送る。京都新聞の拙稿、結構見ていただいたようで、外大の先生にも「見たよ」と言っていただいたり、感想メールも数名からいただきました。ありがとうございます。しかし、「提言」というタイトルが私をより恐縮させるんよねぇ(苦笑)。

昼休みは、資格情報処理Aの追試をしながら、京都研究プロジェクトの仕事。公開へ向けてまだまだこなすべきことが山積み。センター会議。梶川先生と中曽課長と教材の管理、施設拡充の方針などの打ち合わせ。こちらも山積み。

「情リテⅢ-1」。PaintShopPro7の解説を簡単に。あとは、個別に質問対応。「情リテⅣ-2」。先週休んでいた学生をグループに追加し、作業を進めてもらう。アニメーションをやりたい学生が結構いて個別対応。授業でやった方がいいのかなぁ。教材を見て自分でやるというのは、なかなか難しいようだ。

朝日新聞の内田樹先生@神戸女学院の紙上特別講義を読む。非常に共感。題目に「大学教育の特徴は、『これは使えるかな』という問いかけをすることです。」とあり、文中には「(前略)教室で教わった情報なんてそのうちの10%にも満たないでしょう。(中略) あらゆる経験が学術情報のための巨大なアーカイブになりうる。その無尽蔵のアーカイブを生かす情報処理法を教えるのが大学教育の大きな目標だと僕は考えています。」とある。

京都新聞の拙稿では「大学は、知の公開を行って社会に貢献するという役割と、情報に流されずに地に足をつけて情報を活用できる人間を育てていくという役割がある。」と書いた。大学で教えることは限られるし、逆に情報そのものは山のようにある。いかに情報を活用できるようにするか、というのが大学教育の1つの役割だと思う。なかなか難しいですが。

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お久しぶりです。新聞の記事、どこで読めますか?HPにアップしていただけます?それとももうどこかに貼り付けてあるのでしょうか?

新聞の記事は全文アップしていいのかどうか聞いてないので、聞いてみます。

今度、コピーを研究室に持って行きますよ。

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このページは、村上正行が2005年6月 6日 23:55に書いたブログ記事です。

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